「生活者主権の会」各種活動状況
【A】東京2区8月例会議事速報(大谷和夫)
日時:99年8月26日(木) 18:30〜21:15
場所:喫茶室ルノアール蒲田西口店
出席:大谷・溝端・西倉・佐藤・池田・津田・野村
・犬伏・直田・柳田、以上10名
配布資料:
1.生活者主権の会2区7月例会・議事速報
2.教育基本法見直しに関する提言
3.公職選挙法改正について
(文献紹介、公開討論会シンポジゥム紹介)
4.公職選挙法 もくじ
5.わが国における選挙制度の歴史と各国下院選
挙制度一覧
6.政策を競う選挙にするための公職選挙法改正
の提言(構想日本)
7.平成維新憲章
議事
[1]報告事項
前月議事速報及び討議結果の教育基本法見直しに
関する提言について報告、承認された。尚今回初出
席の西倉利宏、佐藤義一、津田照通の3氏の紹介を
行った。
[2]討議事項・・・公職選挙法の見直しについて
配布資料 3、4、5、6、について説明し、公
職選挙法の見直しに関して第1回の全般的意見交換
を行った。概要は次の通り。
(1)選挙運動の自由化について
*構想日本の提唱する、公開討論会開催が可能に
なるような改正には賛成である。但し、公開討
論会が禁止されていることも充分知られていな
いのではないか?
*戸別訪問も小選挙区制なら候補者数が限られて
いるのでよいのではないか。
*選挙運動期間、文書制限、TV放映、インター
ネットHPなども大幅に自由化して、有権者に
充分必要な情報を提供した方がよい。
*公開討論会などで候補者間の戦いがよく見える
と選挙自体面白くなる。
*全般的に公職選挙法はべからず集になっている
が、有権者が候補者の政策・人格・識見・情熱
などを知る権利を軽視しているので改めるべき
である。
*いっそのこと全面自由化して、買収等卑劣な行
為は当選無効、被買収者も選挙権剥奪といった
厳罰に処することにしてはどうか。
*情報化時代を迎え、自由化によって経済力のあ
る者が有利ということになるであろうか?有権
者のレベル向上により、情報が増えれば候補者
の資質が問題になり、より公正な選挙が可能と
なるのではなかろうか。
(2)別途必要な見直しについて
*選挙制度自体は一票の格差の問題を含めて別途
検討が必要である。各国ともいろいろ検討して
おり、小林良彰教授の提案もある。
*投票率を更に高めることも、罰則を含めて別途
検討が必要である。
*時代と共に環境も意識も変わるので、これに限
らず時限立法とすべきではないか。
(3)有権者の政治意識の啓発について
*第6条で選挙管理委員会は選挙人の政治常識の
向上につとめることになっているが、低投票率
の実体からみると、管理機構は何か誤解してい
るのではないか?
*政策で候補者を選ぶという人が何%位いるであ
ろうか? むしろ政治に関心がないとか誰に投
票しても同じだとかいう主権者意識の乏しい人
の意識啓発が必要で、これは選挙法以前に義務
教育の段階で徹底すべきことと思われる。
*日本語と日本文化の問題から、日本人は議論が
下手なので、民主主義にとっては致命的であり、
教育を含めて訓練による熟達が必要である。
【B】東京五区9月例会議事録(吉井正信)
日時:1999年9月4日(土) 10:00〜12:00
場所:練馬公民館・ 第1会議室
出席者: 斎藤・治田・秋沢・板橋・小野寺・
長妻謙三郎・沖山・吉井。
1.前回議事録を確認し了承されました。
2.建設省の「自転車の街」コンペ公募の件
小野寺・ 日野両氏を中心に豊島・練馬・北・板
橋各区に働きかけた結果、豊島・板橋両区が積極
的に取り組むことになりました。2ヶ月足らずで
順調な滑り出しとなりました。またこの検討過程
で中古自転車を発展途上国への無償提供の動きも
出てきました。輸送コストさえクリアーすれば、
実現可能です。
3.公明党に対する認識
公明党は司法・行政・立法に多くの人材を送り
込んだのみならず、検察・警察およびマスコミを
も牛耳っているのが実情です。非常に恐い存在で
あることで全員の認識が一致しました。民主党が
1日でも早く自自公政権にとって変わる政権を作
っていただきたい。
4.民主党の鳩山氏が憲法改正を五年以内に行いた
いとの発言には賛否両論がありました。ただし、
憲法を聖域化せずに大いに討論してもらいたいこ
とで全員一致しました。
5.沖山氏から、介護保険について9月の区議会で
条例の骨子について討議する予定ですので、皆様
から意見があれば取り上げたいので,是非とも提
案をとの要請がありました。次回の例会に皆様の
意見を聞くことにしました。
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