越後湯沢視察旅行感想

 

東京都小平市 牧原 信太郎

 

 2018年10月13〜14日、21世紀のライフスタイルを考える会の特別企画として実施された越後湯沢周辺の視察旅行に参加してみました。

1日目、苗場プリンスホテル周辺のリゾートマンションに到着するとタワーマンションの入口付近でマンションの住民と思しき年配の方が出てこられたので、お話を伺いたいと申し出たところ住居にまで案内していただきました。

 部屋は1DKですが苗場スキー場がパノラマの如く一望でき、さぞかし冬は賑わいが楽しめそうな所でした。ただその方が申すには最近は家族もなかなか来られないし、手放したいが買い手がいないとの事、日本の高度成長期からバブルがはじけて低成長となった日本の現状を見せつけられました。

 2日目、八海山ロープウエーの頂上で狼煙のイベントを行っていました。遠方の場所からも狼煙での合図を送っており、戦国時代を思わせる行事に出会い昔に思いを馳せることが出来ました。

 その後はJR只見線沿いの山道をとばし福島県奥会津の田子倉湖畔で昼食後、湖を遊覧船で一周しました。湖は人造湖でダム湖百選に選ばれた事もあり、又湖水を用いる水力発電所は日本第2位の出力があるとのことです。近くの奥只見湖にも豊富な水量を誇る水力発電所があり奥会津(新潟・福島県境)は自然エネルギーの宝庫であることがわかりました。

 人造湖の周辺はまだ紅葉には早かったのですが、ひんやりとした風に身が引きしまる思いがしました。