先日の久米さんの発言に不正確なところがあると
思いましたので、御連絡申し上げます。
民主党の案では、つまり無料化案では、償還に国
民の血税が使われてしまうといっていましたが、こ
れは国民全員が負担するのではなく、一部の国民つ
まり自動車ユーザーが負担するものです。
自動車ユーザーが支払った税金年間約10兆円の
一部つまり2兆円弱が40兆円の償還に使われるの
で、これは受益者負担という原則に則っています。
つまり自動車ユーザー以外には負担する人がいませ
ん。(ちなみに補修費は年間3000億円)
小泉氏は、高速道路に乗らない人が、高速道路建
設のための税金負担するのはおかしいといっていま
すが、まず殆どの人が高速を使うのではないでしょ
うか、地方で現在高速を使っていない人も無料とな
れば利用するでしょう。
それと宅急便などの恩恵を受けているわけで使わ
なくとも間接的にその効用を享受しているわけです。
新鮮野菜の出荷など間違いなく車を所有していない
農家も恩恵をこうむるわけです。
それと、現在のおそらく最大の問題点というのは、
トラックが高速を使わなくなってきてるということ
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です。これは貴局でも調査するとおもしろいと思い
ます。トラック運転手の常識として高速は使わない
というのが現況です。それでは何のためのに高速を
建設したのかということになり、正に不思議の国日
本という感があります。
それと首都高速ですが、民主党案は、有料となっ
ていますが、これも無料にするべきと思います。こ
れも古くなった常識の壁ですが、首都高が混んだら
降りれば良いだけなのです。現在バカ高いので一度
乗ったらおりないわけです。
そしてかなりの数のトラックが一般道を走り不況
にも係わらず街中は混んでいます。つまり大気汚染
をさらに酷くしているのが現在のシステムです。街
中をはしるより、首都高に乗せておいたほうが、燃
料効率も良いわけです。
但し、首都高を使う70%は通過車両ですから、
早く外郭環状線を建設すれば都心の大気汚染も減っ
てくるわけです。タダにすると混むというふるい常
識の壁は早く取り去る必要ありです。利便性と効率
という観点から考えるべきでしょう。
自動車ユーザーは年間10兆円もの税金を負担し
ているということをお忘れなく。 草々
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