首都高速道路公団は８００円への値上げを一時延
期しましたが、神奈川線の時と同様（２回延期）、
数回延期してから値上げするというパターンに変化
はないと思います。
現在でも高いと言われている料金ですが、値上げ
されれば負担の限界を大きく超えることになります。
既に運送業界では、運賃の値引き競争が激化する中
で、高速道路の使用を控えている業者が多数ありま
す、これは一般道路の渋滞を一層酷くし大気汚染の
拡大へと繋がっています。又料金を上げるというこ
とは、行楽などに使用する車両の制限に繋がり、観
光で成り立っている地方経済に悪影響を与えること
になります。つまり値上げはデフレを加速させてい
る訳です。
首都高速道路公団も日本道路公団も基本的には同
じ問題を抱えており、料金プール制度により、採算
の悪い政治路線を未来永劫作り続けるシステムを温
存し、且つ法外な用地買収費と建設費により生活者
無視の料金設定を行っています。
一方海外ではどうかというと、アメリカはフリー
ウェイといって無料です、ドイツはアウトバーン
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（これは単に自動車道路という意味です）ですが、
速度制限なしの料金無料の道路です。イギリスでは、
ハイウェイといってこれも無料です。
但し、フランスでは、殆ど有料制ですが、パリー
オルレアン間１３０キロが約９００円です。これを
日本と比較すると、東京―御殿場間が、距離８３キ
ロで２５００円（厚木までで１２５０円）ですので、
１３０キロというと単純計算で約３９００円です。
これに首都高速料金７００円を加算すると４６００
円になります。これは５８０キロのパリーボルドー
区間と殆ど同じ料金です。国際的に見てもいかに異
常な料金か理解できます。
つまり生活者という視点に立つかどうかというこ
とにもなるかと思います。
フランスでこんなにレジャーにコストが掛かるよ
うなら、政権が倒れるでしょう。
今、東京２３区と多摩地区で一緒に首都高速値上
げ反対運動をしていただける仲間を募集中です。ご
連絡ください。
岡戸知裕
FAX:03-3815-9728 E-maill:tom@okado.jp
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