新春にあたり

神奈川県相模原市 平岡 昭三

 

最近の本通信に、河登一郎さんと峯木貴さんが原発の害悪について、しばしば造詣深い論文を種々上程しておられます。一方これに対し博識ある松井孝司さんが原発有用論を種々展開しておられます。

我々はこの両論を興味深く拝見させて頂いておりますが、多くの会員読者も同様だろうと思います。このように賛否両論がある事によって、本件への私共の理解が深まる事は大変好ましい事と存知、更に論戦が深まる事を期待致しております。

そのようなことが又、本誌の価値を高め、ひいては本会への世間の認識が深まろうかと思う次第であります。