次期代表立候補趣意書
私は、次期代表選挙に再度立候補します。
次期は4期目になりますが、今期と同じく「政権交代の実現に貢献する」と「道州制の実現を推進する」の2つを活動方針として掲げたいと考えています。
私は2期目から「政権交代の実現に貢献する」を活動方針に掲げてきました。これまでも巻頭言等でたびたび申し上げてきましたが、それは「政権交代こそが『いい国をつくる』ための近道であると考える」からです。政治にも競争が必要です。私は「二大政党」が政権を争うことが日本の政治をより良くすると思いますし、そのためには一度自民党を政権から降ろすことが近道だと考えます。
3年前の参議院選挙での当選者数は、自民党49名に対し、民主党50名、自民党の危機感が高まりました。小泉さんが郵政民営化選挙で勝負に出たのもここに一因があったと思いますし、来る参院選に向けて、自民党が天下り規制案やふるさと納税案等々を出しているのも民主党を強く意識してのことと思います。民主党という強力なライバルの出現が既に自民党に変化をもたらしているわけで、これもよい傾向ですが、民主党に一度政権を取らせた方が「よりダイナミックに政治は変わる」と私は思っています。
ただ、こと道州制に関しては、かつては先行していた民主党が、現党首の小沢さんが「300の基礎自治体」を全面に押しだしているために議論が停滞し、一方、自民党は、担当大臣を誕生させたり、小委員会を設置したりと、ここのところめまぐるしく動いています。これも小沢民主党が対極にあるから活発化しているのかもしれませんが、ともかく、政府・与党にこのような動きがあること自体は好ましいことです。
今期は、道州制推進連盟とも協力し、会報に道州制関連の記事を多く掲載する等の活動をしてきましたが、今のこの流れを活かし、来期も引続き、道州制実現のための活動を活発に行いたいと考えています。
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立候補届提出者は、5月21日現在、小俣氏1名のみです。 総会実行委員会委員長 吉井正信