生活者主権の会・第12回総会議事録

記録:東京都豊島区 藤本 きんじ


日時:2006年7月9日(日)

 13:40~16:30
場所:新宿消費生活センター 4階大会議室

1.開会宣言
 
 総会実行委員長・吉井正信氏より現在の出席者は34名、その他委任状提出者12名で6月末日現在の会員数220名の10分の1以上に達し、規定により総会は成立する旨報告があり開会宣言を行いました。


2.代表挨拶

小俣代表より、以下の挨拶がありました。

昨年の今頃は郵政民営化の問題で衆議院の解散、総選挙がうわさされ始めていた時期でした。政権交代に貢献する事を活動の目標にしていましたので、私なりに活動はしましたが結果はご存知のとおりでした。これに伴い杉原さんという貴重な人材も失い、最近ようやくその後遺症も癒えてきました。今年の総会は講演会を含めた新たな試みで行います。これからもご協力をお願い致します。

 

3.ながつま昭衆議院議員講演及び質疑応答

 ながつま昭衆議院議員による、「生活者主権社会実現のために」の講演があり、民主党の政策や年金問題、天下り問題等について報告および解説を頂いた。その後、多くの質疑応答があった。

 

4.議長選出
B区の柳田康雄氏を満場一致で選出しました。

また、本日の書記として豊島区の藤本氏の紹介が

ありました。

 

5.報告事項

a.2005年活動報告

代表、小俣氏より別掲(生活者通信本号8頁)の活動報告があり、満場の拍手により承認されました。

b.2005年度会計報告

経理担当、澤井氏より別掲(生活者通信本号9頁)の会計報告があり、満場の拍手により承認されました。

C.2005年度会計監査報告

柳田会計監査人より監査報告があり、満場の拍手

により承認されました。

 

6.新代表選出
a.立候補者募集結果報告
 吉井総会実行委員長より、今回の立候補者募集において、小俣一郎氏のみの届出があった旨の報告がありました。
b.次期代表立候補者趣意説明および質疑応答
(趣意説明)
 基本的には会報の6月号に掲載のとおりであるが、引続き政権交代の実現に貢献したいと考えている。小泉政権でも天下りや年金問題は手が付けられていない。やはり、政権交代をしなければ政治は変わらない。そのためにも今、一番政権交代の実現に近い民主党の議員を引続き支援することが政権交代につながると考えている。また、道州制の実現にも力を入れて行きたい。国の動きも出てきた。この2つを大きな柱として今年は活動をして行きたい。

(質疑応答)
・C区渡辺氏 昨年の総選挙で自民党に鞍替えをした議員がいた。また、その候補を応援していた会員がいたがどうなのか。

(小俣代表) 個人的な支援はもちろん自由です。ただ、政権交代実現の目標が会にあるので、会での推薦は民主党以外の衆議院議員に対してはしないということです。

・C区渡辺氏 その議員から会に何らかの説明はあったのか。

(小俣代表) 会には無い。ただ、都議選では推薦をしたが、国政ではしていない。また、その当時、役員でもなかったので本人にもその義務は無かった。

三鷹市田代氏 会報5月号での質問掲載後、その議員から連絡はあったのか。

(小俣代表) 無い。会ってもいません。

新宿区野頭氏 彼女は遠慮して推薦依頼をしなかった。本来この会は日本を良くするための会ではないのか。

(小俣代表) 色々な意見があるのは当たり前。会の方針と個人の考え方が全て一致することは難しい。ただ誤解の無いよう筋だけは通して行きたい。

柏市峯木氏 この会は民主党を応援する会ではないが、政権交代は必要と考える。代表としての筋は通っていたと思う。

渋谷区深津氏 道州制の実現を頭に掲げるのはちょっと難しいのでは。

(小俣代表) これまで、会として様々な活動実績がある。これを更に推進、支援していく意味でも大きな柱の1つとした。

 

c.代表選出
 満場の拍手により、小俣一郎氏を新代表として選出しました。

 

7.新代表挨拶
 小俣新代表より、以下の挨拶がありました。
 昨年は大変悔しい思いをした。また、貴重な人材も失った。この悔しい気持ちをバネに引続き政権交代の実現に寄与して行きたい。そのためにも来年の参議院選、更にその前の統一地方選挙でもいい候補者を支援していきたい。また、道州制の実現にも力を注ぎたい。いい国を創るためにがんばります。

 

8.2006年度予算案
 2006年度会計予算(案)別掲(生活者通信本号9頁)が小俣新代表より示され以下の質疑応答がありました。その後満場の拍手により承認されました。
西東京市笹本氏 本日の会場費は無料だが、今後、会場費等の予算計上も必要ではないか。

(小俣代表)実は今日この会場も有料。今日は佐藤さんが寄付してくれているが、ご指摘のとおり今後は必要になると考えています。

 

9.会則改定案審議

 1件の会則改定案が示され、異議無く承認された。

 

10.出席議員の紹介および挨拶

 吉井実行委員長より、都議会議員猪爪まさみ氏、新宿区議のづたけし氏、中野区議佐伯利昭氏、豊島区議藤本きんじ氏。以上の本日出席議員の紹介があった。

 

11.会員意見交換

 会員意見交換に先だち、平岡氏より本日出席議員の活動報告を。との意見があり、新宿区議のづたけし氏、中野区議佐伯利昭氏、豊島区議藤本きんじ氏より活動報告がなされた。

渋谷区岡部(澄)氏 役員でありながら委任状も出さない人がいる。現実的に役員になるのに無理がある人もいる。代表としての考えは。

(小俣代表)同様に考えている。今年度は見直しを行います。また、副代表に関しては引続き留任をお願いしたいと考えています。

新宿区佐藤氏 意見表明が出来るサロンを作っている。幅広く意見交換をして行きたい。

(柳田議長)佐藤さんの会、サロン大江戸に是非ご参加下さい。

・C区渡辺氏 メーリングリストの登録者数は。

(小俣代表)当会会員を含め150~180人位と思います。

川崎市江口氏 代表には今後とも幅広くネットワークを広げてもらいたい。そのためにはスカイプの利用拡大を考えてほしい。

(小俣代表)スカイプは有効な手段と認識している。今後とも進めて行きたい。

柏市治田氏 会報誌を利用して会員の拡大に協力をしてほしい。

(柳田議長)現在220名。数は力です。会員の増強は必要。

三郷市高岸氏 会員の板橋氏の会報原稿のファンである。あの原稿はすばらしい。

(小俣代表)是非、会報誌を利用して意見交換を。

・吉井実行委員長 メーリングリストは一般公開をしています。投稿をされる場合はそのことを念頭において下さい。

柏市治田氏 メルマガを担当してくれている峯木さんにメルマガの広報を。

柏市峯木氏 メルマガ会員は現在1000人以上。これからもっと活用してもらえるように内容を充実していきたい。

 

その他多数の意見・発言がありました。
   
12
.議長解任
 予定の議題がすべて終了しましたので柳田議長の任を解きました。

13
.閉会宣言
 
 最終的に出席者は37名、委任状12名、オブザーバー3名との報告があり、16時30分、吉井総会実行委員長による閉会宣言。