倫理と繁栄

東京都文京区 岡戸 知裕


日本が国家として国際社会の中で尊敬されるようになることが、結果として日本の繁栄に繋がってゆくと思います。

日本が低成長にあえぐようになった主因は、倫理感の欠如ということになるのではないでしょうか。

国民国家よりも省益を優先させたり、厚生省の血液製剤事件であったり、バブル経済であったり、政治家と土建屋の癒着であったり、今で言えばアデン湾で自国船しか援護できないような憲法や法律で、果たして国際協調といえるのか・・・そろそろそういう時代から決別して世界の中で尊敬されるような国家に生まれ変わる時代に来たといえます。

もう土建の時代は過ぎ、本当に必要なところに税金が回るようなシステムに変えないと日本は立ち行かなくなります。(小子化もその一例)

公共事業がなければ会社が立ち行かないという現実も分かりますが、それは戦前の軍需産業も同じことをいっていたのではありませんか?方向の違うことにいくら血税と人員をつぎ込んでも悲劇しか生まれてきません。

農水省の数万人と言われているスタッフは、戦前の帝国陸軍の装備が未熟で数だけの陸軍と同じ発想ではないですか?

小沢代表もそういった古い時代最後の政治家ではないでしょうか。

共産党や社民党など考えの全く違う組織との野合で果たして、世界から尊敬されるような政治が実現できますか?

そういったシーラカンス的な政治、政治家とは早く決別する必要があります。