生活者主権の会生活者通信1999年03月号/06-07頁

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 「 渡 嘉 敷 奈 緒 美 (トカシキ・ナオミ)」 杉 並 区 議 選 候 補 の 推 薦 依 頼 

   【立候補を決心するに至った経緯】          1992年 早稲田大学ビジネススクール卒業。  私は、これまで生活してこられた社会への感謝の      1992年 t資生堂に復職、本社新規事業部に配属、 気持ちや、恩返しの心を、何か行動で表現できない         情報メディアを駆使した事業開発を手がける。 かと常々考え、今まであちこちで勉強をしていまし      1996年 資生堂CITYに配属、資生堂のシンボル た。しかし、自分の思いを誰かに託して「いつかだ        となる「資生堂新銀座ビル」の企画を手がける。 れかやってくれるだろう」という姿勢では何も変ら      2001年のオープンを目指し、建築計画をプラン中。 ない事に気づき、「資生堂で働いた14年の経験を生      ・大前研一の主宰する政策塾「一新塾」第一期生。 かし『ビジネス感覚を取り入れた、民意を反映する      ・現在同塾の企画委員。 政治』を自分の手で実行、そして獲得していこう」      ・首都圏市民ボード・杉並区代表。 と覚悟を決め、今回立候補を決意しました。         ・日本パートナードック ボランティア要員。 日本の政治は、大多数の国民がビジネスの世界で           基本政策(区民の自立支援) 生きているにも関わらず、ごく一握りの政治の専門      社会の弱者とされてきた女性、障害者、高齢者、の 家(選挙の専門家とも言えますが…)に一任するこ      問題を「人間としてどうすべきか」と捉え直し経済 とになり、結局民意とかけ離れた政治が行われてい      的、精神的に自立できる社会環境づくりをしていく。 るのが現状です。このため、あちこちに歪みが噴出            杉並区は他区に先駆けて し、また問題は殆ど手付かずのまま先送りばかりさ      ・男女共同参画都市宣言を受けて男女平等推進セン れています。                        ターの開設。  これからの政治家には、市民と同じように仕事を      ・障害者雇用センターの設立に着手した現況からも 持った生活をし、同じ目線でものを考え、感じ、そ       23区内のリード役とならなくてはいけない。 の意見を政治に反映していける市民の感覚を大切に           自立できる能力を身につける した、新しい人材が必要と考えます。            <政策>自己投資をする前向きな人に、経費の一部  会社とは現在交渉中ですが、私の希望は在職候補          を援助・ 支援。 として、昼間は今まで通り働き、出勤前の朝と会社      <目的>21世紀に通用する人材の育成と輩出を行う の終わった夕方から夜の時間を政治活動にあて、選      ・生涯教育に多くの税金を投入しておきながら、自 挙期間中の4月の一週間だけ有休を取り選挙に挑戦       分のお金を使って投資をしようという前向きな人 できれは、と思っています。結果を気にするのでは       に恩典がないのが現状。 なく、チャレンジしている「本気」を選挙でぶつけ      ・これら自己投資の費用の一部を区内の学校、サー たいのです。                        ビス業を利用した場合一部経費を援助し、21世  杉並区の議員に在職立候補することを相談したと       紀に通用する有能な人材育成を目指す。 きに、当選する確立は5%もないと言われました。      ・この制度により今まで以上に文化人、知識人の多 でも、逆にその5%に私はぐっときました。95%       い杉並区としていく。 の不可能に挑戦してみたいと思ったのです。捨て身      経済的自立できるチャンスを増やす の覚悟でぶつかった時、かならず道は開けると思い      <政策>職住接近の起業家へ開業資金の融資制度 ます。私の伝えたいメッセージは、今忘れかけてい          (直貸) 。 るチャレンジ精神の素晴らしさと、新しい時代へと      <目的>職住接近(物理的・ 時間的)起業家の発祥 変化することのへの喜びなのです。                 の地とする。  人は変化を望み、また変化を恐れます。私は、理      ・今大企業の名を捨て、独立を志す人が徐々に増え 想と変化をつなぐ主人公になりたいのです。          ているが、金融機関の貸し渋りという逆風に見廻 また私のチャレンジが、民意を反映する政治への       れ、起業チャンスを見送らざるおえない人々が多い。 一歩として、今後出てくるであろう働きながら政治      ・殆どの就労者は職場と住処に距離があるため毎日 の世界に挑戦していく人の一助となれたなら、最高       痛勤ラッシュを強いられ、そのために生涯で2万 の幸せです。                        時間もの無駄な時間を過ごしている。職住接近で     【渡嘉敷奈緒美のプロフィール】           あれば、この時間も有効に活用できる。 小林奈緒美(本名)1962年生まれ、杉並区在住25年。     ・住宅地として区民の満足度の高い杉並区は、職住 1975年 杉並区立高井戸第二小学校卒業。           接近の最適候補地である。 1978年 聖心女子学院 中等科卒業。            ・職場がはなれていると育児、介護と仕事を両立さ 1981年 聖心女子学院高等科卒業。              せることは困難であったが、職住接近で対応しや 1981年 昭和大学薬学部入学。                すい環境となる。 1985年 昭和大学卒業、薬剤師免許取得。          社会環境を官民の力で整える 1985年 株式会社資生堂入社・本社広報室に配属、      <政策>民間を中心としたサービス供給の参入の促進。     マスコミの窓口となり化粧品のPRを担当。     <目的>区は基盤整備を、後は市場原理で福祉の質 1991年 早稲田大学ビジネススクール入学(休職し          と量を確保する。     て自費入学)。                  ・区議会の週末開催 ………………………………………………………………………………………………………………………………………… 情報公開の一環として区民によるチェック機能の       し、将来自然に取り組める素地をつくる。  強化を図る。                      ・障害者雇用センターにて、従来のカリキュラムに加え ・子供を預かりたい高齢者を活用した幼児保育、延       て障害者や高齢者が社会を支える誇りの持てる就  長保育、休日保育、一時保育、保育者派遣の充実、      労手段としてコンピューターを積極的に用いる。  学童クラブの指導時間延長などの求められている       そのための訓練を障害者雇用センターにて行う。  サービスに取り組む。                  ・障害者や高齢者が、今までの経験を語る授業を小 ・保育や介護の情報を在宅や職場で入手できる仕組       中学校に取り入れる。  みをつくる。                      連絡先:住所:世田谷区松原 2-4-15-302 ・区関連の窓口業務の電子化、近代化を図りサービ      住民表上の住所:杉並区和泉3-62-18-20-5渡嘉敷方  スを電話 FAX、インターネットに切り替え、24           TEL 03-5300-3522 FAX 03-5300-7728  時間・週末、年末も常に受けられるようにする。              メール:KYK05173@nifty.or.jp ・区内医療施設のカルテはICカードにより患者側が        情報を保有できるように、事故、災害、急病の時      【杉並区議候補に渡嘉敷奈緒美さんを推薦します】。  に役立てる。                       渡嘉敷さんとは夫君の小林さんと共に一新塾の一 ・小中学校に、学外アドバイザーを派遣してさらに      期生として地方自治を学びました。今般、杉並区議  開かれた学校を目指す。                 として立候補されると聞き、驚きと納得の両方の気 ・避難所に法人の持つ福利厚生施設をりようできる      持ちが入り交じっております。女性には惜しい(差  ようにする。                      別用語でごめん)進取の気性、果敢な行動力、いず ・精神的自立を促す                    れも今の政治家に欠けているものです。 <政策>高齢者、障害者を納税者にするしくみをつ       一新塾で学んだ地方自治の精神をきっと区議の活     くる。                      動に生かされるものと信じています。生活者主権を <目的>年齢、性別、身体の状態を超えて、対等に      モットーに、女性や弱者に優しい区政を目指される     交流できる社会の実現。              と思います。自信を持って、渡嘉敷さんを杉並区議 ・ボランティアを小、中、高校の教育のカリキュラ      候補に推薦致します。  ムに導入し、若いうちから身体で福祉活動を体験       推薦人代表(杉並区エリアマネージャ)澤井正治

