生活者主権の会生活者通信2004年10月号/10頁..........作成:2004年09月23日/杉原健児

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生活者主権の会・各種活動状況

※(敬称略・編集:杉原健児)
【1】道州制実現推進委活動報告(平岡昭三委員長)
(1)9月例会には、一新塾森嶋代表と羽木道州制
 グループ長の出席を得、森嶋氏より「来年1月を
 メドに、一新塾/生活者主権の会/全国の平成維新
 を実現する会の三者で、地方分権に関する市民憲
 法の草案を作成し、世に問う事を目論見たい。 
  草案が出来たら、逐次、全国の他の市民運動の
 グループにも、草案の輪を拡げていきたい。」と
 の提案を受けた。本委員会は之を多とし、前向き
 に検討する事とし、当日の運営会議にも披露し、
 全員の賛意を受けた。            
(2)岡部副委員長の報告によれば、「公会計改革
 会議で、総務省香山事務次官から、次の国会に、
 都道府県の合併を可能にする法律を提出し、道州
 の受け皿を作るとの発言があったとの事」。また
 「日仏地方分権セミナーの報告で、中央集権国家
 であったフランスが、既に、2003年に憲法を
 改正し、地方分権に向け、大きく前進中であり、
 最重要な財政問題が検討されている」との事であ
 った。                   
                       
【2】A区&新宿地球村例会記録(佐藤鶴次郎AM)
日時:2004年08月28日(土)18:30〜21:00    
場所:新宿区立リサイクルセンター4F      
出席者:松井・峯木・浅井・小俣・澤井・番場・ 
 清原・森山・佐藤(八)・佐藤(鶴)、以上10名。 
討議報告事項:                
 地域でのグリーンコンシューマーの動き    
@野菜クズの資源化運動と・早稲田の学生の(ばば
 くりレポート)の報告と今後の方針      
Aポイステ問題を含め区議さん(約5名)との話合
 いを、9/9日午後6時半より「まちずくりの会」 
 主催で予定、事前に質問を出す予定      
B合成洗剤より油脂洗剤に切り替える運動    
 〜番場氏より提案              
C新しいライフスタイル「LOHAS」と人生最後
 のライフスタイル「尊厳死」につて松井氏より話
 題提供                   
  清原さんよりNPO法人PBLSが主催する 
   〜Peace Business Life School〜     
  の会合案内があった。           
D10月の定例会は千葉県立体験博物館「房総のむ
 ら」で開催する案を次回生活者主権の会運営会議
 に提案こととした。             
 (峯木氏に具体的スケジュールの作成を依頼) 
                       
【3】D区例会議事録(吉井正信AM)
日時:2004年9月4日(土)10:00〜12:00
場所:練馬公民館・和室(中)
出席者:水野・板橋・沖山・秋沢・吉井、以上5名。
1.老人ホームについて意見交換        
2.介護保険制度の現状について意見交換    
3.沖山氏より来年の都議選で、豊島区と練馬区に
 おける民主党の対応について説明がありました。
 豊島区は公募方式にて10月末までに候補者を決
 定する。豊島区は定員3で公認は1名とする。練
 馬区は現職の林知二氏ともう1名。練馬区は定員
 6で公認2名と推薦(ネット)1名で望む予定。
                       
【4】E区8月例会議事録(中島信一郎AM)
日 時:2004年8月27日(金) 18:00〜21:00    
場 所:北千住西口駅前「たかさご」      
出席者:江頭清昌・小俣一郎・治田桂四郎・高野洋
  司・鈴木明・家嶋晴弘・橋本好弘・渕上隆・松
  本みき・馬場三洋・米山やすし・中島信一郎・
  渡嘉敷奈緒美、以上13名(参集順)。   
議 題:                   
1.E区新人事:エリアマネージャー・中島信一郎、
  サブマネジャー・水原脩を選出。      
2.今後の例会運営:1議題を提起、掘り下げ講師
  等を招き勉強会を兼ねて行う旨を決定。   
3.参加者全員の自己紹介、自身の活動状況等を報
  告。                   
                       
