具体的なご質問の前の「国会事務所に・・・」についてですが、まだ行かれてはいないそうです。
ただし、都合がついた段階で個人的にエールを送りに行かれるそうです。
渡嘉敷さんは、かつてC区AMであり、また一新塾の第1期生であり、これまで杉並区議選のとき
に2回、東京都議選のときに1回、計3回当会としても推薦しております。「一日の会」を現在主催
されている中島さんも澤井さん同様、一新塾の1期生で同期です。ですから、当会の会員の中には、
自民党議員であるかどうかは別にして、これまでも渡嘉敷さんを応援してきたので、現在も個人的に
応援している方々がいらっしゃいます。
しかし、ご質問でも、このこと自体について否定されているわけではないと思います。
では、まず質問1についてですが、当会に何らかの説明があったかどうか、を4月4日の運営会議
で出席されていた方々にお伺いしました。しかし、どなたも説明は受けていないということでした。
私も説明は受けてはおりません。
説明を求めるべきではなかったかとのご質問ですが、私も他の方々もその事実を知ったのが、公示
日あるいはその前後でありました。
私個人のことを申し上げれば、そのとき私は田代さんとごいっしょに長妻さんの選挙のお手伝いを
しておりました。投票日の前のおよそ1ヶ月間はほぼそれにかかりきりでしたので、そのようなこと
を考える余裕はありませんでした。
その後も杉原さんの退会という当会にとっての「大激震」への対応に追われ、渡嘉敷さんのことに
かまけている時間はありませんでした。
そこで、ご質問を頂いて改めて考えました。
ご質問では過去に当会の役員であったことを強調されています。たしかに今期の役員であれば、運
営会議で議決権を持つ人が今期の活動方針にまったく反する行為を行うわけですから、説明を求める
必要があるかと思います。しかし今は単なる一会員の方ですから、特に必要はないと考えます。
質問2ですが、ご指摘の「一日の会」の記事は当会関連の諸活動の報告記事の一つです。前編集委
員長の杉原さんは、当会関連の諸活動の報告を大変重視されておりました(2002年までは原則として、
P2〜P5に運営会議議事録、各エリア活動報告、関連団体報告が掲載されていました)。編集長は変
わりましたが、現在の会報編集もほぼ踏襲しており、「道州制推進連盟」や、「一日の会」、「ガラ
ガラにっぽん」といった当会の友好団体にはその活動報告をご寄稿頂き、掲載することが慣例となっ
ております。またお送り頂いた記事はそのまま掲載しています。
事実関係としては、いつも通りに一日の会の活動報告を掲載したわけですが、今年2月のミニ講演
会のゲストがたまたま渡嘉敷さんであった、ということです。特別に意識してこの記事を掲載したわ
けではありませんし、ましてや自民党を応援するためにこの記事を掲載したわけではありません。
ちなみに「元気のでる『一日の会』」は、現在は当会の組織ではありませんが、田代さんが代表を
されている「ガラガラにっぽん」同様、当会の発足当初(平成7年7月)は当会の委員会でありまし
た。現在も非常に親しい、当会の大切な友好団体です。
しかし現在は独立団体ですので、その団体の具体的な活動に当会が関与することはありません。
関連して質問4に「編集委員のお考えをお聞かせください」とありますが、編集委員会では「会報
掲載規準」に明らかに抵触していると判断したもの以外は掲載しております。4日に他の委員の方々
にもご意見を伺いましたが、『誹謗中傷』に当たるものではないので、とのご意見でした。
ただ、単なる友好団体の活動報告記事の掲載が、あたかも当会が「会として自民党を応援している」
かのような印象を与え、それを「当会の今期の活動方針に反している」と感じられたのであれば、そ
れは『会報掲載規準』の3−1に該当する、と言えるのかもしれません。私は今回のようなご質問を受
けるとはまったく想定しておりませんでしたが、現実にそのようにお感じになられた方々がいらっし
ゃったわけであり、編集委員長としてはそのような見方もあることを認識し、今後の会報編集におい
て参考にさせて頂きたいと考えます。
質問3ですが、当会の目的は「いい国をつくろう」ということであり、「平成維新憲章の理念の実
現」を旗印に掲げています。そのためには、例えば「道州制」のように「これまでの政治システムを
根本的に変更する必要がある」という認識では会員の意見は一致していると思っています。ただその
実現のための具体的な方法論にはいろいろな考えがあります。私は今期そのために、「政権交代の実
現に貢献する」ことを活動方針に掲げましたが、これは当会の歴史において初めてのことであり、現
に総会の際には「特定の政党を支援するのはおかしい」等々のご意見もありました。
『平成維新の会』のころより、いろいろな考えの方が集まっているのが当会の特色です。会員の中
には、渡嘉敷さんの他にも自民党所属の議員の方がいらっしゃいます。
「両方を容認する」会なのか、とのご質問ですが、当会は「その2つを対立する概念とは考えてい
ない会員の方も存在する」会ではあります。
具体的なご質問の後に「筋の通った」とのご指摘がありますが、掲載された記事はあくまで友好団
体の活動報告であり、また訪問も個人的なものです。
今期の活動方針は、12月の運営会議でも再度確認されましたが、現在、会全体の活動としてその方
向性がぶれているとは思っておりません。
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