生活者主権の会生活者通信1999年11月号/03頁..........作成:1999年11月03日/杉原健児

各種活動状況

【A】東京2区9月例会議事速報(大谷和夫)

日時:1999年9月23日(木) 18:30〜21:15 場所:喫茶室ルノアール蒲田西口店 出席:大谷、溝端、阿部、柳田、池田、坪谷、犬伏 配布資料: 以上7名。 1.生活者主権の会 2区 8月例会 議事速報 2.公職選挙法とその解説(公職選挙法の原理、 選挙管理機構の組織と権限) 議事 [1]報告事項 前月議事速報及び討議結果の公職選挙法の見直 しについて報告、候補者側からの意見(後述)が 述べられ承認された。尚今回犬伏氏の紹介で坪谷 氏が初出席され、自己紹介が行われた。坪谷氏は 国際スクールを経営され、自由党主催の国会議員 候補者コンテストに合格されて東京3区から立候 補を決意された国際人である。 [2]討議事項 (1)公職選挙法の原理 配布資料に基づき検討を行った。 第一条の「この法律の目的」は立派なことが書 かれており、「前略、その選挙が選挙人の自由に 表明せる意思によって公明かつ適正に行われるこ とを確保し、もって民主政治の健全な発達を期す ることを目的とする。」は良いが、実態と遊離し ていることが指摘された。現在の低投票率と腐敗 選挙の実態からみると、形から導入した民主政治 を消化するには、まず教育によって選挙人一般の 政治意識を高めることに相当な努力が必要であろ うということになった。 又第四条に議員の定数があるが、参議院の存在 意義を確立する必要があり、衆議院のコピーでは なく、名誉職的に学識経験者や政治功労者をあて るべきではないかという意見も出された。諸外国 の例もよく参照したらよかろう。 (2)選挙管理機構の組織と権限 配布資料に基づき検討を行った。 第五条は「選挙事務の管理および監督」で事務 的な組織・管理規定であるが、大田区では本件の 話し合いがあるということで、犬伏区議より紹介 してもらうこととした。 問題は第六条の「選挙に関する啓発、周知等」 であり、「常にあらゆる機会を通じて選挙人の政 治常識の向上につとめ」とあるが、これが投票方 法や選挙違反に限定されている感がある。本来の 目的である、選挙人が候補者の政策等に充分な判 断能力と関心をもち、政策を知る機会が充分与え られ、それに基づいて高い投票率で選挙が行われ るようにすることが望ましく、そのような啓発と は何かを充分議論して実行すべきである。特に現 在の政党は過渡期であり、政策集団とは言い難い 面もあるので、候補者個人の政策理念を重視でき る環境を作るべきである。 (3)選挙運動の自由化 前回は大幅な自由化の主張が多かったが、現実 には衆議院では数億単位の金が動いている旨指摘 があった。これに対して構想日本の主張するよう に公開討論会をはじめ、選挙運動期間、文書制限、 TV放映、インターネットHPなども大幅に自由 化して、金のかからない形で有権者に充分必要な 情報を提供する運動をとりあえず重点的に推進す べきであろう。 (4)今後のすすめ方 公職選挙法の見直しについては、本部でも討議 して具体化について前進をはかる。 当会の会員増加運動と共に活動内容のレベルア ップについて注力の要望があった。 次回は「平成憲法−愛知私案」について検討し、 新会員が増えたので11月頃に懇親会を行って会員 相互の理解を深めるよう計画することとした。

【B】東京五区10月例会議事録(吉井正信)

日時:1999年10月2日(土) 10:00〜12:00 場所:練馬公民館・ 第二会議室 出席者:沖山・ 板橋・ 長妻謙・ 治田・ 吉井・荻野・ 長妻昭。 1.前回議事録を確認し了承されました。 2.介護保険についての議論 前回沖山氏より報告がありましたように、練馬 区議会で1月に介護保険の条例を審議する予定で すので、皆様の意見を聞きたいとの要望が出され ました。 本日は介護保険について、様々な意見及び質問 が出され、特に初参加の荻野氏からは、自身の母 の実体験に基づいたお話がありました。 我々の勉強不足もありますが、本日の結論とし まして、「苦情センター」を練馬区に設置するこ とと、認定審査の結果を申請者の本人もしくは家 族に公開することを条例に盛り込むことの2点で ありました。

【C】大前通信購読者拡大特別委員会(江頭清昌)

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生活者主権の会生活者通信1999年11月号/03頁