今回の衆議院選挙では、「政権交代の実現に貢献
する」という活動方針に沿って6人の候補者を推薦
し、そのうち、末松義規、長島昭久、ながつま昭の
3氏が当選されました。
今回の選挙は「小泉旋風」が吹き荒れ、目指した
6人全員の当選はなりませんでしたが、会員の皆様
にはいろいろとご支援、ご協力を頂きましてありが
とうございました。御礼申し上げます。
* * * * *
今回の総選挙は小選挙区制の特徴がはっきりと出
た選挙でした。小選挙区での得票の差 1.3倍が、当
選者数では4倍もの差に開いてしまいました。これ
は、小泉さんが、単純化・対比化・二元化を明確に
打ち出した結果であり、「政治マーケティング」の
勝利ということができるのでしょう。
しかし、自民党の打ち出したマニフェストの内容
は、郵政民営化を含めて相変わらず非常に漠然とし
たものであり、まさしく、国民は小泉さんに「白紙
委任」をしてしまったわけです。しかも、来年9月
には小泉さんは退任するとのことです。
|
国民は「改革の実行」を求めて、小泉自民党を勝
たせました。衆議院で与党が3分の2以上を得たと
いうことは、やる気さえあれば改革ができるという
ことです。もはや反対勢力の存在を理由に改革の手
を緩めることはできません。もし、改革ができない
ときは、小選挙区制の特徴により、次は反対側に大
きく振り子が振れることになるでしょう。
小泉自民党がどのような改革を行うのか。小泉さ
んのお手並みをじっくりと拝見したいと思います。
* * * * *
さて、当会の今期の活動方針についてですが、決
定早々にクライマックスを迎え、しかも見事に葬ら
れてしまいました。そこで、今回の結果を受けて、
今後の当会の活動について改めて会員の皆様のご意
見を伺いたいと思います。
まずは、今月5日に行われる運営会議で協議した
いと思っております。運営会議は議決権は役員のみ
ですが、会員の参加は自由です。ぜひ、多くの会員
の皆様にご参加頂きたいと思います。ご意見、ご提
言を宜しくお願いします。
|