生活者主権の会生活者通信2004年01月号/04頁..........作成:2004年01月24日/杉原健児

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道州制実現推進特別委員会活動報告

(尾崎がく堂杯参加の学生に生活者主権の会を紹介)

宛先:藤野良太様、星貴久様、山田拓也様、姜星運様、野崎彩様、中嶋賢一様

生活者主権の会道州制実現推進委員長 平岡昭三 H15.11.29.

前略                     
        弊会情報ご案内        
(一)H15.11.23. 神奈川県津久井町文化福祉会館
 での尾崎がく堂杯演説大会において、皆様のすば
 らしい演説を拝聴させて頂きました。そして、そ
 の節ご挨拶申し上げ、後日、私たちの活動に関す
 る情報を、お知らせすることを約束致しました。
    その時、私たちの活動のこと、及びそれを何故
 皆様にお知らせしたいかにつき、時間もないので、
 少しだけご説明いたしました。本日はそれを今少
 し詳しく、ご説明申し上げたいと存じます。  

(二)皆様は、世界と日本の政治・社会・経済につ
 いて、強い関心を持たれ、自ら実践によって、そ
 の中に身を投じ、将来を切り拓こうとする信念を、
 お持ちの方々と、お見受け致しました。それは、
 私たちの活動と、有無相通ずるものがあると存じ、
 私たちの活動を皆様にお知らせすることが、有意
 義だと思った次第であります。        

(三)私たちの活動              
1.別紙、生活者通信11月号P.2の私の「NHK 宛信」
 をご覧ください。ここに概ね、私たちの考え方が
 出ています。                
    平成元年に、現、米国南加州大教授、評論家で
 ある大前研一氏が、平成維新の会を結成し、全国
 規模で数千人の会員が集まりました。その主旨は、
 別紙、生活者通信5月号P.6の本会の会則の目的
 と貼付の平成維新の誓い/平成維新憲章の通りで
 あり、更に具体的に申せば、次の如きであります。
    この国の十数年来の閉塞状態の根本原因は、長
 年の、過度の中央集権制の政治体制にあり、之を
 廃棄し、代りに全国に、10ケ程の地方政府を作
 り。そこに国の権限を分散し、理想の地方分権、
 自治体制である道州制を作れば、政治・社会・経
 済のすべての面が良くなり、之が唯一最良の改革
 法である、とするものであります。今の中央集権
 制は明治以来続いている古い体制であり、欧米先
 進国の殆んどは、連邦制/道州制に移行していま
 す。今、この古い集権制をとっているのは、日本
 と発展途上国のみであります。そして、平成維新
 結成直後には、平成クラブの名の本に菅直人、鳩
 山由紀夫、羽田孜、など、今の民主党の幹部や、
 民主党、自民党他、当時の若手国会議員が百名以
 上も集まりました。             
2.しかしその後、残念乍ら、資金難等で、会は解
 散となり、そのあと全国各地で「平成維新を実現
 する会」が分散結成承継されました。私たち「生
 活者主権の会」は東京を中心とする首都圏の類似
 の政治の市民運動の会であります。(会員数227 
 名)                    
    当会では、民主党が「中央集権制を廃し、道州
 制の十年以内の実現」を標榜していますので、之
 を支援し国会議員、市会・区会議員等関係者の選
 挙の応援などを行って来ております。     
3.本年初には、「道酒制実現推進委員会」が出来、
 民主党の国会議員を歴訪  し、総選挙では「道州
 制標榜」を党の根本政策として、強く掲げて戦っ
 て頂くよう、声援して参りました。5 月号P.4の
 私の「民主党への檄文」もその一貫であります。
    今回の総選挙では、民主党は大躍進を遂げ、二
 大政党時代を迎え、次の参院選/総選挙では、い
 よいよ政権交代の実現を指呼の間に望む所まで参
 りました。                  
   新旧体制を、簡潔に示した図表が、別紙の「之
 までの政治と之からの政治」の一枚の紙裏表作戦
 であります。                

(四)                    
1.今回の皆様の演説内容は、手近な処から、世界
 /日本を変えていこうとされる、意欲に満ち溢れ
 たものでありますが、そのどれをとっても、私が
 以上述べた、この国の政治の根本を変えない限り、
 機動的、効率的な、目的達成が難しいものばかり
 ではないかと感じました。そして逆に、政権が交
 代して道州制が実現すれば、それらの理想の実現
 が極めて容易になる理だと考える次第であります。
2.今回の総選挙で、比例区では自民党が20,660,1
 85票に対し、民主党は 22,095,636 票でありまし
 た。即ち、日本国民の最大多数の有権者は、最早
 や自民等に代って、民主党が政権を取るべきだと、
 明確に意思表示をしているのであります。   
    しかるに、公明党が自民党に肩入れしたために
 小選挙区では逆に自民が26,089,326票、民主が21
 ,814,153票となり、政権は交代できませんでした。
 もし公明の支援がなければ、自民は60〜80名減り、
 民主が増え、形勢大逆転の理でありました。何れ
 にしても、今一歩で政権が交代し、中央集権制の
 悪政から、道州制の善政に代るのであります。 
3.為に私たちは、更に今一歩の支援努力を重ねた
 いと考えております。その時、私たちが、何時も
 感じずることは、昔の全学連パワーを結集できた
 なら、この国全てのこと、学生の将来のお仕事の
 こと生活のこと等、全てがいっぺんに変るのにな
 あ!ということであります。しかし乍ら、今の若
 い人や学生は、無党派層の中心を占め、仲々この
 政治改革の根本に、参加してくれないのでありま
 す。この政治不信任も亦、長年の中央集権政治が
 齎らしたものであります。          
4.以上次第でありまして、若い人々、特に現役大
 学生に、之らの情報を提供し、共に国を、世界を
 憂う同志を殖やしたいと念願するものであります。
 出来すれば、一度、皆様方に、私たちの月例会に
 も顔を出し、議論し、傍聴を、して頂き度いと思
 っております。               
  12月の例会は次の通りであります。      
 12月4日(木)16:30 〜18:00 道州制実現推進委
 員会/同日18:30 〜20:30 生活者主権の会   
 新宿区高田馬場4-10-17 「新宿リサイクル・セン
 ター」4F会議室 TEL 03-5330-5374     
5.以上につき、もし、ご興味がなければ、学窓の、
 ご興味のありそうな方々に、本信をおみせ頂き、
 ご出席を勧誘頂ければ幸いです。     草々

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