生活者主権の会生活者通信1999年06月号/04-05頁..........作成:1999年06月06日

ご支援ありがとうございました

東久留米市会議員  池田治夫 (TEL 070-5729-1838)

 品川の中学でも2年生位だと大学へ行こうと思っていた子供はクラスで半分くらいだった。 もっとも卒業した今はほとんどが大学まで行ったようだ。その時から実は私は早稲田の政経に入って 政治家になると決めていた。高校ですてきな、いい先生に出 会い、歴史を志し1.2文だけの受験の結果2文に入って吉永小百合さんが5年の時で2〜3回 すれ違った幸運に恵まれた。地味な服装なのに遠くからきれいな人が来ると気がつくようなアウルに 包まれた人だった。
 ご多分に漏れず70年安保を共産党と革マルの狭間で社会党系学生運動という極少数派で過ごした青春。 当然、総長の卒業式式辞などちゃんちゃらおかしくて卒業式に出てもいなかった。
 でも今日読んだ早大奥島総長の卒業式式辞。ジーンとくるくらい感動した。「to do or not to do」 「ワセダニアンらしく志に殉ずる生き方をいつまでも忘れないで」などとやられるとやっぱりこの総長, 噂通り、ただ者ではない。
 4年前の市議選に立候補を決意したとき、モーレツビジネスマンで働き続けてきた自分には地域に ほとんど足がついておらず仕事のつきあいの名簿がわずかあっただけだった。同窓名簿もない状態の中、 稲門会もないこの地にまず稲門会をつくることが第一歩だった。沢山の先輩にお力をお借りしながら。
 その時の縁で東久留米に続いて清瀬にも稲門会が発足した。一部の(多くの?)方々には池田の後援会 ではないか?という反発も招き、異例の「稲門会は政治的な団体では無い」という東久留米稲門会 の会報での呼びかけも、のったくらい諸先輩方にご心労とおかけしたと共にご協力も頂いた。
 明治の元勲 創立者大隈重信は早稲田を謀反人の養成所と時の政府から攻撃されたとも聞く。 在野精神とともにその早稲田らしさが徐々に薄れていく中で、今回の奥島総長の呼びかけが私のような アナーキーな者にまで感動とともに共感を与えている。
 前回、最下位に5票足らずに次点で泣いた。それも964人のみなさんのご支援を頂けたことは多くの 皆様の力と感謝している。共産党から自民党までの総与党体制を批判し続けて今回1477票という得票 で当選できた。そのことは、当選したいが為に志を曲げずに批判を恐れず続けて良かったと思っている。 それだけ今後の議会での自分のやり方を多くの市民も注目しているといういましめにもなる。
 池田が入ると「無用な争いと無用な対立」が生まれると現与党体制を擁護するミニコミに書かれたが、 これはいかに今までが必要な論争、対立を避けてきたかという証明として逆に私を奮い立たせてくれた。
 今も、権力を握ると腐敗しやすくなるという現状を常に監視し続け、多くの利権と関係のない市民の 立場で市政を変革していくことが自分の任務と心得ている。
 持続する志。学窓を出て26年。税金を使って政治活動をする初めての経験を積むことになる。 身の引き締まる思いだ。指導していただいた多くのみなさんと早稲田に感謝しつつ「志に殉」 じていきたい。
 ただし、私のような、批判精神、モーレツな候補者は変人扱いされ、まず、宗教団体のポスター破りは 激しく半分近いポスターが破られた。暗くなった宣伝の時には 防弾チョッキを身につけての宣伝活動は、 たぶん議員になりたいだけの政治屋には理解できないことだろう。またこの生き方は当選する可能性が 大変少ないやり方だと言うことを付け加えておきます。
http://www2.famille.ne.jp/gourmet/nc/hp.cgi?id=haruo
http://www.bekkoame.ne.jp/systemhan/
systemhan@pis.bekkoame.ne.jp

今 後 の 抱 負

杉並区議会議員  渡嘉敷奈緒美

 この度は、私「とかしき・なおみ」の杉並区区議会議員選に「生活者主権の会」からのご推薦、 名簿の提供、選挙活動の応援等に、多大なるお力添えを賜り厚く御礼申し上げます。
 「生活者主権の会」の皆様のお陰により何とか当選することができました。
 ビジネスの世界に偏った人材を政治の世界に向けていく一歩として、私は会社を辞めないでも立候補 できることを身を持って実証したく、会社と交渉をして「在職立候補」を致しました。このことは珍しい ということで、朝日新聞やサンケイ新聞にも何度も取り上げられました。
 当選後も在職議員を目指し会社と交渉しようと考えましたが、「生活者主権の会」の方からもご指摘 の有りましたように、現状の制度の中ではどちらも中途半端な状態を招くと考え直し、6月末で退職し 議員の仕事に専念することに致しました。
 これからは、次の一歩として区役所側から、議会を土日、もしくはウィークデイ の夜に開催出来る ように働きかけ、在職議員を誕生させていく為の素地作りをしていきたいと思います。そして公約の 「土日区役所を開ける」も、この4年で実現したく日々努力していく所存でございます。
 これからも、「生活者主権の会」の皆様には私に歯に衣着せぬ叱咤激励を賜りたくよろしくお願い 申し上げます。

皆様方のご支援、誠にありがとうございました

足立区議会議員  鈴木あきら

 皆様方のご支援、誠にありがとうございました。56人中19位、3995票という予想以上の 成績で当選させて頂きました。(前回は45位、2942票)
 二期目ももちろん、市民が主役、生活者主権の政治が基本です! そして、一期目四年間で「区議会 レポートの発行」(11回)、「夫婦での朝の駅頭活動」(150回超)、「区政報告会の開催」(9回) と、有権者とのつながりが政治の原点という私の考え方は、今後も絶対に変えるつもりはありません。 これからも、さらに充実するよう努力してまいりますので、ご支援よろしくお願いいたします。
 前回の選挙は、始めてのチャレンジということで駄目でもともと、私を含めてスタッフ全員が無我夢中 で怖いもの無し、不謹慎かも知れませんが、最初から最後まで誰もが充分楽しむことができた選挙でした。
 しかし、今回の選挙は、現職でもあり、私の四年間の評価が問われる訳で、再選されることが当たり 前選挙戦でした。さらに、同じ町内(中川地区)から私の他に二人が出馬したことも重なり、 ものすごいプレッシャーを感じた戦いとなりました。
 終わってみれば、その二人は1600票足らずで落選、私へのご支援は中川地区だけでなく 他地域でも相当伸び、如何に多くの方に私の宣伝をして頂けたのかがはっきりわかる結果となりました。 皆様方に感謝するとともに、ご期待に添うよう努力することをお誓いいたします。
 今後の抱負としましては、まずは一期四年間で達成できなかったものをすぐにでも取り組んで 行こうと思います。具体的には、議員定数削減・綾瀬川の浄化(全国ワーストワン脱却)・ 環境基本条例の制定・ダイオキシン抑制条例の制定・青少年健全育成条例の制定・単年度決算の見直し や企業会計方式の導入・大学や専門学校の誘致・子育て世代の支援対策の充実などです。
さらには、介護保険制度のスタート・清掃事業をはじめとする都区制度改革が間近にせまり基盤整備が 求められていますが、早急に議論を詰めてより良いシステム作りに参画したいと意欲を燃やしております。
子供たちに付けをまわさない未来への責任を第一に考え、二期目も政策提言型議員を目指して まいります。今後とも皆様方とともに、より良い社会を作っていきたいと思います。


生活者主権の会生活者通信1999年06月号/04-05頁