各種活動状況
【1】東京B区10月例会議事速報(大谷和夫AM)
日時:2000年10月19日(木)18:30〜21:30
場所:喫茶室ルノアール蒲田西口店
出席:笠間・大谷・久保田・中村・柳田・池田・
芹沢・野村・直田・今泉、以上10名
配布資料:
1.東京2区9月例会議事速報(大谷)
2.運営細則変更について (小俣)
3.日本再編計画実現方策に関する検討(大谷)
4.道州制論議の流れと道州制に関する地方分権推
進委員長代理の意見(大前通信)
5.講演要旨と意見:宮沢弘「行政改革の行方
−省庁再編・規制緩和・地方分権−」(大谷)
議事
[1]報告及び資料説明
1. 資料1により斉藤精一郎責任監修「日本再編計
画・・・無税国家への道」(PHP研究所) の内
容紹介とその評価及び具体化の方法論に関する討
議結果を報告した。
2.資料2により従来の2区はB区となり、 エリアマネ
ージャー(AM)は暫定的に大谷が継続するが、メンバー
の若返りをはかるため各人若い会員を勧誘するこ
ととした。サブマネージャー(SM)は追って選定する。
3.資料3は資料4をベースとした検討結果である。
4.資料5は日本工業倶楽部木曜講演会の紹介で、
行政改革、規制緩和、地方分権が何故進まないか
を官僚、知事、国会議員、閣僚の経験者が内部か
らみた問題点を指摘したものである。
[2]討議事項−「日本再編計画・・無税国家への
道」具体化の方法論(自由討議)
1.宮沢氏は日本の官僚主導中央集権政治が制度疲
労を起こしており、行財政改革が必要であるにも
拘わらず、その疎外要因として次の5原因を挙げ
ている。
(1)国会:国会議員に関心がなく、族議員として中
央省庁の味方が多い。
(2)首相:橋本首相以後の首相が地方自治に熱意を
示していない。
(3)役人:中央から地方への権限移譲に猛反対して
いる。
(4)地方住民:自治意識に欠けており、お上依存が
強い。
(5)地方公共団体:中央集権になれすぎて、首長、
議員共自己責任意識を喪失している。
上記は内部からみた意見で参考にはなるが、とん
でもない状況にある事を示している。
2.最近はIT革命も進行し、民間特に製造業では
国際競争に勝てなければ存続できず、経営の高度
化が進んでいる。これに対して国と地方の公共団
体の経営は旧態依然としており、財政赤字が累積
し、既に 776兆円( 国民1人当たり650 万円、4
人家族で2600万円) に達している。しかも経営責
任者はこの危機を自覚せず、国民にも危機感が薄
い。このままでは国の信用、円の下落によるイン
フレ、世界経済に対する悪影響が懸念される。
3.我が国は経済的には先進国の仲間入りをしたが、
政治的には遅れており、民度も低い。先進国で地
方自治が行われていないのはエリート主義による
フランス位のもので、恐らく最低であろう。長年
の島国根性で世界から孤立し、世界一高い物価に
も文句も言わない。やはり事態を冷静に判断しな
いという点では、戦前の状態から全く進歩してい
ない。
4.国家経営の無責任態勢からあらゆる面に問題が
噴出し、その対応に追われているが、マスコミも
含めて最も肝心な問題の解決に集中しようとして
いないので、一難去って又一難着実に国家衰亡の
道を歩んでいる。これを正すのは一部の問題を認
識している国民の責務であろう。
5.税金を払っていない人が多いとか、最も被害を
受ける若手のサラリーマン層の政治意識が低いと
か問題はあるが、介護保険、ゴミ処理等の身近な
問題や、最近の衆議院選挙や長野県知事選挙など
に見られるように、国民が変化を求める兆候も認
められる。従って徒にマイナス面を嘆くのではな
く、地方主権へ向けて中央集権の打破にいささか
なりとも寄与すべく行動する必要がある。
6.結論として次の行動をとることとした。
(1)全員マスコミに投書して世論を喚起する。
(次回迄にAMがサンプルを出す)
(2)全員機会ある毎に周囲を啓蒙する。
(3)全国的な Network化を調査開発する。
(運営会議に提案)
(4)国の借金の広報を実現させる。
(アメリカがタイムズスクエアで展示した如く)
【2】東京D区11月例会議事録(吉井正信AM)
日時:2000年11月4日(土)10:00〜12:00
場所:練馬公民館
出席者:長妻謙・板橋・秋沢・矢島・治田・吉井・
斎藤・峰岸・沖山、以上9名
1.本日は先月3日の運営会議にて決定しました地
域割り変更にもとづく最初の東京D区の例会とな
ります。
2.東京D区の新エリアマネージャーを協議の結果
吉井正信とし、サブマネージャーに矢島春雄とす
ることに決定しました。
3.当区の基本活動方針は優秀な人材を発掘しそれ
を政治の場に送るべく選挙に積極的に支援するこ
ととします。当面の目標は来年に予定されている
都議会議員選挙に数名の当会会員の当選を目指し
ます。
4.次期都議会議員選挙に出馬予定の斎藤茂氏並び
に竹下友康氏より推薦要請が来てますので会則に
基づき推薦手続きをする予定です。
5.沖山練馬区議より区議会報告がありました。
【3】2000年10月分収支(経理担当・杉原健児)
〔収 入〕 〔支 出〕
前月繰越 613,623円 吉田印刷 59,620円
更新会費13名 39,000円 振込手数料 420円
新入会費09名 9,000円 版下宅配便 1,060円
協力金 01名 3,000円 翌月繰越 603,523円
合計 664,623円 合計 664,623円
〔吉田印刷内訳〕生活者通信10月号印刷費(A4-12頁
400冊)=30,000円/郵送費(@90円×296通)=26,640
円/増刷宅配便=1,480円/消費税(5%)=1,500円。
【「活動協賛金」ご協力のお願い】
「生活者主権の会」の活動をより活発にする
ため、「活動資金」を募集しています。
多くの皆様のご協力をお願い申し上げます。
協力金:1口・1000円(2口以上歓迎!)
郵便口座番号:00100ー4ー108845
郵便口座名称 「主権協賛」
(活動費募集特別委員長・治田桂四郎)
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