生活者主権の会生活者通信2000年07月号/08頁..........作成:2000年07月07日/杉原健児


次期代表「小枝尚氏」の立候補趣意書

〜今、我々の為すべきことは〜

 私が改めて申し上げるまでもなく、日本国民は昭和20年の敗戦を機にそれまでの生活規範が根底 から覆される変化を強いられた。GHQを表面に立てた白人の物差しに依る日本改造計画は、 その後の50年の時間の経過に伴ない徐々にその効果を表わして来たと感じる。当時連合国は、 有史以来の白人による植民地支配を脅かす新興勢力、日本の台頭に強い危機感を抱き、大東亜戦争 の終結を契機として日本が再び有色人種の雄と成れなくするべくあらゆる施策をおこなってきた。 其処には、日本人の教育水準、勤勉性、国家に対する忠誠度、道徳等の高さに対する恐れが存在 したことが言われている。
 戦前にあったこれらの伝統的良質の国民資産が伝承されず、中身の薄い戦後教育は、 人権と個人権利の主張、経済至上の思想を育み様々なひずみを露呈し始めた、この一見、 良質そうに見える社会規範の中で生まれ育ってきた人々の中にも、ようやくにして其の誤りに 気がつきはじめてた。また諸外国の識者の中からも、対日本行政が必ずしも正しかったとは言えず、 むしろ誤りが多かったと語り始める人達が現れ始めていると聞き及んでいます。
 あのマッカーサーでさへ「あの東京裁判は誤りであった」とトルーマン大統領との会談で語って いるというのですから。かっては(つい最近まで)戦前の日本にも良いところが沢山あった、 といっただけで、反動分子!と切り捨てられた。それが最近では「もう一度戦前の日本を見直そう、 戦後を検証しよう」と言うように変わってきて、普通の常識が通じる、普通の社会になりました。 今こそ戦後的悪習から脱却すべきです。
 憲法問題を始めとして、国家としての安全保障、有事の法整備、税制の抜本てき改正、教育基本法、 民法と少年法の関連、本当に日本は三権分立なのか、財政は、食料の自給は、国土の保全は、 全国的に議員は適正な数か等々。これらの中から自分達の実力で何が何処まで出来るのか見極め乍ら、 [急がず、慌てず、着実に]をもっとうに「市民評論家集団」でない行動する市民団体に成る様努力 して参るつもりでありますので宜しく御協力と御助力をおねがい致します。
       (生活者通信6月号7頁参照)

ー次期代表の立候補者は表記1名でした(総会実行委員会委員長・吉井正信)ー


生活者主権の会・第6回(2000年度)総会実施要綱

  1.日時:2000年7月20日(祭)13:30〜16:30
  2.会場:新宿区役所(本庁舎内)5階大会議室
            案内版「新宿生活者主権の会・学習会会場」
            新宿区歌舞伎町 1-4-1  TEL 03-3209-1111
            JR新宿駅東口より徒歩7分
      ※当日は休日ですので、正面玄関真裏に位置する裏口地下
        守衛所前を通り、エレベーターで5階に上がって下さい。
  3.議事予定:
      (1)1999年度活動報告・会計報告及び監査報告
      (2)2000年度代表選出
      (3)新代表挨拶                                 案内図 
      (4)2000年度予算案審議
      (5)その他  新年度に希む会員の意見発表等
  4.懇親会:総会終了後有志による懇親会を開く予定(実費)
  5.委任状の提出:
      ★平成維新東京の会員が一堂に会する年1回の集会です。
        万障お繰り合わせの上、ご出席をお願いします。
      ★会員の1/10以上の出席がないと総会が開けません。
      ★当日止むを得ず欠席の方は「委任状」を「郵送」
        または「FAX」で「総会に出席される会員」または
        「総会実行委員会委員長」宛に前日までに送付下さい。
  6.総会実行委員会委員長:
              吉井正信  〒171-0031東京都豊島区目白 3-12-13
                        TEL 03-3950-4121  FAX 03-3950-4978

生活者主権の会生活者通信2000年07月号/08頁