憲法改正の時期は熟している!!

　私は、既に、現憲法が施行されて60年くらい経っていて、国民は十分に馴染んでいると思う。とてもいい憲法だと思う。しかし、現実には、９条は既に死文化している。自衛隊と言う軍隊を持ったということは、はっきりと違憲である。その点、比較的最近、社民党が自衛隊は違憲であると宣言したのは、すばらしいことだと思う。しかし、だからといって、憲法改正をしないというのは、おかしいと思う。

　憲法改正を自民党の総裁選のテーマに掲げた安倍氏は、私は、評価する。但し、９条問題で集団的自衛権の問題は、どういう場合の集団的自衛権を認めるか、逆に認めないかを憲法に明示することが必要と考える。私は、集団的自衛権を基本的に持つべきと思うが、残念ながら、それほど、詳しくは、無いので、実際には、民主党の考えに同調しようと考えている。

　私は、上記が最も大事なポイントだと考えているが、他にも改正すべきところがあると思う、又、新に追加すべきことがあると思う。いずれにしろ、現憲法を皆で見直し、中には、変えないでいいという人も含め、議論し、国民投票できめるべきと思う。国民投票も受け付けない人もいるが、私には、理解できない。私は、国民投票で、もし、今のままでいいという人が過半数を占めたら、それでいいと思う。そのときは、全て、軍備は廃棄すべきである。その場合、自衛権との関係が問題になるが、どういう軍備は認められるのかも国民投票で決めればいいと思う。

　憲法改正問題は、随分と長い間、議論されてきているので、決着すべき次期に来ていると感じている。

　尚、蛇足であるが、私は、軍備として、核兵器は持つべきでないと思うし、又、日本軍の活動はアメリカのみならず、十分に国連との連携を重視すべきと考える。