生活者主権の会生活者通信2008年07月号/01頁




生活者通信【7月号】

第155号・2008年07月01日発行   ホームページ・アドレス http://www.seikatsusha.org/
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発行人・編集委員長:小俣一郎
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平成維新の会と道州制

生活者主権の会代表 小俣一郎

 『11の道州で利権を解体』
 これは当会の前身「平成維新の会」の一番最初の
パンフレット裏面の見出しの言葉です。
 「道州制」こそ改革の切り札
 この国の基本的な問題は、明治以来の中央集権シ
ステムにあります。日本=東京=霞が関という構図
の下、中央で行政の細部に至るまで事細かに規制す
るために、政治の利権化、腐敗を生むのです。……
 平成維新の会は、「中央集権」のという今までの
やり方に対して、「道州制」という“第2の廃藩置
県”を提唱します。
 パンフレットの内容を一部抜粋してみましたが、
平成維新の会にとって、道州制実現は、その表面に
掲げた『日本を生活者主権の国にしよう。』を実現
する手段として、まさしく根本命題でした。
 日本が11の道州に分かれた地図のイラストが会
のシンボルとして、イベントや広告、会員カード、
会報等いろいろなところで使用されました。
 また、自ら道州制を実践すべく「道州制組織準則」
を作り、会員組織を道州の協議によって運営しよう
ともしました。
 平成維新の会の解散によりその試みは頓挫してし
まいましたが、当会が現在も参加している「首都圏
市民会議」は、東京・神奈川・千葉・埼玉の平成維
新の会を前身に持つ市民団体の連絡協議会で、それ
は平成維新の会の「首都圏道」の流れをくむ会議と
して、今でもその精神を受け継いでいます。


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