首相公選制・是か非か
6月のF区例会では、『首相公選制』に
ついて徹底討論を行います。
首相公選特別委員会の治田委員長にまず
首相公選制について説明して頂き、次に、
賛否両論の立場から議論をし、首相公選制
についての理解を深めたいと思います。
F区会員の方に限らず、多くの方々のご
参加をお待ちしております。
日時:6月15日(金)午後6時30分より
場所:ルノアール小滝橋通り店会議室
【1】東京A区4月例会報告(岡戸知裕AM)
日時:2001年4月18日(水)18:30 〜20:30
場所:東京ドームホテル1F 喫茶コナー「ガーデンテラス」
出席者:岡戸・小林・林・佐藤・松井・名方・梅沢
(JC)、以上7名。
1.都議選公開討論会への協力
東京JC文京区副委員長梅沢氏より都議選公開
討論会の開催について協力の依頼があった。公開
討論会は文京区民センターで6月12日18:00 に開
催される。4月24日19:00 より、梅沢氏の事務所
(赤坂)で実行委員会を開催する。
2.情報公開法の活用
長妻議員を呼んで4月28日18:30 から文京シビ
ックセンター3 階障害者会館会議室B で第2 回議
員懇談会を開催する。「情報公開法」の活用など
で助言を受けたい。
3.その他
1) 岡戸代表より都議選立候補について打診があり
意見交換を行った。
2) 有志により申請中のNPO法人「文京教育トラ
スト」が認証となり、発足記念シンポジウムを
4月8日に茗渓会館で行った。
【2】新宿生活者主権の会活動報告(佐藤鶴次郎)
新宿区総務部総務課文書係・小沢様 FAX 3209-9947
今朝電話を差し上げた佐藤というものです、区に
関する情報を知りたい為に下記整理して見ました。
色々とを具体的に知りたい為に項目別に並べました
ので、方法、窓口などお教え下さい。
(1)今後情報公開などに就いてはホームページなど
を活用すべきと考えますが、現在のホームペー
ジは見難い様に思うのですが、具体的に其の窓
口は何処ですか?
(2)コンピュターの普及に区として色々対策を図つ
て居る様ですが私共の高齢者が簡単にホームペ
ージを見られる様に、図書館はじめ区の諸施設
に配置を希望しているのですが、その時の相談
窓口はどうなりますか?
(3)福祉課の担当と聞いておりますが、高齢者福祉
の対象となっている「ワーゲン」制度の事で、
色々と不評を聞くのですが、此の制度関係の対
象人員、予算及び決算はどのように成っている
のでしょうか?此の施設にコンピュターを設備
したら好いと考えますがどうしたら宜しいか?
(4)区政に対して区民から色々希望や苦情が出て居
ると思いますが其の処理に就いて、役所に受け
付けの窓口がありますが、具体的に、前記のワ
ーデン制度に関する苦情などを、現地に出掛け
処理し実績を「内容別」「件数別」等に分類ホ
ームページで出せば、関心は高まると思います
が此のような相談窓口は?
