大山氏論文の生活者通信掲載に関して
会報編集特別委員会委員 杉原健児
私は、大山氏論文の「生活者通信」への掲載には
反対です。理由は、「先進国の中で平和に対する罪
や人道に対する罪を犯したことのない文明国は日本
だけ」と言い切り、「欧米や中国は未開・非力な国
に対する程、残虐非道な事をなし、略奪の限りを尽
くしてきた」と述べています。このようなことは、
第三者が客観的に述べるのなら結構なことですが、
自ら自画自賛し、他国・他民族を一方的に誹謗・中
傷するのを誰が賛同してくれるのでしょうか。
この論文が、一般の文芸誌や評論誌に載るのであ
れば、筆者自身の責任ですから何も言うことはあり
ません。しかし、「生活者通信」は生活者主権の会
の「機関誌」です。単に、一会員の意見に過ぎない
と言っても、それを「機関誌」に編集・掲載した以
上、その会の目的や趣旨に則ったものと受け取られ
てもしかたがないと思います。新しく入ろうと考え
ている人も、この論文を見て、入会を見合わせるこ
ともあるでしょう。
今度の大山氏論文掲載可否問題が紛糾したのは、
編集委員会での十分な審議がなされず、委員長の独
断的決定にありました。従って、私は委員としての
責任が取れないという理由で、前回の運営会議で辞
任を表明しました。編集委員=副代表との代表方針
がありましたので、副代表の辞任表明もしました。
委員長の妥協で、先日編集委員会が開かれました。
結論としては、大山氏論文は原文のまま掲載し、併
せて委員各自の意見を載せることと決まりました。
従って、編集委員会は正常に開かれ、一応の結論を
得たことになり、私の編集委員=副代表辞任の理由
はなくなりましたので、辞任表明は取り下げます。
「生活者主権の会」の「事務所」は代表宅
「生活者主権の会」の所在を示す「事務所」の明
示が無いまま今日迄推移して参りましたが、今年度
より本会の事務所を代表宅に置くこといたします。
会員各位との意志疎通と、他の諸団体との速やか
なる連携を深めるためと、特定の個人に負担が集中
することを避ける為でもあります。「会」に関する
要望・批判・進言・忠言ご遠慮無く下記迄お寄せ下
さい。尚「会報」への投稿は、従来どうりです。
★「生活者主権の会事務所」
〒124-0025 東京都葛飾区西新小岩 5-4-17
小枝尚代表宅
TEL&FAX:03-3696-4110/MAIL:LEQ05231@nifty.ne.jp
紙上討論会投稿:外国人地方参政権付帯「とんでもないこと」
世田谷区 井上小枝子
私は絶対反対だ。
第一に憲法違反である。以前におかしな判決があ
ったが、今年4月の最高裁判決で確定している。
第二に世界の非常識だ。世界中で外国人に参政権
を認めている国は殆どない。
第三に在日外国人の殆どを占める朝鮮半島出身者
は、韓国・北朝鮮という二つの反日国に属している。
そんな国を母国とする人に参政権を与えるなど、と
んでもない。
万一国会で議決されれば、直ちに違憲訴訟を起さ
なければなるまい。