岡部俊雄さんを偲んで
代表 小俣 一郎
岡部俊雄副代表がご逝去されました。
岡部さんには8年前、私が初めて代表になったときに、副代表へのご就任をお願いし、以来、道州制の推進を中心に、当会の政策面をずっと先頭に立って引っ張って頂きました。
江口克彦氏(現参議院議員)の講演の際には、江口氏の著書「地域主権型道州制」を10回に亘って会報で説明して頂き、高松義直氏(関西州ねっとわーくの会代表)の講演会のセッティングもして頂きました。また、政権交代実現後は「闘う政治を支援する委員会」「福祉自治区推進委員会」の委員長としても先頭に立って当会の活動を引っ張って頂きました。その他、上げればきりがありません。
いま当会は「大統領制型東西2大道州制」の推進を最大の活動方針とし、私がその中心となって活動していますが、私がいま、国のしくみを変える「道州制」で論陣を張れるのも、道州制についていろいろと教えて下さった岡部さんのお陰です。
8年前の私は道州制についてそれほど熱心ではなく、私の軸足は政権交代にありました。
道州制実現推進委員会には運営会議の前にあったので流れで参加していたものの、道州制推進連盟の例会には代表になってから参加しました。まさしく、代表になったので当会が平成維新の会の頃から掲げている道州制にかかわり始めたといったのが実情でした。
それから岡部さんとは、道州制実現推進委員会・運営会議、道州制推進連盟例会、編集会議、さらには、長妻さん関連の会合等々で、それこそ毎週のようにお会いし、活動を共にしてきました。
その中で、道州制の実現を始め、さまざまな問題について議論し、またいろいろと教えて頂きました。
岡部さんが体調を悪くされ、会合に欠席されることが多くなってからも、岡部さんがメールを読んでいて下さることが、何か問題があればアドバイスを頂けるとの安心感が、大きな心の支えでありました。
その岡部さんが逝ってしまわれました。最大の相談相手である岡部さんが・・・。
当会がこれまでで一番道州制に力を入れているときに、岡部さんを失ったことは残念でなりませんが、これからは、岡部さんに頂いた力を、知識を支えに、さらなる論陣を展開していきます。
岡部さん、本当に長い間ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。