4月17日、国土交通省の道路改革本部は、道路特
定財源の支出先となっている50の公益法人につい
て、2010年度末までに民営化や統廃合などで16法
人に削減することを柱にした最終報告を発表した。
06年度に約673億円に上った公益法人への支出額
は半減させるのだそうだ。
今国会では道路財源のムダ使いが次々と明らかに
された。これで十分だとは思わないが、国交省が自
ら動いた、いや、動かざるを得なかったわけで、参
議院で与野党が逆転したことにより、何十年も当然
のように継続されてきた道路特定財源の暫定税率に
スポットがあたり、それによってこのような変化が
もたらされたのである。
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私は、「政権交代でバラ色の政治になるとは思わ
ないが、これまでの自民党政治の負の遺産を一掃す
るためには政権の交代が必要である」と常々申し上
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げてきました。今回の道路特定財源に関する一連の
動きを見ても、改めてそれを強く感じます。
参議院が逆転しただけでもこのような変化が現れ
たのです。政権が交代すればもっと変わるはずです。
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今年も5月になり、また次期代表を募集する時期
となりました。
私はここ3期、「政権交代の実現に貢献する」こ
とを活動方針に掲げてきましたが、現在の状況を考
えれば、いまこそ「政権交代」の旗をより高く掲げ
るべきだと思います。
そこで、次期の代表選挙に、今期と同じ活動方針
を掲げ、再び立候補したいと思っています。
日本の政治をよりよくするためには、政権交代に
よってこれまでの仕組みを大きく変えることが一番
の近道です。政権が交代したときに、日本の政治は
新しい一歩を大きく踏み出すと私は確信しています。
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