生活者主権の会生活者通信2001年02月号/04頁..........作成:2001年01月24日/杉原健児


旧会報編集特別委員会の昨年末の混乱の経緯

旧会報編集特別委員会委員 杉原健児

  「生活者主権の会機関誌【声】平成13年1月1日
発行」が、昨年12月31日に送付されて来ました。そ
の紙面冒頭に小枝代表名の「《生活者主権の会》の
会存続の危機」が掲載され、文頭から23行目の「以
上が変則会報を発行するに至った経緯であります」
までに、小枝氏から見た経緯が述べられています。
  ここに記載されている内容は、個々の断片的事実
については概ね相違ありませんが、欠落している重
要部分や時系列的に不明確で、誤解をまねき易い内
容がありますので、旧編集委員として、事実経緯の
要点を時系列に沿って、簡潔に記述させて頂きます。
                      ☆                      
  【12月12日】問題となった都議候補推薦依頼2編
について、生活者通信掲載規準の「会員の投稿は原
則として掲載する」に従い、編集を完了していた。
  ところが、12月12日の会報編集特別委員会で、小
枝委員長から上記2編の1月号掲載は見合わせて欲
しいとの要望が出され、杉原は「投稿掲載原則」に
則り、また前例から見ても掲載すべきと強く主張し
たが、江頭選挙対策委員長の了承も得ているとの発
言があり、結果としては了解せざるを得なかった。
  同夜、電話での確認で、江頭委員長はそんな了承
はしていないと強く否定され、折り返し小枝氏に抗
議の電話を入れた。                            
  【13日〜15日】13日早朝小枝氏から電話で、前日
の編集委員会の決定を変更し、前記推薦依頼2編を
掲載した会報を発行するよう指示を受けた。      
  12日の編集委員会で、急遽追加掲載を要請された
「会員専用HP」「日の丸を掲げよう(杉原は反対
したが押し切られた)」「第二回討論会」「第一回
紙上シンポジウム」の原稿送付を受け、版下案の校
正をFAXで何度か送受信し、15日の時点でほぼ会
報全体の編集が完了し、印刷所への版下発送の準備
を進めていた。                                
  【16日〜17日】16日早朝小枝氏から電話とメール
で「今朝、繁野氏から、会報掲載内容変更に対する
抗議があったので、会報発行は一時止めて欲しい」
との連絡があった。その後「明17日緊急編集委員会
を開きたい」との連絡があったが「17日は所用があ
り出席出来ない」と伝えた。                    
  17日午後小枝氏から電話で「会報版下の印刷所へ
の発送を取り止め、版下を小枝氏に届けて欲しい」
との指示があったが、二転三転の指示変更に当惑し、
また丹精込めてデザイン・制作した版下に勝手に手
を加えられることには耐えられず、当面手元に置い
て様子を見ることにした。                      
  役員(=運営会議構成員)には、これまでの経過
と1月号の発行が出来ない状況であることを伝えた。
  【18日〜19日】18日小枝氏より、杉原の副代表お
よび編集委員の辞任を勧誘する電話があったが、杉
原は自ら辞任する意志のないことを伝えた。      
  翌19日「『解任通知』杉原健児殿:生活者主権の
会の副代表を解任します。併せて会報編集委員、会
計・会員担当役員も解任します。解任理由:1)編集
会議の合意を無視して会報発行を強行しようとした。
2)副代表会議の合意事項を誤って克つ不必要に部外
者に伝えた。3)推薦依頼文掲載を発行人の了解なし
に推めた。4)編集会議の経緯を発行責任者の了解な
く部外者にもらした。5)会報発行権を乱用している」
との筆書きのFAXが送付されて来た。          
  【18日〜21日】一方、役員10名の方から、杉原の
姿勢を支持し、15日編集時点での会報を早く発行し
て欲しいとの要望が送られて来た。              
  悩み抜いた末、編集委員(=副代表)として編集
委員長(=代表)の指示に従わない背任行為を覚悟
の上、多くの一般会員に対しての最善策と考え、15
日編集時点での会報の発行を、12月21日に決断した。
  【31日】12月31日突然、前記【声】が郵送されて
来て驚いた。                                  
  また同夜「『送付要求』杉原健児殿:貴殿、副代
表・会報・会計・名簿担当解任に伴ない、此れに伴
なう一切の書類及び金品を、生活者主権の会代表小
枝尚まで速やかに送付されたい。尚、現金に就いて
は指定口座に振り込むこと。口座に就いては後日通
知いたします」のメールが送られて来た。        
                      ☆                      
  以上が旧編集委員会混乱の経緯の要点です。この
他に、前記【声】冒頭の小枝代表掲載文に、幾つか
の事実に反する事柄や誤解をまねく表現もあります
が、長くなりますのでここでは省略させて頂きます。

誤解を解くために

選挙対策特別委員会委員長 江頭清昌

   私は、「良い日本」を構築するには、「良い政治
家」を作り、育てることが「良い日本」を作る早道、
一方策と信じております。                      
  現在、選挙対策委員長になっておりますが、私自
身の主義主張を委員会に反映しておりません。会の
運営会議で決めたルールで委員会は運営されており
ます。                                        
  小枝代表が12月12日の編集委員会で「江頭選挙対
策委員長」に「選挙の推薦は『国政レベル』だけに
したいと、また会報掲載推薦手続きは、スケジュー
ルを決めて、一斉に行いたい」と江頭に伝え、江頭
が了承していると、小枝代表は言ったそうですが、
江頭は了承していません。                      
  ルールは代表個人や委員長が勝手に決めるのでは
なく運営会議や総会で、会員の総意で決めるものと
考えています。細かいことは別にして、大きな意味
で推薦することのルールは、この5年間、変わって
いません。                                    
  従って、【声】4頁の「今年度参議院選・都議会
議員選挙に対する当会の対応について」の文中「選
挙対策特別委員長江頭清昌氏とも話し合い、次のよ
うに意見の一致をみました」と、記載されています
が、このような意見の一致の事実はなく、江頭は了
承していません。誤解のないようにお願いします。

生活者主権の会生活者通信2001年02月号/04頁