生活者主権の会生活者通信2006年02月号/02頁

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天国と地獄の違い
――― 助け合う安心できる社会を ―――

民主党衆議院議員 ながつま 昭

 生活者主権の会の皆様、新年おめでとうございます。
 昨年、皆様のお力を賜り、逆風の中ではありましたが、衆議院議員三期目の議席を頂くことが出来ました。
 民主党では、「次の内閣」国土交通大臣に就任し、耐震偽造問題では、民主党対策本部の責任者として、
皆様の不安を払拭すべく証人喚問をはじめ、全力で取組んで参りました。徹底的にウミを出し切り、再発防
止策を確立することが急務と心得ております。
 また昨年末、JR羽越線の脱線事故でも、いち早く現地視察をし、警察、レスキュー隊、JRとの連携強
化を強く要請致しました。私のライフワークでもある、安心できる年金制度の確立にも取組んでおります。
さらに小学生殺害事件をはじめ、不安が増大する現状を変え、不安を最小限に抑える仕組み作りがあらゆる
分野で急がれています。
 ある老師が弟子に地獄と天国の違いを問われ、心の違いだけだと説きます。「例えば、釜揚げうどんを大
きな釜で、2メートルの箸を使って皆で食べるとしよう。地獄では皆がわれ先に食べようとして長い箸が絡
まって、うどんが地面に散乱して、大混乱になってしまう。しかし、天国では、譲り合って、長い箸で大釜
の向こうにいる人にお互いうどんを食べさせ合い、混乱もなく皆が満腹になる。これが違いだ」――。京セ
ラの稲盛さんがある雑誌で紹介していた話しです。
 助け合う、安心できる社会の仕組み作りが、これからの政治の大きな役割であります。本年も全力で走り
続けます。
 今年も変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。

生活者主権の会生活者通信2006年02月号/02頁