<折に触れ 四字熟語>

     NO.117 【一竜一猪】 いちりょう いっちょ

< 意味 > 努力して学ぶ者と怠けて学ばない者との間で、きわめて大きな賢愚の差ができ
      るたとえ。
      また、すぐれた者と劣った者のこと。学ぶと学ばぬとによって一方は竜となり、
      一方は豚となる意から。

< 出典 >  韓愈(かんゆ) 「符書(ふしょ)を城南に読む」(詩)	

語  釈 : 「竜」は変幻自在で霊妙な才能のある賢者や大成者にたとえ。「りゅう」とも
      読む。「猪」は豚のことで、無知で愚かな人にたとえる。

一  言 : 漢数字シリーズ その1
       「一」から「十」の中で「一」の入った四字熟語が圧倒的に多くあります。や
      はりすべての始まりですから。「一竜一蛇(いちりょういちだ)」も同じ意味
      です。豚も蛇も可哀想な気もしますが。

参照文献 : 岩波書店「四字熟語辞典」  
 
                                1・7・11 舛本 純