【5】F区9月例会報告(小俣一郎AM)
日時:2004年9月8日(水) 18:35〜20:30
場所:ルノアール小滝橋通り店・会議室
出席者:小俣・佐藤・杉原・松井・峯木・吉井、
    以上6名。
1.編集委員会関連
 (1)杉原委員長を中心に、会報10月号の編集につい
  て確認・検討等を行った。
 (2)11月号・ネットデモクラシー特集号の寄稿をお
  願いする人の検討を行った。
 (3)12月号・新ライフスタイル特集号の寄稿をお願
  いする人の検討も行った。
 (4)1月号、2月号も特集号形式で編集する方針と
  なり、1月号は推薦議員の特集とし、2月号は
  会の諸問題についての特集号とすることになっ
  た。
2.ネットデモクラシー委員会関連
 (1)HP等に関連して情報交換等を行った。
 (2)次回は当会のHPの検討を行うことになった。
                       
【6】道州制推進連盟例会議事速報(大谷和夫会長)
日時:2004年9月8日(水) 18:30〜21:30     
場所:喫茶室ルノワール蒲田西口店       
出席:中村・大谷・岡部・田中・池田・近藤、6名。
配布資料:(1)〜(8):大谷、(9):岡部。     
 (1)道州制推進連盟2004年8月例会議事速報   
 (2)なぜ今道州制が必要か?(改定案)      
 (3)道州制実現への挑戦            
 (4)道州制 注目の情報 ニュース       
 (5)国と地方の役割分担について(論点メモ)   
 (6)国と地方の行政事務の分担         
 (7)「道州制」について(2頁)         
 (8)道州制推進戦略の策定           
 (9)市町村合併が進まない最大の理由と国民が共有
  すべき問題意識              
議事概要:                  
[1]配布資料説明               
 (1)の道州制実現戦略樹立のため、ブレイクスルー
  思考をチェックして準備することになっていた
  が、誤解があり、既に策定した戦略(8)を見直
  すこととした。              
 (2)(9)(8)は前回の宿題で、本日の討議事項である。
 (3)は生活者通信10月号の道州制特集号に当連盟よ
  り投稿した原稿である。          
 (4)はヤフーのニュースで、8月4日以降のニュー
  スの内容概略の説明が行われた。比較的大きな
  ニュースとしては、8月26日、25道府県の全国
  知事会が道州制研究会を開催したことが挙げら
  れる。但し東京都は入っていないらしい。  
 (5)(6)(7)は第28次地方制度調査会の最新の第6回
  専門小委員会(04-8-4)に提出された資料で、同
  調査会の議論の現状を示すものである。尚(7)
  は東大教授長谷部恭男委員の名で提出されたも
  ので、連邦制をとることは適当ではないとして
  連邦制の内容、長短について検討されている点
  注目される。               
[2]討議事項                 
 (1)なぜ今道州制が必要か?(資料2)      
    「3)日本政府が財政破綻するとどうなるので
  しょうか?」の答えと説明を、インターネット
  で検索した資料「財政破綻の足音」「財政破綻
  と恐慌のケーススタディ」を参考にして全面改
  定したもので、資料は回覧したが、MLで既に
  検討したので、「道州制早わかり5ヶ条」と並
  んでHPの冒頭に掲載することとした。   
 (2)市町村合併・・・・・・(資料9)      
    前回出されたものを分かりやすく1頁に纏めた
  もので、MLでも紹介されているが、題名は前
  回の宿題に基づき「市町村合併の推進策」とす
  ることとした。              
     これも当初上の「なぜ今道州制が必要か?」
  と同様HPの冒頭にかかげ、但し2〜3ヶ月経
  過したら、「道州制推進連盟からのメッセージ」
  へ移したらよかろうということになった。尚地
  方交付税方式変更神野案を次回紹介してもらう。
 (3)道州制推進戦略の見直し(資料8)      
    基本戦略、準備段階、市民運動段階について逐
  条審議し、改定案を次回提出する。     
  1.基本戦略:地方主権は地方の自立とし、連邦
  制を抹消する。              
  2.準備段階:2-2の「簡単な本を作成する」は 
  効果を考え、「簡単な資料を作成する」と改め、
  2-5のNPOは制約が多いので必要に迫られるまで
  先送りする。               
  3.市民運動段階:3-1はNPOではない。3-2では 
  HPの魅力化が必要。3-3,3-4を実行する。又 
  地方議員会員にも例会に出て貰う。3-5は先ず 
  アイディアを募集する。3-6は3-5を実施してか
  ら。3-7はイベントの計画が先。3-8は具体的ア
  イディアが必要。その他内閣メルマガに対する
  意見投稿を追加、又桜田氏へ道州制基本法案作
  成の中身を問い合わせる。         
                       
