今後の当会の活動について

(次期代表選に向けて)

代表 小俣 一郎

 今年は当会の代表選挙がありますので、少し気が早いですが、当会の今後について現在私が考えていることを会員の皆さんにお伝えしておきたいと思います。

 これはいつも言っていることではありますが、私は「このような活動をしたい」という方が出てこられるのを待っています。その人に当会の代表になってもらい当会を新しい方向へ引っ張って頂けたらと思い続けているわけです。

 ですから、7月の総会で、新しい代表が選出されることを心から望んでいます。

 ただ、現実問題としてそのような方がなかなか現れません。だから、活動方針を達成した後も、引き続き私が代表を続け、それも10年になってしまったわけです。次も続けることになれば、11年目に突入します。

では「誰も代表に手を上げなければどうするんだ」ということになりますが、誰も手を上げる方がいらっしゃらなければ、引き続き代表はお引き受けします。ただし、活動は縮小したいと思います。

 具体的には、活動方針は掲げません。会費も2年間は徴収しません(新入会員・再入会員は別です)。投稿のHP掲載と会報発行を中心に、委員会活動を一部継続する、ということになるかと思います。

 つまり、当会の力を使って新しく何かをやりたい、という方が出てくるまでは(それは新しく入会された方でも構いません)、「半休会状態にしましょう」というご提案です。

 私は、双六で言えば、当会は「上がり」だと思っています。少なくとも、平成維新の会の頃から活動を続けてきた私自身は、まさしく上がり状態です。 

 当会は、長妻さんを国会に送り出し、その後も支援を続け、そして政権交代が実現しました。

 私が活動方針として掲げた「政権交代の実現に貢献する」は、結果的に十分に達成されました。

「平成維新の会」は、「日本を生活者主権の国にする」ことを掲げて誕生しましたが、自民党の長期政権に風穴を開け、その弊害を改善することもその大きな目的であったかと思います。

 だから、細川政権ができて、その目的があたかも達成できたかのような状況になったことも、平成維新の会が低迷する大きな要因であったかと思います。

 大前さんが3年で投げ出した平成維新の会。当会はその東京エリアを引き継ぎ、いろいろな活動を続けながら、どうしたらよいかを模索し、結果、良い議員を議会に送りこむことによって日本の国を良くしようということになり、会の名称を変更してまでもそれを貫き、そして平成維新の会でも実現できなかった「本格的な政権交代」にまでたどり着いたわけです。(民主党政権が国民の期待に応えられなかったのは誠に残念でありますが・・・)

 これまでの活動の延長で、これ以上の達成感を望む方が無理なのではないでしょうか。

 といって、会をなくそうというわけではありません。私も会には愛着があります。

 会報202号では、久しぶりに活発な論争が展開されましたが、会報発行は継続しますので、論争は引き続き展開されるものと思います。

 委員会活動も、引っ張って下さる方がいらっしゃれば、引き続き継続しますし、新しい委員会をつくることも否定しません。ただ、それは私以外の方が中心になって行うという条件付きです。

 私が平成維新の会の東京7区(衆議院中選挙区制時代)担当のエリアステーションになったのが、平成5年の11月ですから、あれから20年以上も、私は役員として当会の活動を引っ張ってきました。

 その他、当会の関連でいろいろなボランティア活動もしてきました。

 最近は、さすがに疲れ気味です。

 この4月には、東西2大道州制の小冊子第2版も完成し、一区切りつきます。

 そこで、そろそろ「一休み」させて頂きたいと思っています。