生活者主権の会生活者通信2002年01月号/05頁..........作成:2001年12月24日/杉原健児

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生活者主権の会・各種活動状況(2)

※(敬称略・編集:杉原健児)

【3】東京B区12月例会議事速報(大谷和夫AM)  
日時:01年12月12日(水) 18:30〜21:30         
場所:紅虎餃子房(JR 蒲田東口駅ビル・パリオ6F)
出席:中村・芹澤・大谷・治田・笠間・犬伏・    
      久保田・池田・田中、以上9名。          
  本日は会費5000円、飲み放題の中華料理を食べな
がらの忘年会を行った。池田・犬伏幹事で本部から
治田副代表も参加していただいた。              
  話題を編集すると、道州制推進に関するもの、そ
れと関連してしばらくぶりの犬伏大田区議の区政の
問題点の指摘が主であった。                    
 [A] 道州制推進に関する話題                  
1.道州制はシナリオを明確化する必要がある。30
  年も前から唱導されているのに意外に有権者に浸
  透していない。近頃は小泉首相や石原都知事も時
  々道州制に触れており、首相の諮問機関である地
  方分権改革推進会議でも暗黙に道州制への変革を
  ベースとしている。ただ実現にはやさしく分から
  せる啓蒙が必要である。Education とは餌付けで
  あり、知恵の餌付けが必要だとの洒落もでた。B
  区でも来年にはシナリオをまとめて啓蒙活動に移
  りたい。                                    
2.中央集権は無責任であるとか、官僚体制が悪い
  とか批判があったが、官民の最大の違いは  世界
  との競争の有無である。時代の変化、世界との関
  係に適切に対処しなければ民間では倒産するが、
  官はそのような刺激がないので甚だしく進歩にお
  くれる。それでどうにもならなくなって自民党も
  改革を主張する小泉総裁を選出した。官から民へ、
  中央から地方へ。                            
3.現在の市町村は規模が小さすぎて数が多すぎる。
  300 小選挙区を基準に新しい市としてはどうか。
  その際うるさいのは多分いらなくなる議員であろ
  う。  道州と市のどちらにどのような主体性を持
  たせるか、役割分担をよく議論すべきである。  
4.区の行政を変えるには首長を変えることで、公
  務員出身者では行政に甘さが出る。又現在の区に
  は政策立案能力、経営能力が欠けている。ドイツ
  のように道州か国に研究所を設けたらよい。課長
  級以上は区民ではなく上司の方を向いている。従
  って民間から任命した方がよい。又幹部級は殆ど
  区内に居住していないが、住民自治の概念から如
  何なものか?                                
 [B] 基礎的自治体としての大田区の問題点      
1.放置自動車の撤去を巡って国土交通省と警察と
  大田区の3すくみになり、なかなか解決できなか
  ったが、これらは中央集権の弊害であり、地方分
  権がまだ実質的でない証拠である。            
2.自治省は市区町村といい、東京都は区市町村と
  称している。区が基礎的自治体となったというが、
  都から清掃部600 人がきたことと、区長が全国市
  長会に参加できるようになった位の変化で、本質
  的には依然として3割自治に変わりはない。    
3.大田区と友好関係にあるアメリカのセーラムと
  ボストンで市会議員の年俸を調べたら、セーラム
  は1万ドル、ボストンは3万ドルであった。日本
  と2桁の違いがある。日本は議員、公務員の給与
  が国際的にみて高すぎるのではなかろうか?  尚
  戦前は日本でも市町村長、助役、収入役は原則無
  給であり、市町村従業員の平均給与も大学出初任
  給より低かった。                            
4.大田区の学校給食婦の違法な残業代を指摘して
  返還させたら6000万円になった。又学校教職員の
  勤務もでたらめで、夏休みも含めて働かずして給
  与を受け取っていたのを摘発した。            
    又教員不適格で再教育を命じられた教師に給与
  の他に勤勉手当が支給されていた。これらは民間
  では考えられない不始末であり綱紀弛緩も甚だし
  い。                                        
    日教組は今や組織率4割で、社民党と民主党と
  なり、都教組が共産党系で特に高校がひどい。  
  教師の問題点は誰も見ていないことで、週末には
  学校で酒を飲んでいる所もある。教科書問題も扶
  桑社以外の教科書はひどい。対中国・韓国の認識
  に間違いがある。                            
5.現在の政党は区民に対してはよくない。まとも
  に区職員に文句がいえるのは  僅かに犬伏議員と
  無所属議員のみであるのが大田区の現実である。
  
