ニュートンの再来と言われる天才宇宙学者ホーキ
ングの講演を聴いた石原慎太郎氏の話
(「かくあれ祖国」から)
「地球のように進んだ惑星はこの宇宙にどのくら
いあるのでしょうか」という質問に「筋萎縮症とい
う重病にかかって余命幾ばくもない、ホーキングは、
もう自分で話すことができず、コンピューターのキ
イを押し人造語にして話をするので時間がかかるの
ですが、それだけはまだ動く指を使ってじつに丁寧
に答えてくれました。「この太陽系だけでなく、我
々が視認している、たとえばアンドロメダ星雲とか
銀河系の宇宙も含めて言えば、20億くらいでしょ
う」それには会場にいたみんなが愕然としたが、す
るとある人がまた質問をしました。「(中略)しか
し、それだけ文明の進んだ惑星があるとするならば、
なぜ我々は宇宙人とか宇宙船とかを実際に目にする
ことがないのでしょうか」するとホーキングは言下
に言いました。
「いや、地球程度に文明が進んだ惑星は、そこま
でくると加速度的に不安定になって速やかに自己消
滅します」業病に襲われてコンピュータを使ってし
かコミュニケイトできないホーキングと、その思い
がけぬ答えとの不思議な取り合わせが私(石原)に
は強烈でした。
私(石原)も、地球の有限性をつくづく感じてい
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ます。やはり地球は不可逆的に汚染されていってい
ると思う。」と言うのが石原氏が都知事になる前の
体験です。
持続可能な「発展」というスローガンが環境派の
提示したものでした。しかし今や、その「発展」は
削除され、持続可能な社会。と言い直されるように
なりました。
私たちは、とりあえず自分の生きている今しか考
えていない人が多くを占めています。プラスチック
を燃やすなどと言うことを決めてしまう行政。狂牛
病の原因の肉骨粉を禁止しなかった行政。エイズの
原因の非加熱製剤を禁止しなかった行政。すべてが
お金のために人の命を犠牲にしています。
ホーキングの説をくつがえす為には私たち現在生
きている人間が変わるしかありません。
将来に責任を持って生きていますか?
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