生活者主権の会生活者通信1999年07月号/02-03頁..........作成:1999年06月28日/杉原健児

生活者主権の会・第48回運営会議議事録

※(敬称略・文責:杉原健児)

【日時】1999年6月3日(木) 18:30〜21:40
【会場】新宿区立リサイクルセンター4階。
【出席】阿部悠逸・板橋光紀・小俣一郎・河登一郎・近藤珠甲・佐藤鶴次郎・澤井正治・白瀬武美・ 杉原健児・鈴木明・治田桂四郎・藤本欣士・藤原義久・吉井正信・渡辺広明、以上15名。
【委任】大谷和夫。
【配付資料】
(1)「1999年6月運営会議議題」(小俣)
(2)「生活者主権の会戦略」(治田)
(3)「生活者主権の会・平成維新実現戦略」(杉原)
(4)「生活者主権の会・当面の戦術」(杉原)
(5)「生活者主権の会行動計画」(大谷)
(6)「生活者主権の会会則改定(案)」(杉原)
【回覧資料】
いしん埼玉市民の会/平成維新千葉B.T./かながわ市民プレス/東海平成市民の会掲示板・ドリカムハートランド /あしたの風・女たちの平成維新/大前研一通信/東京生活者ネットワーク会報(杉原)
【議事】(議長:小俣)
【1】治田代表からの挨拶があった。
 特に、会の戦略を決定したいと述べられた。 また、中山みきお氏・池田治夫氏から、選挙支援へのお礼を宜しくとの伝言があった。
【2】出席者全員の自己紹介があった。
 特に、阿部氏・鈴木氏から、選挙結果の報告・ご支援へのお礼・今後の抱負等が述べられた。 また、初めて出席の藤原氏・渡辺氏より、少し詳しい自己紹介があった。
【3】前回議事録を確認し、【8】選挙候補者推薦 手続き細則の改定の「賛成6・反対0」の後に 「保留3」を付け加えて、承認された。
【4】次期代表立候補者について(小俣実行委員長)
 第5回総会実行委員長より、6月1日締切の表記代表候補に、治田氏1名が立候補趣意書を添えての 届け出があったとの報告があった。
【5】生活者通信編集について(杉原編集担当)
(1)生活者通信に多くの方の投稿をお願いしたい。
(2)ホームページへのご意見もお願いしたい。
【6】各区活動報告(AM:エリアマネージャー)
<2区> 杉原が代理説明:5月27日の例会出席7名。
<3・4区> 澤井AM:5月8日の例会出席4名。
<5区> 吉井AM:次回例会は6月6日。
<10区> 鈴木氏:6月18日祝勝会を開いた。
【7】選挙対策特別委員会(治田副委員長)
治田氏が副委員長になり強力に進める。
【8】菅直人を総理にする会を支援する特別委員会 (小俣委員長)
 菅直人を総理にする会は毎日曜新宿にて活動。
【9】情報公開特別委員会(治田委員長)
 「情報公開法の早期制定と政府案の修正を求める陳情書」の総括を会報に掲載することとした。
【10】活動費募集特別委員会(治田委員長)
 現在の資金は53万9千円との報告があった。
【11】人事移動について(治田代表)
 渡嘉敷奈緒美氏について以下の如く決まった。
(1)副代表:代表が選任し運営会議に報告。
(2)女性担当役員:運営会議で協議し代表が選任。
(3)4区AM:暫定的に運営会議が指名した。
【12】総会の準備について(小俣実行委員長)
(1)議長候補:阿部氏、記録係:吉井氏と決めた。
(2)代表候補は1名なので、代表選挙は行わず、拍手で持って承認頂くこととした。
(3)前日までに入金確認のものは会員として扱う。
(4)当日受付にて入金・入会の者は、総会の議決権はないが、オブザーバーとして出席出来る。
(5)総会の出席については、各AM等が働きかける。欠席者からは極力委任状を頂く。
(6)会報添付の委任状のFAXを大きく掲載する。
【13】会則改定(案)を総会にて諮ることを決めた。
 以下の会則改定(案)を運営会議提案として、総会に諮ることを決めた。
 第四章 第13条 四
 (現 行)代表の任期は、1年とする。ただし、 連続して4期以上再選されない。
 (改定案)代表の任期は、1年とする。ただし、 原則として連続して4期以上再選されない。
【14】生活者主権の会・平成維新実現戦略
 戦略特別委員会の最終答申を受けて、その名称・前書き等について討議した結果、P.4-5 掲載の通りに 決定した。なお、総会での1998年度活動報告の中で本戦略の決定を報告することとした。
【15】戦略に基づく「当面の戦術」について
 杉原より、戦術に関する下記の杉原提案と大谷提案(2区例会速報参照)の説明があり討議した。
今後副代表会議・運営会議の冒頭優先討議する。
 ●「会員拡大運動」を「当面の戦術」とし、以下の6項を実行に移す。(杉原提案)
(1)運動方針の明確化…当会の意思統一と力の結集をはかる。
(2)組織・運営の改革…支部組織の確立をする。
(3)全国展開と目標の実現…全国の市民団体との連携をはかる。
(4)新入会員優遇会費(1000円)制度の導入…既に導入済み。
(5)会員勧誘ビラの作成…「運動方針」を盛り込んだ魅力的ビラの作成。
(6)具体的勧誘行動…友人・知人への勧誘/街頭ビラ配り等の行動。
【16】住所付き会員名簿の会報への掲載について
 「選挙推薦手続き基準」の改定に伴い、推薦人を多数集める必要があり、住所/電話・FAX番号付き 会員名簿を生活者通信に掲載(本人から掲載不可申し出の項目は除く)して欲しいとの意見が出された。 また、この掲載により会員相互の交流も高まり、会の活性化にも繋がるとの意見もあり、 運営会議で検討の結果、生活者通信にて皆さんの意見を聞くこととなった。
【17】会報掲載スクリーニングについて
 前回に続き表記について討議したが、賛否両論があり、編集委員で再度検討することとした。
【次回】第49回運営会議:1999年7月5日(月)
18:30〜21:00 新宿リサイクルセンター

