<折に触れ 四字熟語>

    NO.103 【四百四病】 しひゃくし びょう

< 意味 > 人のかかる病気のすべて。人体は地・水・火・風の四つの元素(四大)から
      構成されていて、この四大が調和を失ったとき(四大不調と呼ばれる)、
      それぞれ百一の病気を生じ、合わせて四百四病となるという。仏教語。
      「四百四病の外(ほか)」は、この四百四病に入らない病気ということで、
      恋わずらいのこと。

出  典 :「修行本起経」下
       『・・・人に四大(しだい)あり、地水火風なり。一大に百一の病あり、
      展転相鑽(てんでんそうさん)して四百四病、同時にともに作(おこ)る・・・』 

注  意 : 語構成は「四百四」+「病」になります。

用  例 : 四百四病の中に貧ほど憂きものはなしというも、決して過ぎたる言にあらず。
       <福沢諭吉・福翁百話>

一  言 : 2月12日、昨年のジャカルタ・アジア大会で大会最多の6個の金メダルを
      獲得して最優秀選手に選ばれた競泳女子の池江璃花子選手が白血病であると
      公表し、世界中に衝撃が走りました。病は年令には関係ないことは分かって
      いますが、弱冠18才、しかも練習で鍛えあげた強靱な肉体にも病魔は忍び
      込むのか、と深く考え込んでしまいます。彼女のこれからを温かく見守りた
      いと思います。

参照文献 : 三省堂・新明解「四字熟語辞典」 岩波書店「四字熟語辞典」 
  
                              31・2・21 舛本 純