        首 都 圏 市 民 会 議 第 2 2 回 議 事 録 

                                記録:千葉県・高 橋  聡 

日 時:平成11年1月16日(土)16時〜18時         ・2 月の次回会合までに移転先のアドレスを各団 場 所:御茶ノ水駅西口、ルノア−ル駅前店           体が決定し、ホームページ上で移転先のお知ら 出席者:生活者主権の会(治田)                せを入れて3月をもってサーバーエリア契約も いしん埼玉市民の会(石井)              終わりとする。 生活者主権千葉の会(高橋)             ・首都圏市民会議のアドレスは現在「ヤフー」に 配布資料:埼玉公開討論会のアンケート集計、          登録されているので、登録名称を石井氏が引き     リレートークフォーラム「みんなで話そう        継ぐこととし、各団体への検索がヤフーで出来     会98」発表記録集、その他コピー資料          る様に検討する。 【議事】                          ・ホームページ移転のお知らせ案は高橋が担当す 1. 首都圏市民会議ホームページ                る。 1.1首都圏市民会議について                2.埼玉衆議院議員公開討論会について ・かながわ市民フォーラムが「首都圏市民会議」       ・アンケート結果の集計の報告があった。アンケ   を脱会したことを確認。                  ート回答者48名で、おおむね良かったとの回答 ・残り3団体で継続することも確認した。           が多かった。  ・今後は事務局長のポストは廃止し、議長のみと      3.今後の検討   して会計担当は高橋が引き継ぐ。             ・定数訴訟の件は引き続き3団体共通のテーマと 1.2首都圏市民会議のホームページ               して研究を続ける。 ・WEB マスター、2つのフォーラム責任者の代わ       ・公開討論会は各地の状況に合せた対応をせざる   りはすぐに見つからない。                 を得ないので、情報交換と動員についての研究  ・意見統一したホームページを維持することは困        を主とする。   難との判断より首都圏市民会議の現在のホーム       ・情報公開法に対する検討はその時々で可能な活   ページは一時しめることとし、今後は情報提供        動をする。   としての機能を持たせつつ再開する。           ・各団体として人数を増やす努力もしていきたい。 ……………………………………………………………………………………………………………………………… 【お詫びと訂正】「生活者通信」2月号11頁「アメリカの地方議会」の記事右欄7行目「……24,000ドルで 1982年から……」を「24,000ドルで1982年から1998年まで……」と訂正します。 …………………………………………………………………………………………………………(終わり)…… 1999年3月号目次へ