前向きの議論
生活者主権の会代表 小枝 尚
日本に民主主義が根付いたでしょうか? 昭和20
年(1945年)の敗戦を期に「天皇主権」国家から、
占領軍主導で、国民主権の民主主義国家に変身(厳
密には新憲法発布以後)して思想・信教・言論の自
由が保障される社会が出来て、半世紀余がすぎまし
た。しかし、本物の民主主義は育ったでしょうか。
形式上認知されているに過ぎないのではありません
か。始めは、アメリカを始めとする、連合国に対す
る批判は厳重な検閲の基に封じ込められました。
占領行政が終了し、独立国家となってからは、共
産主義に共鳴する権威在る人々に扇動された感の在
る多くの人々によって、社会主義を批判したり、敗
戦前の日本のある部分を礼賛したり、擁護する言論、
姿勢は「保守反動」の一言で片隅に追いやられたり、
封じ込められたりしてきました。
漸く此処にきて、其の誤りに気ずきはじめると共
に、日本をどんな形に、どんな方法で、と真剣に論
議する土台ができてきました。国の基本である、憲
法を始めとし、教育、国防、財政(税法)等多くの
面でヒズミが出てきたと思います。
発言の上げ足取りや、狭隘な感情のからの批判を
避けて、サイレントマジョリテーからの脱却を心が
け政策提言を実行する為に、何が必要なのか、何が
欠けているか探し出し、新生日本のために何を為す
べきかの前向きの提言と討論を強く希望するもので
あります。
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会報【12月号】目次
01頁「前向きの議論」 小枝 尚
02頁「第65回運営会議議事録」 小俣一郎
02頁「生活者主権の会・各種活動状況」 事務局
04頁「有権者の健全な常識には勝てない」末松義規
04頁「市当局と議場外乱闘!」 池田はるお
04頁「三本の矢」 佐藤鶴次郎
04頁「危険情報公表法の制定が急務」 長妻 昭
05頁「インターネットと自由民権運動」佐藤鶴次郎
06頁「日本国憲法に関する神話の誤謬」 大谷和夫
06頁「野中幹事長いいかげんにしろ!」池田はるお
07頁「映画『17才』原案 (1)」 秋沢秀人他
08頁「中川長官辞任の衆議院内閣委員会」長妻 昭
10頁「気概の国日本を再構築しよう」 大山悦男
12頁「大山氏投稿掲載に関連して」 小俣一郎
12頁「大山氏投稿論文に対する意見」 河登一郎
13頁「編集委員としての意見」 繁野陽一
13頁「大山氏論文の会報掲載に関して」 杉原健児
13頁「生活者主権の会事務所は代表宅」 小枝 尚
13頁「紙上討論会:外国人地方参政権」井上小枝子
14頁「特別委員会・活動概要一覧表」 杉原健児
15頁「日本の安全は此れで守れるか?」 小枝 尚
16頁「イベント・集会情報」 事務局
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