生活者主権の会生活者通信2004年12月号/01頁 ..........作成:2004年11月28日/杉原健児

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生活者通信【12月号】

第112号・2004年12月01日発行   ホームページ・アドレス http://homepage3.nifty.com/ne/se/
年会費:初年度1000円以降3000円
郵便口座番号 00180-2-117354・郵便口座名称 生活者主権の会

発行人・編集委員:小俣一郎/編集委員長:杉原健児
編集委員:板橋光紀・岡戸知裕・岡部俊雄・佐藤鶴次郎・
治田桂四郎・松井孝司・峯木 貴・吉井正信
事務局:〒182-0014 東京都調布市柴崎 2-13-3 つつじが丘ハイム C509 杉原健児
TEL&FAX:0424-86-6497  E-MAIL:sugihara-k@nifty.com

<新ライフスタイル特集>
新しいライフスタイルについて

生活者主権の会副代表 松井孝司(tmatsui@jca.apc.org)


 21世紀を迎えた世界は、価値観が多様化すると
共に、先進国の殆どが少子高齢化とエネルギーの大
量消費に伴う環境破壊の問題に直面しています。

 わが国では年金を受給する高齢者の割合が国民の
1/4以上になると予測され、公的年金制度の崩壊
と介護医療費の激増が憂慮されています。21世紀
に求められる新しいライフスタイルは、多様なライ
フスタイルを許容し、年金、医療介護保険の破綻と
都市化による環境破壊に対処できるものでなくては
なりません。この観点から、新しいライフスタイル
を考える場合のキーワードは「多様な生活様式」、
「健康維持=生涯現役」と「持続可能性=自立、自
然との共生」になるのではないでしょうか?

 欧米でも新しい価値観に基づくLOHAS(Life
styles of Health and Sustainability)の賛同者が
急増しています。(URL>http://www.ls21.jp/
参照)

 当会では1996年に、「21世紀のライフスタ
イルを考える」特別委員会を発足させており、いま
から当時開催されたイベントや講演の内容を振り返
ると「高齢化対策」「脱都会」を模索していたこと
が読み取れます。

 本年度の活動方針に「新しいライフスタイルの研
究」を取り上げたのは、休眠状態にある特別委員会
を再開しようとする試みです。当面、当会のA区例
会と「持続可能性」の価値観を共有する新宿地球村
の人達のメンバー・ミーティング(MM)の場を借
り、情報と意見の交換を行う予定です。生活防衛の
ための情報武装は、同時に新しいビジネス・チャン
スを生むことでしょう。寄せられた情報、意見、要
望を基にイベントを企画し、新しいライフスタイル
のモデル地域があれば、現地の視察旅行も実施しま
すので、皆さんの積極的な参加を期待します。


生活者主権の会生活者通信2004年12月号/01頁