生活者主権の会生活者通信2002年12月号/03頁..........作成:2002年12月20日/杉原健児

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スポット情報コーナー


    「首相公選制」の報告書、年内に出版
   〜東京新聞 2002.10.14.朝刊より〜    
   首相公選制特別委員長  治田桂四郎
 小泉純一郎首相の私的懇談会「首相公選制を考え
る懇談会」の座長を努めた佐々木毅東大学長は懇談
会がまとめた報告書を、年内にも出版する計画を進
めている。出版計画を聞いた首相は「ぜひやってく
れ」と一も二もなく了承。佐々木氏はは「外部筆者
も入れて国民に分かりやすく説明する」と意欲を表
明。国民の関心がいまひとつだった首相公選制論議
を盛り上げたい考え。同会は、「大統領型」「準公
選制型」を中心とする報告書を八月にまとめ、首相
に提出したが、報告書の活用法が決らないまま懇談
会は解散。「お蔵入り」の憂き目にあっていた。以
上が、記事でした。報告書が、出版されたら、購入
し、お互いに、目を通しましょう。       
 「首相公選の会」も未だ、署名が、2万名に届き
ません。引き続き、皆様のご協力をお願い致します。
*署名にご協力頂ける方は、治田までご連絡下さい。
*治田連絡先住所:〒277-0855         
 千葉県柏市南柏2-6-2-411 TEL&FAX 04-7141-2058
                       
     今回の参議院補選について思う事   
      〜千葉県参議院補選から〜
      千葉県東葛飾郡  笹尾興治
 生活者主権の会の皆さん今日は、私は今年の8月
から入会させて頂いた笹尾です。入ってそうそう何
か投稿してくれと杉原会報編集委員長に頼まれ、何
を書いたらいいのッと治田さんに相談したところ、
ジョン万次郎に出席するために車中で話した参議院
選挙について、意見があればそれを書いたらと言わ
れたので、そうすることにした。        
 今回私は若井候補を応援した。何となれば彼が一
番環境問題に取り組んでくれそうだったからです。
もちろん本人と会って話をした上のことです。結果
は皆さんご存知のように惨敗です。これは私の私見
ですが、一つ民主党が党首に鳩山由紀夫を担ぎ幹事
長に中野寛成を担いだことです。これによって民主
党の地方議員がバラバラになり、私の町では一切運
動をしない議員まで、出る始末でした。     
 二つには投票率が悪かった事。昔から千葉県と云
う所は浜田幸一を出して居るような県ですから期待
を余りして無かったのですが、それにしても、今度
はひどい。20パーセントですから、日本国ワースト
ワンになりました。千葉県人バカとしか云い様が無
い。残念です。                
 三つ目は先日の千葉県知事選の時、現知事の堂本
さんをぼろ糞にケナシタ運動を展開したので、その
後遺症が残っているためです。         
 以上のように負ける要素は初めからあったのです
が、しかし、もしかしたらと、浮動票を当てにした
我々が甘かったと反省しきりです。       

                       
       書評『長期停滞』       
   〜金子勝著・ちくま新書・定価 680円〜  
       文京区  岡戸知裕
 “歴史は繰り返す  一度目は悲劇として、二度目
は喜劇として”マルクスの有名な言葉である。  
 現在における日本の経済と政治状況も大恐慌後と
似てきている。多くの日本人は無自覚だが、今我々
は喜劇を演じているのかもしれない・・・。   
 1920年代以降の日本と現代(90年代以降)
が酷似しているところが恐ろしいと感じられる。 
迷走する経済政策から、ゆっくりとしたパニックの
中にあり、今後長期停滞を強いられてゆくとする教
授の論理。希望者に本をお貸しします。     
                       
    書評『私観・太平洋戦争』     
   〜高木惣吉(元帝国海軍少将)著〜    
発行:文芸春秋/時価2500円(元の値段は 800円)
       文京区  岡戸知裕
 私の密かな趣味は、神田の戦争関係の古本屋で立
ち読みをさせてもらうことです。そんな中で発見し
た本で、自分にとっては太平洋戦争のバイブル的な
本になっています。この本は旧軍関係者からは目の
仇にされた本であったようです。        
 つまり本当のところをすべて暴いてしまい、如何
におろかな人間によるおろかな戦争指導が行われて
いたかが書かれています。彼の視点は現代の我々の
視点と同じです。そして現代もおろかな政府による
おろかな政策の連続で、先の大戦の総括をしてこな
かったツケが廻ってきたという感があります。  
 残念ながら歴史を繰り返してしまったようです。
ご希望があればお貸ししますので「一日の会」にお
出かけください。               
                       
      予告・『当会10年の歩み』    
       総務担当  小俣一郎
 『平成維新の会・旗揚げ宣言』の記者会見があっ
たのが、平成4年11月25日。当会も遂に丸10年を迎
えました。                  
 前々から、杉原会報編集委員長より当会の略歴の
会報掲載を依頼されておりましたが、この10年を区
切りに、来春1月号から3回に分けて『平成維新の
会』『平成維新を実現する都民の会』、そして『生
活者主権の会』の歩みを年表形式(予定)で振り返
ってみることにしました。           
 私が旧東京7区のエリアステーションに選出され
たのが、平成5年11月14日。その頃より時々、当時
市ヶ谷にあった会の事務局でボランティアをしてい
ましたので、多少他の方より知っていることが多い
かと思います。また、それが指名された理由かと思
いますが、判らないことも多々出てくると思います
ので、他の編集委員の方々のお力も借りて、ともか
く一つのものにまとめてみますのでご期待下さい。


生活者主権の会生活者通信2002年12月号/03頁