生活者主権の会生活者通信2001年12月号/03頁..........作成:2001年12月22日/杉原健児

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生活者主権の会・各種活動状況(1)

※(敬称略・編集:杉原健児)

【1】東京A区10月度例会報告(風間一AM)      
日時:2001年10月24日(水) 19:00〜20:30       
場所:東京ドームホテル1F喫茶コナー 「ガーデンテラス」
出席者:岡戸・風間・佐藤・松井、以上4名。    
1.政務調査費回答結果発表                    
  10月16日午後都庁記者クラブで都議会議員に対す
  る政務調査費公開質問の回答結果を発表した。  
  17日付朝刊には毎日新聞と東京新聞が回答結果の
  概要を掲載してくれたが、当日は各紙とも政党各
  派に対する政治献金を大きく取り上げており、そ
  の記事に隠された感がある。                  
    政務調査費は会派に支給されており、地方議会
  の会派の存在が問題と思われるので文京区議会議
  員に対しては会派に対する意見を求める質問項目
  を追加して公開質問状を発送した。            
2.生活者主権の会のNPO法人化について      
  生活者主権の会を市民のためのシンクタンクと位
  置付け、NPO法人化を目指してはどうかとの提
  案があった。                                
    しかし、現行のNPO法はシンクタンクを対象
  としておらず、「構想日本」もNPOを自称して
  いるが法人化していない。                    
    米国の例をみても市民のためのシンクタンクは
  不可欠であり、10月18日衆議院議員会館で21世紀
  シンクタンクプラットフォームが設立され、シン
  クタンク助成法制定を目指して議員連盟設立の動
  きがでてきている。今回の臨時国会にNPO法改
  正案が提出される予定であり、12事業分野に4
  分野が追加される。この法案が首尾良く通過すれ
  ば検討課題とする。                          
3.その他                                    
 (1)風間氏が来年2月を目途に新しい会を設立し、
    生活者主権の会の姉妹団体にしたいとの提案が
    あった。                                  
 (2)全国オンブズマンの調査によれば自治体の監査
    を行った監査法人の受託費にかなりの格差があ
    るとのことである。地元自治体の調査データが
    あれば入手したい。                        
 (3)12月度のA区例会は年末の多忙な時期につき休
    会することとした。      (記録:松井孝司)

【2】新宿生活者主権の会例会報告(佐藤鶴次郎)
日時:2001年10月27日                          
場所:消費者センター第3会議室                
参加者:浦上・川上・那須・大石・風間・野頭・  
        佐藤(鶴)、以上7名。                
  図書館問題の課題:川上氏より報告と提案、「別
紙」区職労と意見交換、図書館長同席。当方出席予
定、川上・荒木・松本・那須・野頭・佐藤。      
  新宿区の財政問題のシンポジュムを区の担当者、
大学、企業  関係に働き掛け開きたい、との提案に
参加者賛同多し、川上氏講師依頼に心当たりあり、
川上氏を軸に進める。
  他に行事案内其の他資料、川上氏資料持参配布。
  浦上氏より新宿駅上屋に昇降客 345万人対象に前
向きに市民提案の各種事業の展開で収益を考えては
?との提案あり、何処に、如何に働き掛けるかの具
体案を作り提案戴く事と成った。                
  今回A区のエリアマネージャーと成った風間さん
のお話と、港区より来られた大石氏と連携を取り新
しく加入された、なかまえさんを交え港区でも、行
動の集団を纏めるべく話を進める事と成った。    

