生活者主権の会生活者通信1999年10月号/03頁..........作成:1999年09月26日/杉原健児

「生活者主権の会」各種活動状況

【A】東京2区8月例会議事速報(大谷和夫)

日時:99年8月26日(木) 18:30〜21:15 場所:喫茶室ルノアール蒲田西口店 出席:大谷・溝端・西倉・佐藤・池田・津田・野村 ・犬伏・直田・柳田、以上10名 配布資料: 1.生活者主権の会2区7月例会・議事速報 2.教育基本法見直しに関する提言 3.公職選挙法改正について (文献紹介、公開討論会シンポジゥム紹介) 4.公職選挙法 もくじ 5.わが国における選挙制度の歴史と各国下院選 挙制度一覧 6.政策を競う選挙にするための公職選挙法改正 の提言(構想日本) 7.平成維新憲章 議事 [1]報告事項 前月議事速報及び討議結果の教育基本法見直しに 関する提言について報告、承認された。尚今回初出 席の西倉利宏、佐藤義一、津田照通の3氏の紹介を 行った。 [2]討議事項・・・公職選挙法の見直しについて 配布資料 3、4、5、6、について説明し、公 職選挙法の見直しに関して第1回の全般的意見交換 を行った。概要は次の通り。 (1)選挙運動の自由化について *構想日本の提唱する、公開討論会開催が可能に  なるような改正には賛成である。但し、公開討  論会が禁止されていることも充分知られていな  いのではないか? *戸別訪問も小選挙区制なら候補者数が限られて  いるのでよいのではないか。 *選挙運動期間、文書制限、TV放映、インター  ネットHPなども大幅に自由化して、有権者に  充分必要な情報を提供した方がよい。 *公開討論会などで候補者間の戦いがよく見える  と選挙自体面白くなる。 *全般的に公職選挙法はべからず集になっている  が、有権者が候補者の政策・人格・識見・情熱  などを知る権利を軽視しているので改めるべき  である。 *いっそのこと全面自由化して、買収等卑劣な行  為は当選無効、被買収者も選挙権剥奪といった  厳罰に処することにしてはどうか。 *情報化時代を迎え、自由化によって経済力のあ  る者が有利ということになるであろうか?有権  者のレベル向上により、情報が増えれば候補者  の資質が問題になり、より公正な選挙が可能と  なるのではなかろうか。 (2)別途必要な見直しについて *選挙制度自体は一票の格差の問題を含めて別途  検討が必要である。各国ともいろいろ検討して  おり、小林良彰教授の提案もある。 *投票率を更に高めることも、罰則を含めて別途  検討が必要である。 *時代と共に環境も意識も変わるので、これに限  らず時限立法とすべきではないか。 (3)有権者の政治意識の啓発について *第6条で選挙管理委員会は選挙人の政治常識の  向上につとめることになっているが、低投票率  の実体からみると、管理機構は何か誤解してい  るのではないか? *政策で候補者を選ぶという人が何%位いるであ  ろうか? むしろ政治に関心がないとか誰に投  票しても同じだとかいう主権者意識の乏しい人  の意識啓発が必要で、これは選挙法以前に義務  教育の段階で徹底すべきことと思われる。 *日本語と日本文化の問題から、日本人は議論が  下手なので、民主主義にとっては致命的であり、  教育を含めて訓練による熟達が必要である。

【B】東京五区9月例会議事録(吉井正信)

日時:1999年9月4日(土) 10:00〜12:00 場所:練馬公民館・ 第1会議室 出席者: 斎藤・治田・秋沢・板橋・小野寺・ 長妻謙三郎・沖山・吉井。 1.前回議事録を確認し了承されました。 2.建設省の「自転車の街」コンペ公募の件   小野寺・ 日野両氏を中心に豊島・練馬・北・板  橋各区に働きかけた結果、豊島・板橋両区が積極  的に取り組むことになりました。2ヶ月足らずで  順調な滑り出しとなりました。またこの検討過程  で中古自転車を発展途上国への無償提供の動きも  出てきました。輸送コストさえクリアーすれば、  実現可能です。 3.公明党に対する認識   公明党は司法・行政・立法に多くの人材を送り  込んだのみならず、検察・警察およびマスコミを  も牛耳っているのが実情です。非常に恐い存在で  あることで全員の認識が一致しました。民主党が  1日でも早く自自公政権にとって変わる政権を作  っていただきたい。 4.民主党の鳩山氏が憲法改正を五年以内に行いた  いとの発言には賛否両論がありました。ただし、  憲法を聖域化せずに大いに討論してもらいたいこ  とで全員一致しました。 5.沖山氏から、介護保険について9月の区議会で  条例の骨子について討議する予定ですので、皆様  から意見があれば取り上げたいので,是非とも提  案をとの要請がありました。次回の例会に皆様の  意見を聞くことにしました。

生活者主権の会生活者通信1999年10月号/03頁