【1】下記の提言をH.14.2.28.民主党三役でありま
す鳩山由紀夫氏、菅直人氏、岡田克也氏に送付した。
又、写しを同等の有力議員32名に送付し、面談を申
し入れた。
……(始まり)…………………………………………
民主党・鳩山由紀夫代表、菅直人幹事長、
岡田克也政調会長への提言
生活者主権の会「道州制」実現推進特別委員会
委員長平岡昭三
ー「道州制」実現推進特別委員会についてー
前略
(一)H.14.2.12.長妻昭議員のパーティーにおきま
して、短時間でしたが、「道州制」問題につきま
して、私とご懇談たまわりましたこと、厚く御礼
申し上げます。表題について、少し説明させて頂
きたいと存じます。「道州制」実現推進特別委員
会は、「生活者主権の会」の中の一部であります。
「生活者主権の会」は、約10年前、大前研一氏が
提唱した平成維新の会の解散に伴い全国各地でそ
の意志を受け継ぐ政治的市 民運動の団体ができ、
その一つとして東京を中心に結成され会でありま
す。以前は、「平成維新を実現する都民の会」と
言っておりました。現在の代表は、岡戸知裕氏で、
会員数は、約 230名であります。活動の内容は、
各種一般市民運動の他、選挙等の政治活動では、
之まで殆ど民主党の国会議員及び地方議員の候補
者を応援して参りました。
(二)今回、特に「道州制」実現推進特別委員会が、
今月発足しましたのは、政局風雲急な折柄、今度
こそ、民主党に大勝して貰い、政権を取り、自民
党の長年の悪政悪弊を一掃する、大改革をやって
頂きたい、という考えからであります。
そして、そのためには、民主党政策調査会が、
H.13.4.17.に参院選用に編集したパンフレットの
「7つの改革、21の重点政策」のような、多くの
政策を並列したような、何が本当の、中心の基本
政策かわからないような、ぼんやりしたものでは
ダメだ。それが証拠に、参院選では、有権者に全
く浸透せず、失敗大苦戦だったではないか。もっ
と、シンプルな、誰でも理解し、納得するような、
自民と全く違った、大改革の基本政策を明示して
頂くべきだ。
このことは、有権者もマスコミも連合も、何年
も前から、皆んな口を酸っぱくして言っているで
はないか。何故、そうならないか、恐らく世評通
り、党内諸派の意見がバラバラで、その全てを吸
い上げないと、纏まらなかったのだろう。そんな
ことを、この好機に何時までもやってちゃダメ。
民主党の責任、重且大と言われっ放しではないか。
という思いであります。
この儘では、小泉の崩壊で、たとえ勝っても少
し丈で、逆転せず、逆転しても、他の野党と政策
協定で、苦渋の妥協を強いられて、前回の弱体政
権の二の舞になるは必定。だから、大勝は不可欠、
唯一の基本政策も不可欠。と思うのであります。
(三)それでは、あるべき基本政策とは何か。
前記パンフレットの第一の柱に、「大胆な地方
分権と道州制の導入」を据えられたのは、正しい
と思います。自民の諸悪の根源は、全て、 100%、
長年の、過度の、中央集権の、政官業の癒着シス
テムにあるとは、明らかですから、之を根絶する
には、その正反対の分権改革であり、その理想の
形は、道州制ですから、正に正鵠を得ていると思
います。只、残念なのは、之が一番目の柱に来て
いるだけで、7つと21の中の一つに、過ぎないと
読まれがちなことと、肝心の「道州制」は、「将
来的に導入」と一挙に薄められ、ぼやけてしまっ
ていることであります。「将来的に」なら、小泉
も言っております。
私たちの意見は、「中央集権制を道州制に大転
換するんだ!」という一つだけ、ポーンと、高々
と掲げ、之一本で行く。補助的説明は、次の通り。
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1.「之で諸悪の根絶はできるし、之しか方法はな
いのだ!」
2.「今の自民中心の分権法では、百年河清だ!」
3.「大転換だから、白紙の上に、何でも自由に理
想の絵が書け、何の抵抗もないのだ。それでい
て、国民の日常生活は何の不安もないのだ!」
4.「日本中に、10個の国を作り、殆どすべてのこ
とは、そこでできるようにする
のだ!」
5.「之で皆んなの不安(福祉、教育、財政、雇用、
経済、等々)は全て解決に向かうのだ!豊かな
生活、いい国作りができるのだ!」
6.「完成には、5 年/10 年かかるが、各年度は夫
々、こうするのだ!」
7.「之こそ、真の民主主義体制で、個人が尊重さ
れ、憲法に合致するのだ!
先進国の殆どは、そうなっており、中央集権は
途上国だけだ。何の不安もない!」
以上を全員で、金太郎飴の如く、大合唱し、之
以外、意味のないきれいごとは、一切言わせない。
以上を1 頁の紙に書いて、全有権者に徹底させる。
之によってのみ、マスコミに、最早や「民主党に
は、基本政策がない。」など言わせないことがで
きる。之で民主党大勝利、間違いありません。そ
うしなければ、又候、前回の轍を踏むでありまし
ょう。
この大作戦遂行のためには、先ず党内で徹底的
に議論し、最後に多数決で決定し、決定したら、
きちんと、党の最高決定事項にすべきです。決ま
ったら、総研その他、外部の専門家も入れて、細
部を固めていくべきでしょう。
(四)こうなりました節には、私たちは、全国各地
の友の会が幾多ありますので、各会にお願いして、
共同戦線を張らせて頂く所存です。私ども、市民
運動を行っている人たちは、夫々他の市民運動の
人々と連携している人も多いので、核分裂的に、
運動の輪を拡げて行けると思います。
以上の次第でありまして、私たち、之まで支援
させて頂いております多くの民主党の若手有望議
員も、多数おられますので、之らの方々にも、本
会へのご理解、ご支援を、順次お願いして行く所
存であります。
以上、私たちの意のある処を、お汲みとり頂け
れば幸いです。乱文乱筆多謝。 草々
…………………………………………(終わり)……
【2】3月5日に長妻昭氏の国会を見学しようの会
に治田、松井両副委員長、田代委員、岡安委員と共
に参加し、その折に、同議員と「動州制」実現推進
方法について話し合いました。長妻昭氏は、本特別
委員会の活動に全面的に協力するとのことでした。
私としては、関係各議員との面談の結果を踏まえて、
長妻昭氏と次の作戦を練りたいと考えている。
※会員の皆様へのお願い
「道州制」実現推進特別委員会の活動の第一弾は、
上記の通りです。今後、さらに活動を効率的に力強
くすすめていく為に、同特別委員会の委員を増やし
たいと思います。宜しくお願いいたします。
又、上記の提案ですが、その写しを東京の民主党
議員では、長妻昭氏、末松義規氏、石井鉱基氏、海
江田万里氏、手塚よしお氏に送付しました。更に写
しを送付した方がいいと思われます議員の方がおら
れましたら、お教え下さい。
3月4日の運営会議におきまして、神奈川の橋本
光治氏(生活者主権の会会員であると同時にかなが
わ市民フォーラムの副代表)の本特別委員会の副委
員長就任が、承認されました。従いまして、本特別
委員会の副委員長は、治田桂四郎氏、松井孝司氏、
橋本光治氏の三名となりました。
民主党大阪12区の樽床伸二議員より、連絡があり、
いつでも議員会館にて、懇談したとのことでした。
今後、首都圏市民会議、ガラガラにっぽん定例会
にも出席して、協力をお願いして参ります。
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