生活者主権の会生活者通信2000年12月号/13頁..........作成:2000年11月26日/杉原健児

生活者主権の会編集委員としての意見

副代表・編集委員 繁野陽一

  「日本人を元気にしたい。」との思いで書かれた
大山投稿であるが、編集会議・運営会議で大いに揉
めた。文章の訂正案もあったが、                
 (1)一つの正論である。                        
    賛成・反対は紙面で堂々議論すべきである。  
 (2)小枝代表はあえて今年度は「言論の自由」を掲
    げ、全文の掲載を求めている。              
以上の理由で掲載すべきと判断した。            

大山氏論文の生活者通信掲載に関して

会報編集特別委員会委員 杉原健児

  私は、大山氏論文の「生活者通信」への掲載には
反対です。理由は、「先進国の中で平和に対する罪
や人道に対する罪を犯したことのない文明国は日本
だけ」と言い切り、「欧米や中国は未開・非力な国
に対する程、残虐非道な事をなし、略奪の限りを尽
くしてきた」と述べています。このようなことは、
第三者が客観的に述べるのなら結構なことですが、
自ら自画自賛し、他国・他民族を一方的に誹謗・中
傷するのを誰が賛同してくれるのでしょうか。    
  この論文が、一般の文芸誌や評論誌に載るのであ
れば、筆者自身の責任ですから何も言うことはあり
ません。しかし、「生活者通信」は生活者主権の会
の「機関誌」です。単に、一会員の意見に過ぎない
と言っても、それを「機関誌」に編集・掲載した以
上、その会の目的や趣旨に則ったものと受け取られ
てもしかたがないと思います。新しく入ろうと考え
ている人も、この論文を見て、入会を見合わせるこ
ともあるでしょう。                            
  今度の大山氏論文掲載可否問題が紛糾したのは、
編集委員会での十分な審議がなされず、委員長の独
断的決定にありました。従って、私は委員としての
責任が取れないという理由で、前回の運営会議で辞
任を表明しました。編集委員=副代表との代表方針
がありましたので、副代表の辞任表明もしました。
  委員長の妥協で、先日編集委員会が開かれました。
結論としては、大山氏論文は原文のまま掲載し、併
せて委員各自の意見を載せることと決まりました。
従って、編集委員会は正常に開かれ、一応の結論を
得たことになり、私の編集委員=副代表辞任の理由
はなくなりましたので、辞任表明は取り下げます。

「生活者主権の会」の「事務所」は代表宅

  「生活者主権の会」の所在を示す「事務所」の明
示が無いまま今日迄推移して参りましたが、今年度
より本会の事務所を代表宅に置くこといたします。
  会員各位との意志疎通と、他の諸団体との速やか
なる連携を深めるためと、特定の個人に負担が集中
することを避ける為でもあります。「会」に関する
要望・批判・進言・忠言ご遠慮無く下記迄お寄せ下
さい。尚「会報」への投稿は、従来どうりです。  
★「生活者主権の会事務所」                    
      〒124-0025  東京都葛飾区西新小岩 5-4-17 
                    小枝尚代表宅  
TEL&FAX:03-3696-4110/MAIL:LEQ05231@nifty.ne.jp

紙上討論会投稿:外国人地方参政権付帯「とんでもないこと」

世田谷区 井上小枝子

  私は絶対反対だ。                            
  第一に憲法違反である。以前におかしな判決があ
ったが、今年4月の最高裁判決で確定している。  
  第二に世界の非常識だ。世界中で外国人に参政権
を認めている国は殆どない。                    
  第三に在日外国人の殆どを占める朝鮮半島出身者
は、韓国・北朝鮮という二つの反日国に属している。
そんな国を母国とする人に参政権を与えるなど、と
んでもない。                                  
  万一国会で議決されれば、直ちに違憲訴訟を起さ
なければなるまい。                            

生活者主権の会生活者通信2000年12月号/13頁