さあ、6月はサッカーW杯です。皆さん6月のこ
の1ヶ月間だけサッカーファンになって下さい。今
大会を最後に、今世紀中にW 杯の日本大会はないで
しょう。サッカーはわからないという人が多いけれ
ど、要は対戦チームより一つでも多くゴールすれば
勝ちです。史上最強といわれる日本代表、予選はた
ぶん2勝1分けで通過しベスト16にはいくでしょ
う。理由は簡単で、くじ運に恵まれたことと、パル
マで活躍中の中田英寿選手を筆頭に代表のほぼ全員
が10代で世界と対戦して、Bクラス相手なら互角
以上に渡り合ってきたからです。特にオリンピック
日本代表とワールドユースで準優勝したU20日本
代表の活躍は記憶に新しいところです。
このサッカー日本代表、今年の巨人阪神戦以上?
に視聴率をかせぐため、TVではドル箱商品です。
逆にいえば、ラグビーやサッカーの国際戦よりは、
明らかにG戦のほうが人気があるという国民性が、
島国と呼ばれるゆえんかもしれません。もっとも私
はラグビーは全くみませんし、横浜ベイスターズの
ファンですが?強ければ視聴率がかせげるという法
則は経済にもあてはまります。
物がよければ、商品が売れ、商品が売れれば景気
が良くなる。景気とは自助努力によって良くするも
のです。したがって政府に景気を良くしてほしいと
思うことは完全なおかど違いです。「流行とは追う
物ではではなく、自らが作るものである。これから
は何が売れるかを考えるのは、マーケティングに聞
け。」
こんな強気な企業しか生き残れない時代になりま
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した。去年の会社更生法適用企業は2700社に及
ぶそうです。上場企業といえどこの経営法則に準じ
ないものは傾きます。デフレの原因が海外生産にあ
ることは4月号に掲載させていただきました。戦後
50年の経済成長率は30倍だそうですが、今後の
30年間は2倍程度ではないか?と言う経済予測も
あります。物が世になかった時代は作れば良かった
けれど、あふれている平成の世は何を作ってよいか
判らないということです。
デフレの特徴かもしれません。ただし、米国に比
べ景気浮揚のための税制及び各種法律が機能してい
ないため、景気沈降になっていることも確かなので
このへんの改革は政府の仕事なのです。4月下旬よ
り森を見ぬプロたちの題で日経新聞一面に不公平税
制の弊害は、官僚と老害政治家の圧力によるもので
あることが掲載されています。当社がそうなのです
が、経営者は「改革改良に情熱を持って取り組み、
売り上げを伸ばしましょう」、と思っても、内勤は
現状のラインから一歩も外れたくないと言うのが本
音なのです。理由は現状を守るほうが楽だからです。
現在の日本の構図の縮小版をみている気がします。
当社は群馬県でもベスト10にはいる不動産屋のた
め、当社が潰れるということは、周りのオヤジ工務
店や、零細賃貸屋は全て倒産するという経済構図も
成立するのです。サラリーマン金太郎30巻に掲載
されていますが、その気になれば違法をやってでも、
生きる気概がなければいけない時代がきています。
ただし、民法の傷害・脅迫・背任及び刑法違反は絶
対にいけません。
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