難航する普天間対策に提案
神奈川県相模原市 佐伯 雅啓
会報179号の松井孝司氏の記事「普天間問題の解決は逆転の発想で!」を興味深く拝読しました。
鳩山前首相は、普天間問題をあまりに安易に考え、失脚しました。
日本が独立国になって50年も米軍基地が沖縄にあることは確かに異常ですが、北朝鮮の現政権が続く限り、また中国の野望が強くなる情勢下では、沖縄米軍基地存続も必要悪と思います。
普天間問題の解決に100点の策はありません。80点もありません。しかし60点の策ではまずいです。私は70点の解決策を考えてみました。それはメガフロート(浮き島)による海上基地建設です。
その案を郷里・山口県の山口新聞に5ヶ月前に提言しました(私が担当中のコラムの1篇として)。
http://www.seikatsusha.org/toukou/data/tou-2010/ys-10.01.19.pdf
上記リンクの「山口新聞 2010年1月19日」の記事がそれです。
このコピーを政府の大臣やマスコミに送りましたが無反応でした。
本案の特長は@海上3km沖合に建設するので、沖縄本土外と言えること、A米軍の沖縄海兵隊基地から至近である、B将来、基地が不要になれば、解体、撤去、他への移設も可、C埋立ても、杭打ちもしないので、環境への影響が少ない、Dメガフロート方式の応用を、日本の新産業として、輸出も可。
本方式への批判は、@海底に光が当たらず、サンゴが生成できない点ですが、LEDで省電力による発光で解決できそう、A浮き島や杭打ち方式はテロに弱いとの意見があるが、潜水艦防止の金網で対応可能と思います。
(22・6・23)