(5)今世間で、情報公開が叫ばれております、新宿
区でも議会の傍聴の出来ない人対象に関係ビデ
オを作り各図書館等に配置をお願いしたいので
すが、方法窓口などお知らせください。
以上色々と希望が有りますが、取りあえず纏めま
したので、お送り致します。ご返事は下記に頂けれ
ば幸いです。 TEL&FAX 03-3209-0724
2001/5/11 新宿区大久保3-11-1-1208 佐藤鶴次郎
【3】東京B区5月例会議事速報(大谷和夫AM)
[日時]2001年5月9日(水) 18:30〜21:40
[場所]喫茶室ルノアール蒲田西口店
[出席]大谷・池田・久保田・柳田・吉田・芹沢・
直田・三上・島田、以上9名
[配布資料]
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1.日本経済長期低迷の真因と克服策(大谷)
[報告]
中央集権から地方主権への変革が、日本にとっ
て最も重要であり、且つ緊急に必要な構造改革の
ポイントであることの理論体系の一環として、資
料1は、ニューヨークタイムスのコラムニストで
あるトーマス・フリードマンの著書「レクサスと
オリーブの木」を引用して、冷戦終結と共に国際
システムが激変し、グローバル化時代に入ってし
まったのであり、これにまともに対応する必要性
を強調している。日本ではバブルの崩壊に気をと
られているが、グローバル化の基本は個人の自立
であり、規制の撤廃と中央官僚体制の縮小が最も
重要であることを指摘している。このような環境
の変化に対して、小泉内閣も野党も、構造改革と
いいながら、グローバル化という国際システムへ
の対応を掲げていないのは怠慢の謗りを免れない
のではないかという問題提起で自由討論を行った。
尚今月はマスコミよりNHK 三上記者の参加を得た。
[議事]
1.ベルリンの壁の崩壊に対して、欧州はかなり敏
感に生き残りを模索しているように見える。この
点日本は丁度バブルの崩壊と重なって、国際シス
テムがどのように変化したかという観点からの対
応が鈍かった。しかし制度疲労を起こしている中
央集権の余計な規制にも拘わらず、民間セクター
では既にグローバル化の波に洗われており、パブ
リック・セクターのみ旧 態依然の状態で、それ
が今日の長期経済不況を招いている一因であるこ
とは間違いない。
2.グローバル化とはフリードマンの定義によれば
情報革命に支えられた三つの民主化、即ち技術、
金融、情報の民主化であり、これにより個人や団
体の力が世界を相手に駆けめぐるようになった。
つまり経済の成長と共に政治の縮小が起こってい
る。社会主義国はもちろんのこと、共産主義的と
いわれた日本の従来路線もグローバル化に適合し
なくなってしまった。
3.民間でもまだ意識面で遅れており、会社の概念
も相当な変化が予想される。既にアメリカの先端
企業では陳腐化した人員の大量の解雇と新しい有
能な人材の大量採用、つまりビジネスの進展や変
化に伴い、大幅な人員の入れ替えが行われている。
逆にいえば終身雇用のような形態ではなく、個人
が大きなビジネスをするために会社を利用する時
代に入っており、会社にぶら下がることは不可能
になってきたと思われる。
4.日本の政治が世界のシステムに合わないことに
大衆が危機感をもっていないと指摘されるが、逆
にいえば全ての人が気がついた時は時既に遅しと
いう本質的な問題がある。日本人の甘えの構造は
典型的な島国根性であり、視野がせまい、論理的
でない、学習を軽視している。
戦略性がない、という構造が過去の失敗から得
られた教訓であり、戦後の豊かさに甘えて大 衆
に危機感が及んでいない時期に、明確な将来ヴィ
ジョンを掲げて改革することが成功の要因でもあ
る。先進国で中央集権にしがみついているのは日
本とフランスだけである。
5.現在中央集権で東京一極集中の感があり、地方
主権で果たして地方は自立できるかという疑問が
根強い。確かに市町村単位、或いは府県単位では
人口が少なすぎて自立が困難な所もあるかも知れ
ない。しかし道州制或いは州府制でブロック単位
で考えれば、恐らく人口 300万を超え、数年の切
り替え期間は要ると思われるが、諸外国の例をみ
るまでもなく、ぶら下 がりを廃して自立の精神
を基礎にすれば自立は明らかに可能であると思わ
れる。
6.その他、東京都石原知事の行き方、小泉内閣と
民主党、自由党の改革の進め方、NHK の中国やア
メリカに対する態度、年金問題、若者との交流な
ど議論された。
7.残された問題として次の点を考慮することにし
た。
(1)道州制の中身、つまり国、州、自治体の行政分
担について議論を深める。
(2)マスコミを介して国民にアピールするための活
動方策について計画を立てる。
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