生活者主権の会生活者通信2002年10月号/03頁..........作成:2002年09月28日/杉原健児

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道州制推進戦略の策定

B区道州制実現推進戦略特別委員会

 B区では本年7月道州制実現推進戦略特別委員会
を組織し、新ブレークスルー思考による道州制推進
戦略の策定を行った。参加者は大谷、岡部、柳田、
田中、吉田、松井、久保田、池田、直田の9名で、
8月1日、8月8日、8月21日、8月28日、9月4
日と猛暑の中、MLの利用を含めて5回の会合で道州
制推進戦略を下記のように策定した。9月のB区例
会で承認されたのでいよいよ準備段階に入ることと
した。                    
 尚下記戦略にご意見のある方は、是非B区AM・
大谷(QZI04657@nifty.ne.jp)までご連絡下さるよう
お願いします。                
                       
1.基本戦略          
  ボランティアの市民運動から立ちあげ、全国的規
模の拡大と共に組織を整備し、地方の知事、市町村
長、マスコミとも連携し、国民運動として中央集権
の解体、地方主権、道州制、連邦制の導入による日
本の再活性化を国に迫る。           
                       
2.準備段階           
  2-1 道州制推進連盟事務局を設置する。ボランテ
   ィヤから始める。            
 2-2 一般市民に対して、道州制実現の必要性と運
   動への協力を求める分かり易い資料を作成す
   る。道州制反対論に対しても説得できる内容
   とし、簡単な本も作成する。作成の段階で若
   者、学生、女性等の理解と反応を確かめる。
  2-3 全国の市民団体、地方新聞社とその連絡先を
   調査する。               
 2-4 できるだけ分かり易い名前のホームページを
   準備する。               
 2-5 具体的活動には金銭がからむので、透明性を
   保つため NPOの資格を確保する。     
                       
3.市民運動段階         
  3-1 予算、組織確立の上NPO 道州制推進連盟をス
   タートさせる。             
  3-2 まずアピール資料をホームページより発信し、
   ネット会員を募集し組織化する。     
 3-3 全国の市民団体や地方新聞社にアピール資料
   を送付し、反応を確認すると共に、全国市民
   団体の糾合と実現戦略の意志統一をはかる。
  3-4 地方新聞社及び地方自治体広報誌にはには 
   「小さな中央、強い地方」のコピーをのせて
   貰うよう依頼する。           
  3-5 運動の周知をはかり、趣旨に賛同する市民、
   企業、団体より寄付を募るため、中央マスコ
   ミにもインパクトのあるようなイベントを開
   催する。( 道州制に積極的な知事、国会議員
   経済団体も参加するパネルディスカッション
   など)                  
 3-6 順次地方でもイベントを開催するなどして世
   論の形成に努める。。          
  3-7 ネット上でも活動資金としての寄付を募集す
   る。                  
  3-8 ネット国民投票疑似システムの立ちあげ、及
   び各種投票、署名運動の開始。      
                       
4.国民運動段階         
 4-1 道州制推進連盟と全国の市民団体は、それぞ
   れの都道府県、市区町村の長及び議会に働き
   かけを行う。              
 4-2 道州制推進全国知事連盟及び道州制推進全国
   市区町村長連盟を立ち上げる。      
 4-3 道州制推進連盟と上記二つの連盟を結集して
   道州制推進国民会議とし、大前研一氏を議長
   とする。                
 4-4 道州制に積極的な地域を支援して道州制実現
   への起爆剤とする。           
 4-5 国民会議に「道州制推進基本法作成委員会」
   「国会議員対策委員会」と「広報部」を設置
   する。                 
 4-6 「道州制推進基本法作成委員会」は道州制の
   骨格及び税源の地方への移譲及び道州制への
   移行計画を明らかにし、広報部を通じて政府、
   国会、マスコミに対して発表し、実現を迫る。
      「国会議員対策委員会」は国会議員一人一人
   を説得し、衆議院、参議院共に賛成多数にな
   るまで議員を確保する。         
  4-7 わが国には道州制の実現だけでは片づかない
   問題もあり、例えば、モラルの確立、甘えの
   構造からの脱却、理想的将来像に基づく教育
   制度、将来のリーダーとして文武両道ゼネラ
   リストのエリートの養成、かつての占領軍の
   「戦争犯罪周知宣伝計画」からの完全脱却、
   伝統的島国根性の克服、政官業癒着体質の破
      壊、投票率向上の為の棄権に対する罰則、す
   ぐれた政治家を出やすくするための施策とし
   て、国会議員の地元民からの口利き禁止、自
   身及び父祖出身地からの立候補禁止など、問
   題点を整理して並行的にPRしてゆく。  

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