【7】元気のでる「一日の会」(主催:中島信一郎)
日時:2004年9月1日(金)19:00〜21:00     
会場:庄屋新宿A・Iビル店/記録:杉原健児。
出席:井内・江頭・小俣・近藤・澤井・杉原・
   中島・矢部・Sierra、以上9名。
★特別出席:「Hector Sierra」さん。
 NGO「国境なきアーティストたち」代表。ワーク
ショップ、国際問題についてお話を頂いた。紛争各
地に直接足を運び、現場を見た当事者。
 「Hector Sierra」プロフィール:
1964年コロンビア生まれ、1983年より旧ソ連で映画を
学ぶ。小津安二郎、黒澤明などの作品にひかれて…。
1994年来日、日大芸術部修士・博士課程で研究を続け
る。ユーゴスラビア・コソボ自治州を訪れた1999年、
NATO空爆に遭遇。「一介の芸術家でもできる事がある
はずだ」と NGO「国境なきアーティストたち」を設立。
 現在は NHK「スペイン語」講座のレギュラーを努め、
絵や折り紙などのワークショップや寄付を通じて世界
の紛争各地の子供たちを励ましたり、日本の小学校で
国際理解を教えるなど、精力的に活動している。
                       
【8】2004年8月分収支(経理担当・杉原健児)
   〔収入の部〕            〔支出の部〕  
前月繰越    866,380円 吉田印刷    49,300円
更新会費26名  78,000円 振込手数料    735円
新入会費06名  6,000円 宅配便     1,060円
協力金 05名 21,000円
懇親会残金  21,478円
預金利息      3円 翌月繰越   941,766円
 合計    992,861円  合計     992,861円
〔吉田印刷〕会報9月号印刷費(A4-12頁・350冊) =
 26,600円/消費税:26,600×5%=1,330円/郵送費
 :@90円×221通=19,890円/宅配便:1,480円。
〔今期協力金〕大山悦男10,000/高野洋司4000/
 ながつま昭3000/片山光代3000/城島正光3000/
 折井久彦3000/小野寺光3000=計29,000円。


【推薦図書】ノーム・チョムスキー著『9.11』   ー文芸春秋社刊/定価:本体1143円+税ー  アメリカの知性ノーム・チョムスキーが、世界の メディアの疑問に答えて、国際政治におけるテロの 実態を解き明かしたインタビュー集で、この中で彼 は「今回の自爆テロは文明の衝突などではない。テ ロ国家の親玉アメリカに対する別のテロ集団の挑戦 である」と述べています。私たちは日米両政府の発 表する情報を無抵抗に受け入れがちです。違う視点 から物事を見る大切さを改めて感じました。     3年前の本を、たまたま息子の本棚から見つけて 興味深く読みました。希望者にはお貸しします。ど うぞ声をかけてください。     (吉井正信)

生活者主権の会生活者通信2004年10月号/10頁