生活者主権の会生活者通信2004年07月号/01頁 ..........作成:2004年06月26日/杉原健児

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生活者通信【7月号】

第107号・2004年07月01日発行   ホームページ・アドレス http://homepage3.nifty.com/ne/se/
年会費:初年度1000円以降3000円
郵便口座番号 00180-2-117354・郵便口座名称 生活者主権の会

発行人・編集委員:岡戸知裕/編集委員長:杉原健児
編集委員:小俣一郎・佐藤鶴次郎・治田桂四郎・松井孝司・峯木 貴・吉井正信
事務局:〒182-0014 東京都調布市柴崎 2-13-3 つつじが丘ハイム C509 杉原健児
TEL&FAX:0424-86-6497  E-MAIL:sugihara-k@nifty.com

国家の消長

生活者主権の会代表 岡戸知裕

 大英帝国の衰退に深く関る要因といえば、20世
紀の二度にわたる世界大戦だろう。特に第二次世界
大戦における国富の喪失は非常に大きいと思う。 
 現代の日本も国債のみならず、我々の年金掛け金、
郵貯の資金を湯水の如く公共投資に振り向けてきた、
これは丁度太平洋戦争を郵貯と戦争国債で戦ったの
と同じ構図である。軍隊を公共投資に替えてみれば
理解は容易だ。                
 景気の回復といっても一部の輸出企業に留まって
いるのは、今なお国富の流失が止まらないことにも
要因があると思う。小泉改革とはこの国富の流失を
形を変えて続けようとしているに過ぎない。   
 日本はG−8の中で唯一の有色人種国家で、明治
以来の日本の経済的な成功は西欧世界に於ける人種
偏見の解消に大きく貢献してきていると思うし、今
後も唯一の非白人国家の代表として、そしてアジア
の盟主として世界の中で尊敬を勝ち得るような貢献
をして行かなければならないと思う。      
 今の日本に必要なのは、公共投資という現代の病
から一刻も早く立ち直ることであり、その為にはサ
ッチャー/レーガン改革に似た本物の改革が必要で
あるということは言うまでもない。       

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