討論会:日本の安全は此れで守れるか?
記録 小枝 尚
『安全保障』
10月10日本年度第一回の討論会がを副代表繁野陽
一氏(企画担当)の発議により「安全保障」の議題
で開催されました致した。参加者15名でした。 冒
頭司会者繁野氏から本討論会開催の主旨説明があり
「日本国の現状を考える時国家の存在に関わる安全
保障に関する真剣な論議がおざなりにされていると
思うので討議して欲しい」むねの挨拶の後、討論が
おこなわれた。
発言者の論旨『質問:軍隊は持つべきか』
A氏:国民の安全を守る事は我が国に対する侵略
を防ぐことでであり、外交に依るも、軍事力の後ろ
盾が必要。/B氏:軍備だけ充実しても隊員の心意
気が無ければだめ、それには国家が守べき価値あり、
とする国民の強い意志が必要、自虐史観の教育を見
直し自国に自信の持てる国民が必要で教育改革をす
べき。/C氏:若い頃は社会党の主張した非武装中
立に共鳴し活動したが、社会経験を積んできて、非
現実的であると感じ、現在はある程度の軍備は必要
と考える。/D氏:日本で開発、発明された最新技
術がやすやす外国にもれ、相手方の攻撃 武器、手
段に利用されている、此れの秘密保持のもっと積極
的に取り組め。秘密保護法が必要。/E氏:議題、
安全保障も良いけれど、日本をどうしたら安心して
生活出来るか、と言うような問題があるのではない
か。/E氏:自国の防衛に軍備は必要、自衛隊は軍
隊と明記すべき。/F氏:軍隊は持たない方が良い、
お互いにエスカレートして際限ない。現実、どの辺
りが妥当かの基準がない。自衛隊は明らかに軍隊で
ある。/G氏:世界の全ての国が軍事力を放棄する
よう国連で決議するよう日本が発議したらよい。イ
ンドのガンジーの非暴力主義を支持する。/H氏:
軍隊は絶対必要、外国の日本領海侵犯に領土侵犯に
はもっと強力に対処すべきで、 弱腰外交を非難する。
/I氏:自衛隊員に実戦の経験をさせるべきだ。/
J氏:国の危機に際して身命を賭して国民を守る心
意気の在る自衛隊退職者が多数いて、湾岸戦争では
外人部隊隊員として実戦経験もしている。/K氏:
独立国として軍隊は必要。軍隊だけでは国の安全は
守れない、輸入に頼る日本としてはエネルギー・食
料自給・環境破壊も視野に入れるべき。/L氏:日
米安保は、日本がアメリカの戦争に巻き込まれる恐
れがあり、危険な存在だ。種種の意見があったが、
自衛隊員は国家非常事態の時には身命を賭する人た
ちで在るから、もっと胸を張って任務に励げみ誇り
を持って生活をしてほしい。又国民も彼らを尊敬と
信頼の感情を抱くようになる事こそ肝要。そのため
には現在の教育の見直しが必要との意見もあった。
『集団自衛権は認めるべきか?』
◎認めるべき、一国での完全防衛に無理がある。
◎認めない、他国の紛争に関与する事になる。
◎日米安保を含めて皆で論議が必要。
以上。当初11月開催予定のところ会場の確保の都
合上急遽開催の形に成り、Eメール、FAX 、 はがき
依る御知らせと成りました。2・3回と議題を変え
て開きますので多数のご参加をお待ちいたします。
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