【3】東京B区11月例会議事速報(大谷和夫AM)  
日時:2001年11月14日(水)  18:30〜21:30       
場所:喫茶室ルノアール蒲田西口店              
出席:大谷・春山・田中・久保田・吉田・直田・  
      池田・柳田、以上8名。                  
配布資料:                                    
 (1)道州制の現状                      (大谷)
 (2)Group-B 運動のネーミング          (大谷)
 (3)どうすれば日本は良い国になるか?  (大谷)
 (4)日本再編計画・・無税国家への道    (抜粋)
議事:                                        
1.配布資料説明                              
 (1)「道州制の現状」はインターネットによる道州
    制の最新情報で、googleで「道州制」を検索す
    ると、1秒もたたない内に2960件も情報がでて
    くる。新しい所では北海道や九州の道州制がで
    てくるが、その他PHP政策研究レポート、政
    府関係記録、民主党、自民党の提案、衆議院議
    員のHP等もある。「道州制」という言葉が昭
    和44年関西経済連合会で提唱されてから32年経
    つが、最近では小泉首相も道州制を口にするよ
    うになり、予想外に道州制はポピュラーになっ
    てきており、実現の機運が熟してきたと感じら
    れる。                                    
 (2)「Group-B 運動のネーミング」はB区メーリン
    グリストで提案された5グループ30種類の名称
    のリストで本日運動の名称を決定する。      
 (3)「どうすれば日本は良い国になるか?」は従来
    の検討結果を一応まとめたもので            
     1) 現在どんな問題点があるか?            
     2) 国家危機意識の欠如                    
     3) では日本再生に一番重要な改革は何か?  
     4) 道州制の導入                          
     5) 道州制とは?                          
     6) 道州制・連邦制に関する主な提言        
     7) 日本再生の為の改革の具体像            
     8) 日本改革の突破口                      
    という具合に主として経済的な中央集権制の破
    綻から問題解決を考慮したものである。更に真
    の民主主義の実現からのアプローチを加えると
    よいと付言された。                        
 (4)「日本再編計画・・無税国家への道」はかつて
    検討したPHP研究所の無税国家プロジェクト
    の報告の抜粋で、これをもとに更に我々のビジ
    ョンの具体化をはかればよいと思われる。    
2.今後の運動の名称の決定                    
    まずグループ別に、A:変化を強調、B:創造
  を強調、C:地方を強調、D:目標を強調、E:
  英文表示のどれにするか議論し、種々意見があっ
  たが、一応DかEにしようということになった。
    配布資料1にあるように「道州制」という言葉
  が情報化時代には意外にポピュラーになっている
  という認識から、少しリストからは逸脱するが、
  端的に「道州制推進運動」と命名し、英文表示に
  「USOJ(United  States  of Japan)」を使っ
  てみることにした。「O」を付加したのは、Univ
  ersal Studio Japanとの混同を意図的に避けるた
  めである。                                  
3.道州制推進運動の進め方                    
    資料4が道州制( 州府制) の一つのビジョンで
  あるが、生活者主権の立場から望ましい道州制の
  ビジョンを、メーリングリストなどを利用して、
  議論してつくり上げることにした。            
    さしあたり、次の分担でそれぞれが提案し、議
  論を重ねた上で総合ビジョンを構成し、それが出
  来上がった所で外部に向けて活動することにした。
   1) 国の役割分担(官から民へを含めて)      
                      ………柳田、久保田、直田。
   2) 道州の区割り、名称、役割分担など……吉田。
   3) 基礎的自治体の名称、大きさ、数、役割分担
      など                    ………田中、大谷。
   4) 税源体系の転換                ………池田。
   5) 道州制の導入手順              ………大谷。
    尚国、道州、基礎的自治体について、行政面だ
  けでなく、立法面、司法面についても一応の検討
  を要する。                                  
4.その他                                    
    池田氏より提案があり、柳田康雄氏をB区の  
  SM(サブマネージャー) に決定した。        
    又安全保障、農業問題、規制に関連して建築費、
  物流費、自動車の高齢者講習など雑談が行われた。
◇次回予定:12月12日(水)  18:30より。忘年会。
  会場は蒲田駅付近、会費5000円、池田SMより幹事
  役を犬伏、島田両氏に依頼する。              

生活者主権の会生活者通信2001年12号/03頁