私は、『政権交代の実現に貢献する』を再び旗印
に掲げて次期代表選挙に再び立候補します。
2期目の今期は、これまでの当会の枠組みを大き
く超えた活動方針を打ち出し、意を決して活動を開
始した途端に、突然の解散があり、具体的な活動を
展開する前に終了のゴングを鳴らされてしまいまし
た。その後は、会の体制を維持することに追われ、
攻めの1年のはずが、守りの1年になってしまいま
した。非常に不本意の1年でした。
小泉政権は、これまでの自民党政権に比較すれば、
確かに改革を前進させたのかもしれません。しかし、
当会が求める「中央集権から地方主権への転換」と
は依然大きな距離があります。極めて異質であった
小泉さんでさえここまでですから、中央官僚に支え
られた自民党政治では、やはり限界があると思わざ
るを得ません。これまでの仕組みを大きく転換する
には「政権交代」が必要であると思います。
そこで再び『政権交代の実現に貢献する』を活動
方針とし、今期できなかったことを含めて、どのよ
うな活動を行えば効果的か、改めて検討し、具体的
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な活動を展開して行きたいと考えています。
また、来期はそれと並行して、『道州制の実現を
推進する』をもう一つの活動方針に掲げたいと思い
ます。
平成維新の会の頃より、当会は道州制の実現を主
張してきました。本年2月の地方制度調査会の答申
で道州制の導入が提言され、マスコミにも道州制と
いう言葉が頻繁に登場するようになりました。いま
非常に機運が高まっています。そして、この好機を
逸してしまうと、道州制の実現は遥か遠くに去って
しまう危険性もあります。
ですから、私は来期は改めて当会としてこの課題
に全力で取り組み、当会としても一つの区切りをつ
けるのがよいのではないかと思います。
以上のように、来期、私が再選された場合には、
『政権交代の実現に貢献する』と『道州制の実現を
推進する』の2つを活動方針とし、1年間の活動を
展開したいと考えております。
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