いつも暖かいご支援を賜り、心より深く感謝を申
し上げます。
細田官房長官は、先の記者会見で、質問主意書を
制限する旨の発表をしました。
質問主意書とは、国会法で規定され、議員の文書
による質問に、閣議決定を持って、文書で回答する
ものです。野党議員が、国会質問と同様に、政府を
動かす、最大の武器でもあります。
うがった見方をすれば、先の細田会見は、自民党
が、参議院選挙で、質問主意書によって、掛け金流
用など様々な年金の不祥事を暴かれ、敗北したこと
への八つ当たりなのかもしれません。
野党の質問に答えなければ、未だに「年金安心一
〇〇年プラン」との、バラ色のイメージが崩れなか
ったかもしれない。野党質問に答えるのは損だ、と
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考えたとすれば恐ろしい話です。
それでなくても日本は先進国の中で、最も国の隠
し事が多い国と言われています。
「大本営発表」という言葉があります。国の都合
の良い情報だけを表に出して、国民を一定の方向に
誘導していく悪しき手法です。今、まさに、大本営
発表のDNAが首をもたげて来ました。
財政改革、行政改革、政治改革が急務の今、ます
ます本当の情報が表に出ない、暗い時代に入る危険
性を肌で感じています。
国を誤らせないためにも、大本営発表と闘い、国
民の皆様にとって真実の情報を勝ち取って参ります。
往々にして、国民の皆様に有益な情報は、政府にと
って都合の悪い情報であるものです。皆様に、この
闘いへの応援を心よりお願い申し上げます。
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