【4】東京C区活動報告(澤井正治AM代理)      
日時:2001年11月9日(金) 11:30〜13:30       
場所:下高井戸・旭鮨。                        
出席:井内・近藤・澤井、以上3名。            
回覧:民主統一同盟の機関紙。                  
話題:タリバン空爆・狂牛病。                  
      AMに若手はいないか。女性会員はどうすれ
      ば増やせるか。がらぽん女性の会とは連携で
      きるものはないのか。                    
  
【5】F区12月例会報告(小俣一郎AM)          
日時:2001年12月10日(月) 18:35〜20:30       
場所:ルノアール小滝橋通り店会議室            
出席者:石井教夫・板橋・岡戸・小俣・河登・佐藤
      ・治田・吉井、以上8名。                
1.編集委員会関連                            
 (1)会報1月号の編集について確認等を行った。  
 (2)第81回運営会議の議事録を確認した。        
2.インターネット特別委員会関連              
 (1)佐藤氏に「自作HP立ち上げ奮闘記」を語って
    頂き、HPの活用方法等について意見交換を行
    った。                                    
 (2)1月からの佐藤氏主催の勉強会について確認等
    を行った。                                
3.首相公選特別委員会関連                    
    治田委員長より、署名数が現在15,128であると
    の報告があった。                          
4.その他                                    
 (1)岡戸代表より、狂牛病への取り組みについて、
    進捗状況の報告があった。                  
 (2)フォーラムプロジェクトについて意見交換を行
    った。                                    

【6】ガラガラにっポンの忘年会(田代秀子代表)
  12月8日大崎会員宅にて忘年会をしました(日時
・場所都合により変更)。忘年会は最初からの形を
変えず7回目となりました。今回も会員外の方4人
参加下さり、また後半長妻さんとご家族もご参加下
さいました。                                  
  忘年会とは言え、内外の問題が論議されました。
「アフガニスタン問題」「自衛隊と憲法9条」そし
て「狂牛病」等、同意見の人、反論ある人の意見が
飛び交い、ガラガラにっポンの忘年会らしく、活発
な意見交換となり、私たちもよい刺激となりました。
  また政治家志望の方も参加され、長妻さんからの
激励とアドバイスもあり、良い機会になったのでは
ないでしょうか。                              
  「質の良い議員を議会に送る」ことを活動の主体
としている私たちにとって、いろいろな方と接点を
持ち、その広がりの中で理念と情熱を持った人を応
援して行きます。2003年の統一地方選挙で、そうい
う人が沢山出てきてくれることを願ってやみません。

【7】2001年11月分収支(経理担当・杉原健児)  
      〔収  入〕              〔支  出〕      
前月繰越     641,730円  吉田印刷      59,995円
更新会費21名  63,000円  振込手数料       420円
新入会費02名   2,000円  宅配便         1,060円
協力金        10,000円  翌月繰越     655,255円
  合計       716,730円    合計       716,730円
〔吉田印刷〕生活者通信12月号印刷費(A4-12頁・500
  冊)=32,500円/郵送費(@90円× 271通)=24,390円
  /宅配便=1,480円/消費税(5%)=1,625円。      
〔現在までの協力金〕杉原健児20,000円・江頭清昌
  10,000・吉井正信10,000円・大山悦男10,000円・
  松井孝司6000円・荒木喜美子3000円・上野園枝  
  1000円/合計60,000円。                      
  
【8】活動費募集特別委員会会計(治田委員長)  
      ー2001年07月01日〜2001年11月30日ー      
    〔収入の部〕            〔支出の部〕      
前期繰越      93,052円  サキタマ市民ネット へ10,000円
高野洋司寄付  10,000円  政務調査費関係19,220円
                        現在残金      73,832円
合計         103,052円  合計         103,052円

生活者主権の会生活者通信2002年01月号/05頁