私は、仕事の関係で一昨年夏迄の８年強の間長野
県に赴任しており、そこで田中県政の誕生を目の当
たりにしました。一人の政治家の誕生がこれ程劇的
に政治を変え、市民意識を変えるとは正直思っても
いませんでした。
このことで私が強く感じたことは、政治改革はで
きる、優れた理念と実行力の有る政治家と、それを
しっかり支える市民が居れば、ということです。
昨年の夏現役を引退した私が、生活者主権の会に
入会したのはこの長野県での出来事が大きく影響し
ております。もう一つの大きな動機は、年金を貰う
身になった者は何もしないでただ年金を貰って居る
だけでなく、年金を払ってくれている人に代わって
世直し運動をやるべきだと思ったからです。働いて
いる人達は政治活動に関わりたくてもなかなか時間
が有りません。
この二つの動機から生活者主権の会に入会し、主
として道州制実現の活動をしているところに、この
度、衆議院東京第７区（渋谷区、中野区）選出民主
党議員 ながつま昭 の後援会「ながつま昭を応援
する会」の会長をやらないかというお話がありまし
た。
市民運動を通して立派な政治家を擁立する必要性
を痛感していたこともあり、政治理念の一致する
ながつま昭議員 を応援することは、その実現への
第一歩でもありますので、僭越ながら大変名誉な仕
事を戴いたという気持ちでお引き受け致ししました。
当会会員であり、前回の衆議院選挙で当会が推薦
し、応援し、初当選した ながつま昭議員 は新聞
・テレビで皆様十分ご承知の通り、国政の場で大活
躍しており、氏を推薦した我々としても大変嬉しく
思うところであります。
同会の会長に就任して、そういう立場で具体的な
活動をしてみますと、短期間ではありますが、いろ
いろな事があり、半ば興味と好奇心を感じながらの
３ヶ月でした。
先ず、国政に対してですが、それなりの知識層の
中に、「自己利益誘導を求める国民が多く居て、そ
れらの人達が自己利益をもたらしてくれる自民党を
選んでいるのだとすれば、それはそれでいいではな
いか。」という保守的というより退廃的なことを臆
面もなく言う人もいましたし、「うちは商売をやっ
ているから自民党なのよ。」と、商売と自民党とが
どういう因果関係にあるのかよく分かりませんが、
|
そういう人も居ました。
その一方で、今まで政治活動とは何の関係も無か
った退役者の中に、「今の日本にとって一番大事な
ことは、経済構造、社会構造の徹底した改革で、自
分が期待する政治家は、どんな方法であろうとも、
また、どれくらいの時間がかかろうとも、とにかく
このような改革を何としてもやり遂げようとする強
い意志と力を持った政治家だ。」と、明治維新を彷
彿とさせるような事を言う人も居ました。有り難い
ことにこの人は「ながつま昭を応援する会」に入会
してくれました。
ながつま昭 個人については、国会での代表質問
がテレビで放映されたときの好反響はなかなかのも
のですが、その一方で選挙区内の人の中にも新聞・
雑誌に書かれている「長妻 昭」と我々が通常使っ
ている「ながつま昭」とが一致しない人がいたり、
「ああ、あのポスターの ながつま昭さん ですか」
という人もいたりで、知名度に今一つのところも有
り、この点は一工夫する必要が有ると思っています。
また、「本人には会ったことも、話を聞いたこと
もないが、あのポスターから来るイメージに大変好
感を持っている。」という人も居て、ポスターが如
何に大切なものかということも実感しました。
しかし、就任して最も感動したことは、「ながつ
ま昭を応援する会」の活動会員のことです。
この人達は全くの無報酬で、全て手弁当で純粋に
国政の事を考え、少しでも時間が有れば ながつま
昭 の応援や手伝いに駆けつけてくれます。
こういう人達の気高さに比べ、自己利益誘導型の
多くの人達の何と下劣な事か。
自分で言うのも何ですが、やや志士的な気性のあ
る私としては、こういう下劣な輩に取って替わって、
気高い志の人達が主体となる国を作るための礎にな
らなければならないと思っております。
こういう環境の中で「ながつま昭を応援する会」
の会長として活動することは、大変さ以上に興味深
さとやりがいを感じております。
これからも当会の目的である平成維新実現の為に、
我々の仲間の中から国政の場に送り込んだ ながつ
ま昭 にますます活躍してもらう為に微力ではあり
ますが頑張りたいと思います。
生活者主権の会の皆様のお力添えを宜しくお願い
致します。
|