生活者主権の会生活者通信2002年10月号/09頁..........作成:2002年09月28日/杉原健児

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民主党衆議院議員訪問を終えて

道州制実現推進特別委員会委員長 平岡昭三

(一)本年3月より7月まで、5ヶ月をかけて全議
 員 124名の議員会館事務所を訪問し、私たちの 
 「民主党へのお願い(選挙必勝三大作戦)」を提
 案してまいりました。一部、面談できなかった方
 も、おられますが、お蔭様にて、殆んどの方と面
 談が出来ました。              
   その結果、殆んどの方が、「道州制を党の基本
 政策に掲げること、次の選挙では、之を一枚の紙
 に要約し、一億枚刷って全有権者に配るべきこと、
 全関係者に、之を大きな板に貼って、有権者に呼
 びかけ大合唱すべきこと」という三大作戦を理解
 して頂けました。              

(二)7月11日に出ました民主党地方分権推進ワー
 キングチームのテキストには、道州制を基本政策
 にすべきことが大きく掲げられました。そして、
 いよいよ9月23日の代表選を迎えることとなりま
 した。                   
   私どもとしては、新三役及び選対本部長並びに
 広報本部長の五役が決定次第、之ら関係の方々に、
 別紙の如き、「一枚の紙」を提案したいと考えて
 おります。                 

(三)ご覧の通り、この紙は、裏にこれまでの政治
 を図示し、なぜ諸悪が発生したか、諸悪が如何に
 酷いことになっているかを示し、表にこれからの
 政治を図示し、一目瞭然に道州制が理解できるよ
 うにした積もりです。選挙では、畳一畳位の大き
 さで表裏に之を大書し有権者にアッピールすれば、
 大勝政権奪取間違いなし、と思うのであります。
                       
(四)之等の一語一語は、有権者の心を射止めるこ
 とができるか否かの真剣勝負であります。未だ、
 この一語一語は一応、充ててみた丈であります。
 もし、ご興味がありますれば、こういう言葉に代
 えた方が、よいのではないか、又は、図を代えて
 と思われましたなら、一言FAXでアドバイス頂
 ければ幸甚です。              
         (TEL&FAX 0427-82-0002 平岡)

首相公選制の正しい理解を!!

首相公選推進特別委員会委員長 治田桂四郎

 首相公選制は、一昨年の11月に小田全宏氏が立ち
あげられた「首相公選の会」が最近の運動の始まり
です。尤も約40年一寸前に中曽根元首相が、大統領
制を前提とした首相公選制を称えられたことが在り
ます。其の為か、首相公選制と言うと大統領制を思
い浮かべる人が多いと思います。それは、それで仕
方ないのですが、小田氏の主張は、大統領制に決め
ずに議院内閣制を前提とした首相公選制も含めて、
いずれにしても民意を反映した制度を確立したいと
の考えです。                 
 従って、先ず、首相公選制を取り入れることを決
めて、しかるのちに何れかを選択するということで
す。何れでもだめな方は、反対で結構ですが、何れ
かに賛成の方は、この運動に署名をしていただけれ
ばと思います。                
 何れの制度も憲法は、改正します。例えば、議院
内閣制を前提とした場合で首相公選制にすると総選
挙で各党が誰を首相候補にするかをあらかじめ決め
て、選挙を行い、選挙後すぐに国会で首相を決めま
すが、トップが過半数を得られなかった場合は、上
位二者を国民投票で競わせ、多数を取った方が、首
相になるという仕組みです。憲法には、国会を最高
の議決機関としている為、国民投票は、憲法の改正
を要することになります。           
 又、大統領制を前提とした制度を作る場合でも、
人気だけで選ばれるのを防ぐために候補になる条件
として、例えば、国会議員の50人とか100 人とかの
推薦を必要とすることを入れれば、芸能人とか訳の
わからない人気者が、候補になることは、難しいと
思います。                  
 知恵を絞れば、心配なことは、避けて、民意を反
映できる制度は、作れると思います。      
 今までの体制は、余りにもでたらめで有るべき姿
から非常にかけ離れていると思います。     
 皆さんご理解とご協力をお願いします。ご署名も
お願いいたします。              
 ※治田連絡先  TEL&FAX:04-7141-2058     
             E-MAIL :FZM01675@nifty.ne.jp 

異常気象、特に東京のヒートアイランド現象について

神奈川県横浜市 小田武史

 〜11月1日「一日の会」での講演要旨〜
                       
1.東京ではこの 100年間に気温が平均3℃上昇し
  ている。これは地球温暖化による温度上昇の5
  倍のスピードである。           
2.東京で1日に発生している熱量は7兆3千億キ
  ロ・ジュールで、太陽が放出するエネルギーと
  同じである。すなはち東京は、2つの太陽を抱
  えてしまったことになる。         
3.この原因がヒートアイランド現象で、大気、海
  洋、生態、気象という多様な分野に悪影響を与
  えている。                
4.主な原因は、自動車・列車、建物、コンクリー
  ト/アスファルトなどである。       
5.これからの問題は、現在も進行している【大規
  模・地下開発】で地下鉄と地下街が地中深く建
  設され、地上に比べて1.5 倍の熱を発生させる
  ことである。               
6.対応策は、緑の力と河川の力を再認識すること、
  すなはち自然の復活が最重要という事になる。

生活者主権の会生活者通信2002年10月号/09頁