生活者主権の会生活者通信2002年11月号/06頁..........作成:2002年11月23日/杉原健児

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生活者主権の会・各種活動状況(1)

※(敬称略・編集:杉原健児)

【1】新宿生活者主権の会活動報告(佐藤鶴次郎AM)
9月の定例会議は「区民参加で新宿を刷新する会」 
に切り替え9月21日に開いた、参加者10名、街頭宣 
伝その他をより広く進めるべく話会った。     
☆上の効果が有ったか、区長が税金滞納問題で、  
 10/7日辞任表明。               
☆ビラ内容を更新して、10/12 より配布で進む予定。
☆次回「区民参加で新宿を刷新する会」は 10/27日 
 午後6時半新しい区長の区長候補を仮決定の予定。
☆10/2日の会の運営会議の後A区の関係者が集まり 
 A区の定例会議の件話あい、10/10 日風間さんよ 
 り11月は19日に港区で開きたいとのメールあり。 
                        
【2】東京B区10月例会議事速報(大谷和夫AM)
日時:2002年10月9日(水) 18:30〜21:30     
場所:喫茶室ルノアール蒲田西口店        
出席:治田・大谷・松井・中村・板橋・岡部・菅原 
   ・田中・柳田・笹尾・吉田・池田、以上12名。
配布資料:                   
 1.生活者主権の会B区9月例会議事速報 (大谷) 
  2.日本の財政を考える            
     (日本経済研究所会長小粥正巳)  (大谷)  
  3.道州制 (地方主権) 国家を建設しましょう   
                    (岡部) 
 4.「良い国」造り運動ご協力のお願い (大谷) 
 5.道州制導入で日本を変えよう!   (松井) 
 6.国民の意思と力で日本を再生させよう (吉田) 
 7.日本の国際競争力及び財政関係資料    
            (A4版及びA3版)  (池田) 
資料説明:                  
 資料1は前回議事録でアピール資料の内容につい
  て討議したものである。          
 資料2は元大蔵次官の講演要旨で、急速な財政再
  建の必要性を強調したものである。     
 資料3,4,5,6は一般市民に対するアピール
  資料乃至はその骨子で資料5は小冊子とした場
  合の目次乃至はシナリオである。      
  資料7は日本の国際競争力の急降下状況や財政関
  係の諸資料を関係省庁のHPから抜き出して編
  集したものである。            
議事:道州制推進戦略の準備段階の進め方    
   前回の宿題として一般市民に対するアピール資
 料の作成があげられ、配布資料3,4,5,6 が提出さ
 れ、資料7と合わせて内容上の問題点を討議した。
○財政赤字が問題であるにも拘わらず、個人金融資
 産が1400兆円あるから大丈夫という意見があるが、
  果たして明確な根拠があるか、数字的にばらばら
  ではまずいので資料7でも検討したが必ずしも明
 確でなく、財政上の数字の明確化を図ることを宿
 題とした。                 
○中央公論本年10月号に慶応大学池尾和人教授が寄
  稿した「時評2002日本国債の格下げは不当か」に
 よれば、国家財政と日本の国力は別物であり、日
 本の家計部門も総額1400兆円の金融資産を保有し
  ていることになっているが、負債が 400兆円あり、
 正味は1000兆円であるとしている。一方国と地方
 を合わせた一般政府の負債が700 兆円以上あり、
  特殊法人等の負債が300 兆円程あり合わせると 
  1000兆円に上り、従って実は正味では何も残って
 いないと指摘している。これは分かり易いが根拠
 をやはり明確にしておきたい。        
○大前氏の道州制論は強者の論理として嫌う向きも
  あるようであるが、自らを弱者として中央政府に
 ぶら下がる甘えの論理や、競争をきらい平等な分
 配を望めば、やがては貧困の分配以外に道がなく
  なることは明らかである。現実の厳しい競争世界
 の中でどう生きて行くかを考えると、まず規制を
 撤廃し、地方主権の為の税制改革を急ぐ必要があ
  る。地域の産業をどうするかなどの自立の方策は
 それぞれの地域で考えるべき内容である。北海道
 などでは道州制の検討過程で尚甘えが見られるが、
  地域間財政調整は過渡的なものとし5〜10年以内
 に限定すべきである。わが国の戦後の重大な欠陥
  として、単に安全保障面のみならず、経済面でも
 一国平和主義の「平和ぼけ」から脱却しなければ
 ならない。                 
○Tax Eater の肥大化、Tax Payer の衰弱が問題で
  あるが、これらを簡素に分かり易く強調すること
  が必要であり、例えばTax Eater を税金泥棒( 厳
 密には意味が違うが) と呼称するような工夫が必
 要であろう。                
○今回提出されたアピール資料を参考として、次回
  再度アピール資料の提出を宿題とする。    
 今回提出された会員のみならず、提出されなかっ
 た会員にも提出をお願いした。        
○道州制推進戦略の準備段階を前進させる具体的方
 策を若手の吉田、田中両会員を軸に検討し、次回
 具体案を提案していただく。         
○松井会員より資料 3,4,6を民主党に持って行くこ
 との了解を求められ、それぞれの作者の了解を得
 た。                    
                       
【3】C区10月定例会報告(渡嘉敷奈緒美AM)
日時:2002年10月12日(土) 11:30〜13:00    
場所:下高井戸・旭鮨本店/記録:澤井正治。  
出席:井内、澤井。              
議事:官僚支配の日本はなかなか変わらない、キャ
 リア制度を変えないといけない。       
  国家試験通った者に一年は企業出向させるのが
 良い。実務とか国民感情を全く理解していないの
 ではないか、入省した途端に退職金の算定と天下
 り先を捜しているような連中に、健全な政治ので
 きる訳が無い。キャリア制度再考の運動をしよう 

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