生活者主権の会生活者通信2000年01月号/03頁..........作成:2000年12月29日/杉原健児

各種活動状況

【A】1999年11月分収支(経理担当・佐藤鶴次郎)

  〔収  入〕       〔支  出〕
前月繰越   333,014円  印刷費他    65,677円
会費収入    26,000円  振込手数料     472円
            次月繰越   292,865円
  合計     359,014円      合計     359,014円
〔会費収入の内訳〕更新(3,000円×08名) =
  24,000円/新入(1,000円×02名) = 2,000円。
〔印刷費他の内訳〕生活者通信11月号印刷費(A4-08
 頁 500冊) =30,000円/会員名簿印刷費(A4-04頁
  350冊) = 6,000円/郵送費(@90円× 295通) =
 26,550円/ベイファクトリー支払消費税(5%)= 3,127円。

【B】東京2区11月例会議事速報(大谷和夫)

日時:1999年11月25日(木) 18:30〜21:00 場所:喫茶室ルノアール蒲田西口店 出席:中村・大谷・栗田・犬伏・佐藤・坪谷・野添 ・柳田・大谷(恵)・芹沢・溝端・阿部、計12名。 配布資料: 1.2区10月例会議事速報 2.2区会計報告 (981127〜991125) 3.憲法改正論議(その二) 4.最近の読書雑感(歴史は常に変化する) 5.国家元首に関するコメント 6.おおた区議会だより他(犬伏) 7.日本と世界の子供を救う会(坪谷) 議事: [1]報告及び説明事項 前月例会議事速報及び年間会計報告について報 告。憲法改正論議に関連して資料3,4,5につ いて説明が行われた。 坪谷氏より「どうすればよい・日本の教育」の 討論会の紹介、招待券の配布が行われた。 [2]討議事項−憲法改正論議(その二) 資料3で具体的問題点を指摘したが、問題点が 多すぎて、今回も基本的な問題について議論が行 われた。次回以降問題点を絞って議論を進めるこ ととした。 (1) 現憲法は、文体が古くて読みにくく、速成の ための誤りもあり、解釈に無理がありその後の 環境の変化も反映していないので、改正は議論 の余地がないであろう。 (2) 「なぜ国家は衰亡するのか」という著書で中 西輝政氏は日本衰退の要因として、80年代以降、 国家目標の喪失、国民的結束を欠いている点を 挙げ、ローマ帝国、大英帝国衰亡の反省から、 歴史と伝統の回復、20世紀リベラリズムの精算 を主張している。 (3) 憲法を論ずるにあたり、国家とか国民主権は どうあるべきかの理念を明確に認識すべきであ る。個人が生活してゆく為には、それをとりま く家庭、地域、社会、国家、世界とのかかわり があり、それらに対する個人の責任の自覚も重 要である。尚第24条の英文原案には家庭条項が あったが、邦文では省略されているとの指摘が あった。 (4) 憲法改正の為には国会で 2/3以上の発議が必 要であり、国民投票も法制化されていないので 現実的ではない。国民としてのアイデンティテ ィを失っているので教育改革が先決ではないか との意見が出された。これに対して、教育改革 は必要であるが、その成果を待っていては時間 が掛かりすぎる。やはり理念を明らかにして憲 法改正にとりかかるべきであるとの反論が出さ れた。 (5) 家庭の崩壊から始まり、社会の衰退現象がみ られるのは、国民の代表としての政治家に国家 指導理念が欠如しているからなのか、集会でお 酌をしないと当選させない有権者の責任なのか、 いずれにしても民主主義が衆愚政治に陥ってい る現象であり、両者共に本質的な反省と脱皮が 必要であろう。 (6) 国歌や天皇の問題は、国家組織維持の基本で ある権威と関連する問題であり、あらゆる権威 を否定した戦後民主主義の功罪を含めて、あら ためて議論することとした。 (7) 日本は世界一歴史の長い国であり、伝統文化 には誇るべきものも多い。しかし長年の農耕民 族スタイルの村社会的習慣は現在も残存してお り、遊牧民型の力の強い世界と交わる為には、 あいまいさを残したままでは通用しないし、国 益を損ずる。従って世界の現実の中の日本とい う見地から憲法を考え直すと共に、異民族と交 わる文化を新たに身に付ける必要がある。(例 えば議論を含めた交渉能力など) [3]今後の予定 次回は新会員も増えたので忘年親睦会とし、来 年1月以降、憲法論議をまとまりのある形で展開 するために、配布している平成憲法愛知私案をた たき台として、前文から第一章国家統治原則、第 二章天皇、第三章安全保障及び対外関係、第四章 国民の権利及び責任、という具合に順次議論を進 めて意見の集約をはかる予定である。

【C】三区・四区合同12月定例会(澤井正治)

日時:12月12日(日) 場所:下高井戸の旭鮨. 出席者:井内・井上・近藤・松延・吉村・北島・近 藤・澤井・渡嘉敷、繁野(保谷市、特別参加) 話題:片山みつよさんのビラ配布、推薦お願い 映画:「日独裁判官物語」のビラ配布 書籍の話題:「日本の歴史」西尾幹著 「21世紀維新」大前研一著 今まで第二土曜の開催でしたが、第二日曜に変更 します。次回は1月9日 旭鮨。 終了後、希望者で大井町の土屋さん宅に長妻昭激 励パーティに出かけました。

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