生活者主権の会生活者通信2004年01月号/01頁 ..........作成:2004年01月24日/杉原健児

全面拡大表示


生活者通信【1月号】

第101号・2004年01月01日発行   ホームページ・アドレス http://member.nifty.ne.jp/ne/se/
年会費:初年度1000円以降3000円
郵便口座番号 00180-2-117354・郵便口座名称 生活者主権の会

発行人・編集委員:岡戸知裕/編集委員長:杉原健児
編集委員:小俣一郎・佐藤鶴次郎・治田桂四郎・松井孝司・峯木 貴・吉井正信
事務局:〒182-0014 東京都調布市柴崎 2-13-3 つつじが丘ハイム C509 杉原健児
TEL&FAX:0424-86-6497  E-MAIL:GEF03673@nifty.ne.jp


自衛隊のイラク派遣について

生活者主権の会代表 岡戸知裕

 世論調査で70%の国民が反対している自衛隊の
イラク派遣であるが、これは視点の問題でもあると
思う。                    
 日本という島国の針穴から見た世界観より導きだ
される見解と、世界という視点から見た日本のとる
べき見解とでは、かなりの違いがあると思う。  
 明治の元勲の多くは若いころ危険を冒して欧米を
視察し、その文化に肌で触れ、世界という視点から
日本の行く末を考え、世界史に特筆される明治維新
を成し遂げた。また世界から絶対に負けると言われ
ていた日露戦争に完勝できた背景にも、そのような
視点の存在が挙げられると思う。        
 その対極として太平洋戦争にのめり込んでいった
当時の戦争指導者たちの世界観というものは、世界
といってもドイツ一辺倒であったり、皇国史観に縛
られた狭隘な世界観しか持ち合わせない人たち、つ
まり針穴から見た世界観の持ち主でもあったと思う。
 正に資源小国日本がこれからも世界の中で名誉あ
る地位を築いてゆこうと考えるならば、やはり民主
国家としてやるべきことはやるといった覚悟と世界
的視野に立った判断が必要だといえる。     
 私は、ブッシュ政権の誕生当初から、政権は一期
で終わると予想してきたが、今混沌の中にあるアフ
ガニスタンとイラクを放置して置けないというのが、
国際社会の一致した見解だと思う。       
 日本は中東に石油輸入の90%以上を依存してい
る以上中東の安定は正に日本の生命線でもあるわけ
で、国益という観点からも一刻の猶予もないような
状況にあると判断している。          
 それと過去の歴史をみると日英同盟の廃棄が日本
の漂流に繋がったという見解を私も持っているが、
現代の日米同盟は、アジア地域の平和と安定に寄与
し、さらに対北朝鮮政策遂行上つまり拉致被害者返
還という観点からも非常に重要である。     
 最後に自衛隊を派遣するにしても装備に万全を期
すのが当たり前で、この混沌の極みにあるイラクに
軽装備で出すというのは間違いだということを付け
加えたい。                  
 この巻頭言は、すでに個人名で各テレビ局のニュ
ース番組に送付してあります。 12月7日の報道
2001では、竹村氏の見解と当方の見解が全く一
致していたことに満足しています。       

生活者主権の会生活者通信2004年01月号/01頁