「生活者主権の会」各種活動状況

【A】2区5月例会速報(文責・大谷和夫)

日時:99年5月27日( 木) 18:30 〜21:10
場所:喫茶室ルノアール蒲田西口店
出席:大谷、野村、犬伏、溝端、池田、前沢、渡辺 以上7名。
配布資料:
1.生活者主権の会 2区4月例会議事速報
2.生活者主権の会 99年5月運営会議速報
3.日本は国民主権の法治国である (生活者通信投稿原稿)
4.大田区議会報告(犬伏)
5.大森ふるさとの浜辺整備計画の概要
6.東京中小企業家同友会大田支部例会 (田島隆宏氏講演会案内)
議事
1.生活者主権の会の活性化方策について(討論)
 一般有権者の政治的関心が低調で、選挙の実態も政策より感情主体で行われている。 これは公職選挙法にも問題があるであろうし、教育にも問題があるであろう。 しかしこの国を良くしようということに反対の人は少ないであろう。
 従ってばらばらの同胞意識をどうしたら束ねられるかが焦点となろう。
 この為に当会としては、会則の第二章「目的と活動」に立ち戻って、各種政策の調査研究、 及び立案提言。政策実施のための具体的活動を着実に行うことが重要である。外部に対する働きかけを 通じて共鳴者をふやして行くのが本筋である。
 その為には その時々で焦点を絞ること、活動体制及び財政を確立することが必要になる。
 テーマとして例えば「公職選挙法」はいろいろ選挙運動の制約があるが、果たして有権者の立場から みて適切な投票行動に結びつくかどうか疑問がある。
 強いて言えば現職有利にできていて、国民主権の憲法に違反していないか?
 又「教育基本法」も理想論から世界の非常識となっていないか等の疑問もあり、 見直しが必要ではなかろうか。
 これらの問題を調査研究し、改正案を立案し、その内容をビラ等で各地域で広報活動し、 ひま人で機能していない人も輪に引き入れ、地域とも密着した活動に展開していけば、 所期の目的に近づくのでは無かろうか。形態は市民団体ではあるが、目的の生活者主権を実現する ということは、新しい政党を立ち上げるのと同等の手法とエネルギーを必要とすると考えられる。
2.大田区議会の実態(報告と討議)
 犬伏議員より最近の大田区議会について報告が行われ、討議が行われた。
 議長・副議長は第一党及び第二党から根回しがあり、全会一致で決定した。議長は報酬月額95万円 (一般が65万円)、個室、自動車付きで1年毎の輪番となっている(果たしてそれにふさわしい活動 をしているであろうか?)。
 監査委員は区長推薦となっている(これで監査できるか選出方法に疑問あり)。
 補正予算連合審査会が2日間行われ、結果として変更なし。共産党以外賛成で可決。
但し従来共産党の反対討論のみであったが、自由党1人会派として賛成討論を行った結果、 全会派が討論することになった(1人でも全体の動きに影響を与えることが示された。 ただ実質的には内容に立ち入らず、審査は形式的で単なる儀式と化している)。
 大森ふるさとの浜辺整備計画も元来東京都が計画したがバブル崩壊で取りやめたもので、 90億円もかけて駐車場がたった12台という非常識な計画で、区長提出で決まってしまった。 又蒲田消防署跡地の購入も土地開発公社に行わせ、区は50億の債務保証枠内ということで、 議会には報告のみである(区長は大統領みたいなもので、議員は社外取締役みたいなものである。 区民も知らぬ内に物事は勝手に進んでいる。余程エネルギーをつぎ込まないと区政の中身まで立ち入る ことは困難)。

【B】五区6月例会議事録(文責・吉井正信)

日時:1999年6月6日(日)10:00〜12:00
場所:練馬公民館 第一会議室
出席:長妻謙三郎・林・板橋・小野寺・秋沢・吉井。
1.前回議事録を確認し了承されました。
2.5月11日及び6月3日に行われた運営会議の報告を吉井よりしました。
3.統一地方選も終了し選挙支援活動も一段落しましたので、今後の五区の活動方針について、 各氏の忌憚のない意見を述べていただきました。皆様の発言は下記のとうりです。
○秋沢氏:練馬区長岩波氏のリコール運動を進めるべき。就任後1年間はリコール運動できませんが、 準備して1ヶ月の間に18万人の署名を集められるようにしたい。
○長妻氏:身近な問題に取り組むこと。ガイドライン法案反対運動よりも、 ダイオキシンのような問題に重点をおいた運動にしたい。
○林氏:市民運動の原点に返って、テーマを絞った運動にすべき。
○板橋氏:生活者主権の会と長妻サポータ会の活動にけじめをつけること。 ガイドライン法案や盗聴法案等の重要法案が簡単に成立していくことに危機感を持つ。 これらの法案に反対する運動を進めるべき。
○小野寺氏:生活者主権の会の推薦で当選された議員が会に活動報告し、 公約を実現すべく条例の作成に取り組んでもらいたい。豊島区議日野氏の公約である豊島区議半減に 向けて条例法案提出に必要な4千人の署名運動をしたい。
○吉井:出来ることから進めたい。日野氏の準備が出来次第全面協力した。 また、板橋氏の意見に大賛成です。生活者主権の会の原点だと思う。
4.次回運営会議に五区の主張を伝えます。

生活者主権の会生活者通信1999年07月号/02-03頁