「道州制ビジョン懇談会中間報告」に対する意見書
生活者主権の会副代表(道州制担当) 岡部 俊雄
去る3月24日道州制担当大臣の下に設置されている「道州制ビジョン懇談会」から道州制導入に関する中間報告がありました。
そのポイントは今月号の生活者通信に同封した資料の通りですが、同懇談会から300字程度で国民からの幅広い意見の募集があり、当会として下記のような意見を具申しましたのでご紹介します。
記
私どもの会は道州制の実現こそが、我が国を再活性化し、諸問題を解決する切り札だと考え、同制度の実現推進を訴えています。
今回の中間報告には全く同感で、力強く感じておりますが、次の二つの意見を申し述べます。
(1)貴懇談会で考えておられる道州制(特に道州や基礎自治体の自主立法権の確立)は現憲法下で可能と考えますが、その点を最終答申で明確にしておいて頂きたいと思います。
(2)道州制特区を推進することには大賛成ですが、特区は一般国民にとって道州制の分かり易い先行モデルになるので、その内容が抵抗勢力である官僚によって骨抜きになることのないよう、貴懇談会の基本的な理念に沿ったものであるよう強く要請するという姿勢を最終答申で明確にしておいて頂きたいと思います。
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☆道州制ビジョン懇談会のHPのアドレスは右記の通りです。http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/doushuu/
ここには、同封した概要(ポイント)の他に、中間報告の本文も掲載されています。 (事務局)