お蔭様で推薦体制が出来ました!!
選挙対策特別委員会委員長 江頭清昌
皆様の協力でながつま昭氏 122人、末松義規氏98人の推薦人が11月4日現在で集計されました。
更に増えると思いますが、12月の運営会議で推薦を決定いたしたく思います。
(会員の数は286 名…ハガキを出した数でその3分の1は、約96名になります。推薦の目安は、
会員の3分の1以上とされています)
推薦が決定しますと会としましては、推薦証明書・推薦状・為書(推薦ポスター)を発行します。
しかし、何と言いましても推薦された方は、推薦人の選挙の実態のある支援を求めています。
会としてもそれをして差し上げたいと思っています。推薦された方は、人力、友人・知人・親戚の紹介、
お金、アイデアその他なんでも提供できることは、選対の私まで申し出てください。
よろしくお願い致します。
先月も記述しましたが、ながつま昭氏は、渋谷区・中野区が、末松義規氏は、国分寺市・小平市・
保谷市・国立市・田無市がそれぞれ選挙区です。
なお、お二方の事務所は、以下の通りです。
★民主党・ながつま昭事務所 〒164-0003
中野区東中野1-55-4大島ビル第二別館 402号
TEL 03-5330-3306
事務所は、朝9時頃と夕方5時半頃のみ連絡が取 れます。ながつま昭氏の携帯は、 0904-36-94038
★末松義規事務所・国会事務所 〒100-0014
千代田区永田町2-1-2 衆議院第二議員会館 713号
TEL 03-3582-5111 FAX 03-3508-3293
小平事務所 〒187-0011 小平市鈴木町2-731
TEL 042-386-0611 FAX 042-386-0711
☆江頭さんの連絡係は、治田が担当しています。
TEL&FAX 0471-41-2058
スイス旅行随想録 (4)
大田区 大谷和夫
[3]美しさとは?
スイスの美しさとは一体何だろう? どうして美しさを保てるのだろう? を解明するのが今回の旅行
の目的の一つであった。幕末までは日本も西洋人にとっては大変美しい国だったそうであるが、
その秘密は各家にあった庭だそうで、そこからGarden City という言葉が生まれ、それを田園都市と
翻訳を間違えた所に問題があるという説がある。
まず第一に列車の車窓から眺める景色が素晴らしい。いろいろと変化する山々、山間から流れ落ちる瀧、
滔々と流れる川、一面鏡のような湖、目も醒めるような緑の樹木と野原、点在する家と花、看板はないし、
自然は文句なしに美しい。快晴のもと陽光に輝くアルプスの氷河の美しさも他にたとえようがない。
一方街に出ても、近くに必ず川か湖があり、その水は冷たくてあくまで澄んでいる。温泉ですら全くの
透明である。緑は豊かで高地には高山植物が一面に咲いており、公園には赤や黄色の花の花壇と噴水が
あり、空気も澄んでおり、揃った家並みの窓にも赤い花が飾られている。醜悪な看板はなく、
勿論電信柱はなく、博物館や美術館などの公共建物をはじめ道路も綺麗に掃除されている。
あまり奇怪な現代建築もなくて、町中の色彩の調和も見事である。どこへ行っても、
みすぼらしい家とか雑草の類を全く見かけないというのも感嘆するばかりである。
自然に恵まれ、空気が乾燥しているが埃がないのが気持ちよい。洗濯物も室内で一晩で乾いて
しまうので、屋外で洗濯物を見かけることはない。発電も6割弱が水力で、4割弱が原子力であり、
空気を汚染する火力は僅か3%程度に過ぎない。市内も電車やトロバスが発達しているので、
相対的に自動車の必要性は少ない。もっとも自動車は全部輸入品で値段は結構高いらしい。
坂道が多いのに結構自転車に乗っている人がいる。
一寸郊外に出れば、庭付きの家が殆どで、旧市街の住人のための家庭菜園もあちこちで見かける。
日本では一軒ごとにばらばらの建築であるが、ドイツなどでも見られるように、スイスでも通りや小径
ごとに家の外形は大体揃っている。田舎へ行けば、オルゴールでおなじみのスイス独特の形状の
木造家屋が点在している。中に入ってみると、意外に広く且つ機能的にできているので感心させられる。
という次第で、この美しさは自然の要素と人工的要素がうまく混ざり合っていると思われる。
まず人口の絶対数が少ない。従って、京浜、中京、阪神地区などとの直接比較は困難であるが、
それかと言って日本の過疎地帯は果たして美しいであろうか? やはり自然を大切に、
美しく保つことにも相当なエネルギーが必要であろうが、同時に街の景観を美しくするためには、
かなりの発想の転換が必要だと思われる。自分さえよければという思想が巾をきかす限り美しい
街はできないであろう。同時に自然と調和した美しい街に住むことの意義を認識し、
そのために必要な処置を皆が協力してつくり上げるのが常識になるのが、生活者主権、
地方主権の次の目標ではないかと感じられた。物質的に豊かになるだけでなく、精神的にも豊かさを
増すことにより初めて、「美」の価値を認識し実現することが可能となるであろう。
(つづく)
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